【配色】色の心理効果
どうも、地方公務員のばたやんです!
今回は色彩のお話です。
チラシや資料を作るときに色選びに悩んだことはないでしょうか?
今回は色が人に与える心理効果とどのように色を選べば効果的に相手の心理を動かすことができるのか書いていきます!
🔷色の活用
色は人の”心の動き”に影響を与えています。
例えば、飲み物の自動販売機では商品のボタンが青色や赤色で分けられ、冷たい飲み物なのか温かい飲み物なのかを分かりやすくしています。
このように人間の色に対する心理を利用しチラシや資料では読み手の理解をサポートするのに使われます。
🔷色の3属性
色には色相・明度・彩度というもともと備わっている性質や特徴があり、これを色の3属性といい、それぞれの属性の度合いでその色の特徴が決まります。
色相:赤や青といった色みのちがい
明度:青のなかでも暗い青や明るい青といった明るさのちがい
彩度:色のもつ鮮やかさのちがい、ビビットカラーと呼ばれる色が最も彩度が高いとされる、彩度が0のものは白・灰色・黒であり無彩色と呼ばれる
🔷色の3属性と心理効果
色の3属性それぞれの特性は人の心理に次のように影響します。
・色相の違い
赤・橙・黄は暖色や進出色と呼ばれ暖かいイメージや実際よりも近くにあるように見える
青緑・青は寒色や後退色と呼ばれ冷たいイメージや実際よりも遠くにあるように見える
・明度の違い
明るい色はやわらかいイメージや軽いイメージがあります
暗い色はかたいイメージや思いイメージがあります
・彩度の違い
鮮やかな色は興奮させたり派手なイメージを与えます
くすんだ色は鎮静させたり地味なイメージを与えます
身の回りの色に気を付けてみると意外とこのような心理効果を利用したケースはたくさんあります。
例えばディスティニーランドのシンデレラ城、シンデレラ城の屋根は青色でデザインされていて、これは後退色によって遠くにあるように見せたり、シンデレラ城の真下から見上げた時に実際よりも高く感じさせるためだと言われています。
🔷色選びのコツ
さて、今回は色の持つ心理効果について書いてみました。
色の持つ心理効果を理解して”読み手にどのような状態になってほしいか”を考えながら色を選んでいきましょう。
1ランク上のデザインができるようになることを願っています!
この記事の内容が誰かの力や気づきになれれば幸いです。
それでは、地方公務員のばたやんでした。