山下大輝という声優に私がハマった理由
初めまして、ばたけと申します。普段は主婦をしつつ声優さんをゆるく追いかけているオタクです。主に下野さんが好きでイベントなどに参加しつつ、彼の関わるコンテンツなども追いかけている感じです。特に下野さんの演じていらっしゃるうたのプリンスさまっ♪の来栖翔くんが大好きでそこから声優の山下大輝さんや木村良平さんに内田雄馬くんを応援させてもらっています。
ただオタクの一方的な私感100%の想いを綴りたいと思い立ち、私感しか入っていないお話になってしまうと思いますがここに吐き出させてください。ここからアニメやライブの内容に触れてしまうのでネタバレしたくない方はこの続きは読まないでください。
ここでお話したいのはその山下大輝さんのことです。
うたのプリンス様っ♪では天草シオン役で出演してらっしゃいます。
先日11月の27日と28日の両日にうたのプリンス様っ♪のライブが開催されました。そのライブビューイングに二日間参加してきました。その興奮のまま、これを綴っているので乱文になってしまったら、すみません。
その二日間のライブを通して感じた山下くんへの溢れそうな想いと個人的な私感を吐き出したく、これを書いています。
先日行われたうたのプリンス様っ♪(通称うたプリ)のライブは7thつまりこのコンテンツで行われたライブの7番目に当たります。このライブは声優さん本人が出演するライブになります。私が本格的に声優さんにハマり、うたプリのアニメを友人から勧められて履修した時はちょうど2017年の6thのライブが行われる前でした。その頃はうたプリはライブビューイングがなく、配信ももちろん無くて現地のチケットは入手が非常に困難でした。うたプリはライブが行われた後に編集したものを映画館で応援上映するというスタイルです。そこで現地に行けなかった私は友人とその6thのシネマライブに行きました。
そこで初登場したのがヘヴンズです。私はこれまで翔くん推しで完全なスタリ担だったのでヘヴンズは全く対象外でした。まあ、アニメでは翔くんのいるST☆RISHとは完全に敵対していたのもあると思います。でも嫌いだったわけではなくヘヴンズもライブでるのね!くらいな感想しかその当時はありませんでした。なにしろ彼らに関する情報がとにかく少なくてハマる程ではありませんでしたので。中の人も豪華だなと思いつつ、その当時に下野さんが出演されているダイヤのAにハマり始めた私はヘヴンズの中の人にダイヤにも出演してバッテリーを組んでいた山下くんと内田くんがいることを知り、おお!となったのを覚えています。この二人のコンビが好きだった私は大好きなコンテンツにこのお二人が参加されていて、この2人の絡みが別の作品ですが見られると知って内心テンションが上がりました。それきっかけでヘヴンズというグループに好意を感じるようになっていきました。あの二人が並んでるのが見られるのか〜と心の中で勝手にニヤニヤしたのも覚えております。
そしてシネマライブ当日、友人二人と一緒にペンライトを持ちつつ、その日を迎えました。スタリ、カルナイが曲を披露しつつ、ヘヴンズが初登場。まずそこでやられまして、トークコーナーでヘヴンズのやり取りにニヤニヤしつつ、そこからHE★VENLYPARADEの流れでゴンドラに乗るために移動するシオン役の山下くんをカメラが捉えたんですよ。そこでヘヴポーズをしてくれたんですけどね。それがそのままシオンだったんですよ。もうあのシオンそのまんまの眼差しにやられましたね。
あれは落ちるやつや……。今まで5回やったうたプリライブをかなり上回る時間に散りばめられた楽曲の数々に圧倒され、最後のキャストの方の挨拶の中に込められた思いにシネライ終了後、友人で語り合おうとマックに行ったのですがもう胸がいっぱい過ぎて円盤買おうと互いに呟きながら家路に着きました。
その後、ヘヴンズの単独で出したアルバムをレンタルしてドラマCDを視聴したんですけどその時に知ったのが7人がとにかく仲が良いってことなんですよ。まあアニメの時に同じ寮暮らしってエピソードがあるのである程度は仲がいいとはおもってたんですけど、一見めっちゃばらばらに見える7人なのに何この仲の良さはと思いましてね。ソロ曲やスタリとのデュエット曲を繰り返し履修しながら、6thの時に発表された劇場版の公開を楽しみにしつつ、カルナイの単独ライブにライビュで参戦させてもらいました。スタリのファンミーティングも開催されてたんですけど、諸々の都合で現地に行けなくてこちらもシネライにて参戦しました。
