手描きバティックを作る人たち(1)
手描きバティックはどのような人たちの手によってつくられているか。チレボンのケースを簡単に説明します。
まずは工程別に。
Ketelという生地の下準備は工房の男性職人(通常、染や蝋落としを担当)か外注に出したりします。Ketel専門の職人は自宅で注文を受け作業します。
下絵の製作や、下絵を布にトレースするのはRengrenganやMetoと呼ばれる職人です。デザインは主に男性職人が手掛けますが、トレース担当は女性も多いです。
蝋描きを担当するのは女性職人です。蝋描き作業はisenとtembokに分かれます。isenは細かい文様を、tembokは白場作りと色分けを担当します。
染と蝋落としをするのはほとんどが男性職人です。通常、手描きバティック工房では蝋も調合するので、それらの力仕事も彼らの担当です。
このように手描きバティックを作る工房では工程ごとに専門の職人がいてリレー形式で一枚の布を作り上げているのです。
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