読むべき時に出会う
そんな本ってありませんか。ちょうど興味が湧いたことについて書かれた本とか、ちょうどそんな言葉を探していたみたいな文章とか、読むべき時、出会うべき時に出会う気がします。たった今、そんな出来事がありました。
私は元々ヒップホップが大好きで、ラップの曲をよく聴いています。そうすると自分もラップを真似して歌いたくなって、そのうちラップを書いてみたくなって、たまに書いています。そして、元々言語学も大好きで、日本語の韻についてとても興味がありました。興味はあるけれどまだ深く調べてはいない、という段階でした。
で、本の話に戻るのですが、今さっき読み終えた「ことばの波止場」という本に、日本語の韻と英語の韻の共通点や違いについて詳しく書かれたところがあって、驚きました。思わず付箋を貼りました。(読み返したいところは紙付箋を貼るタイプです。)古本フェアで買った本、それも発行が20年以上前の本が、こうして今の私の知識欲を然るべきタイミングで満たしているということが!びっくりぽんです。ご縁があるなあと思いましたし、何か不思議な力が働いているのでは、とさえ思います。
最近は訳あって、時間にゆとりのある生活を送っています。大好きな読書の時間も確保できています。またいい出会いがありますように。今日も一冊買ってしまおうかしら、の前に、積読ちゃんたちのお相手からですね。