そしてキングダムの公開を迎えました。舞台挨拶回が運よく当たり、友人と見にいきました。いや〜アニメのレジェンドスターの最終回の最後に3グループでライブをやりたいってところで終わっていて、そこを受けての劇場版だったんですよね。その公開前にはその劇場版で新たにユニットを新しく組んで新曲が披露されて。下野さんと山下くんと代永さんがユニットを組んでの楽曲が可愛いに全振りした曲でした。これでもかと挟まれたキュンキュンにええっ!これをあの天草シオンが歌うのかと驚きました。でもとっても楽しそうなキュンキュンやと嬉しくなって。代永さんが演じるナギはもう可愛いを表したような役なのでそのままで下野さん演じる翔くんも普段は男気の人なのにちゃんとキュンキュンしてるし。この3人のキャラの中では背が高いキャラのシオンがめっちゃ可愛いを体現しているんです。これはシオンの新しい一面見られたわと思っていたんです。それがすごく嬉しかったです。
その舞台挨拶でそれぞれのユニット曲の話を語るコーナーがあってカラスパ組の番の時にある収録の時に山下くんがシオンとしてどうキュンキュンを表現すればいいのかと相談してきたとおっしゃっていて。その時にあーやっぱりそうなんだと今までのシオンはどこか至高の存在として位置していた気がするんですよ。独特な台詞回しもあるいわゆる不思議キャラで。そういうキャラ解釈を山下くんもしていたこその6thのシオンくんだったんじゃないかと。シオンはシオンとしてこの曲の可愛さをどう表現すればいいかものすごく考えてくれていたのかとその時に凄くこの方は真面目な方なんだと思った記憶があります。
もうその時はかなりハマっていて、その頃に知り合ったうたプリ好きの方からあんさんぶるスターズを勧められてアニメを履修しました。そこにも山下くんは朔間凛月というキャラで登場しています。これもまた不思議キャラなんですけどでもしっかり男の子してるキャラやなて思ったのが第一印象でした。
凛月のキャラはお兄さんと色々確執があって複雑な過去があるんですよ。お兄さんからめっちゃ愛されてるのに本人はお兄ちゃんを毛嫌いしてて時に辛辣な言葉を発する。そこの詳しい経緯は私はアニメしか履修していないので分からないんですがもうその設定と凛月くんの所属しているKnightsというグループにアニメ終了後にはすっかりハマってしまい、その頃ケーブルテレビでやってくれたあんさんぶるスターズの2ndライブも見ました。こちらも声優さんが歌って踊るライブですKnightsは騎士道がテーマのユニットで楽曲もそれに寄せた形のものが多いです。騎士のように気高いイメージなんですけどそんなKnightsとしてステージに立つ山下くんの歌声は気高さそのものでした。
そこからもう沼にズブズブとハマり、山下くんのキャラソンを漁り、プレイリストを作って毎日聴く日々でした。刀剣乱舞の今剣にツキプロの桜庭涼太やスタミュ3期から登場した春日野詩音やアイドルマスターsideMの猫柳キリオなど、山下くんの演じておられるキャラソンにどんどんハマっていきました。ディズニーの声の王子様でも大好きなディズニーの曲を嬉しそうに歌っているところも本当に素敵でした。
こうして山下くんの色々なキャラソンを聴くきっかけになったのはうたプリであり、ヘヴンズがそのきっかけでした。
そんな時に世の中はコロナになり、7thも延期が発表されました。あの頃はもうしょうがないという思いとこのままイベント自体できなくなってしまうのでは行けない未来しかないのかと落ち込んだりもしました。
そんな2021年春先に山下くんのアーティストデビューの話が飛び込んできました。その話を聞いたのがたまたま電車に乗っている時だったんですがもう声を抑えるのが大変なくらい興奮したのを覚えてます。そこから9月にバースディイベントの発表と怒涛の情報に小躍りしましたが逆に参加するのにめっちゃ悩みました。その頃はまだワクチン接種の予約すらしていない時期でした。でもデビューのしかも単独イベントなんてこの先一度しかないと思い、申し込みして当選。ワクチンも接種してちょうど二週間を過ぎてのイベント。でもまだまだ世間的には感染者が多い状態に直前まで悩んで緊急事態宣言がちょうど解除されたタイミングだったので行くことを決断しました。本当に久しぶりのイベント参加となりました。そのイベントではデビューアルバムから楽曲も歌うことも発表されていたのでこれはもう行くしかないと腹をくくりした。
そこには声優としての山下くんとそしてアーティストとしての山下くんが確かに存在しておりました。キャラを背負うことなく生身の自分自身の声で技術でそれぞれの楽曲を歌い上げる姿が何よりも歌一つ一つに真摯に向き合っている山下くんの姿を目にすることができて本当に感動しました。
その時におっしゃっていて印象的だったのがアーティストデビューの話を聞いた時にどう自分が歌えばいいのか悩んだと壁にぶつかったと話されていました。いつもキャラを背負ってしか歌ったことのない自分ができるのかと。でもそんな今までキャラを通して歌ってきたことも実はアーティストとしてそれを糧に表現できるのではと考え壁を乗り越えたと話してくれました。今まで積み重ねてきたキャラ達から力をもらい、作り上げたソロアルバムはそれぞれ曲のイメージに寄り添い、一つ一つ丁寧に歌い上げていく山下くんの歌がそこにありました。え、これ同じ人が歌ってるんだよね?と思わず疑ってしまいそうなほど曲ごとに歌い方や感情の込め方をこんなに変えてくるなんてという純粋な驚きがありました。
それが山下くんの強みなのだなと思いました。生でファンの目の前でこんなに嬉しそうに何より楽しそうに歌い上げる姿にもう胸がいっぱいでした。
そして秋になってヘヴンズとしての二度目のアルバムが発売されました。CDを購入して早速初めて聴いた時、泣いてしまいました。至高の存在であらねばと歌うシオンがよりエンジェルのすぐ傍に寄り添い、こちらにきて欲しいと願う。より成長し、ヘヴンズの楽曲やデユエット活動の中で柔らかさと強さを手に入れたシオンがそこにはいたんです。
この曲を初めて聴いた時に山下さんがシオンの成長に泣いてしまったと仰っていたのですが、分かります。これは泣けますよ。デビューの頃のどこか頑なな硬い殻に閉じこもっていたシオンがホロリとゆっくり解けていくのをこの曲で山下さんは表現していると私は勝手に感じました。歌声が沁みてくる。まさに私の中ではそんなイメージでした。
そこから程なく先日うたプリの7thライブがメットライフドームで行われました。私は2日間ライブビューイングで参戦しました。延期されてやっと開催される久しぶりのライブ。しかも7回目で初めて生配信にライブビューイングまでしてくれる。まさに今までのうたプリにはなかったことです。それもコロナという時代の流れでやっていただけることになったのはファンとしては大変嬉しいことでした。会場で見たヘヴンズはやっとここがホームになったとMCでおっしゃていて。確かに6thではライバルとしての立ち位置で登場して来てメンバーみんな受け入れてくれるか不安だったと言っていました。そんな彼らが劇場版キングダムを経てプリライをホームと言ってくれる。ヘヴンズファンとしてこれほど嬉しい言葉はありませんでした。彼らを応援していてよかったと心からそう思えたのです。そんなメンバーの中にいて視線は憂いを含みつつ、でもしっかりと手足を生き生きと伸ばして本当に楽しそうに踊って歌うシオンの姿が確かにありました。歌うことが踊ることが何よりもこのステージに立つことに喜びを感じているシオンがそこにはいました。山下くんがそれをちゃんと表現してくれていたんです。その姿を見ることができてもう胸が高まりすぎてしまい、これを書くに至ったのです。
ここまで長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。うたのプリンスさまっ♪で天草シオンを知った方、全く知らないという方も少しでも山下大輝さんの歌う歌ってどんな感じと思われた方はぜひ彼のデビューアルバム「hear me?」を聴いて欲しいです。
10年間声優として歩んできた山下大輝の魅力がこれでもかと詰まった素敵なアルバムになってます。
これからも彼のキャラソンも自身の歌もどちらもいつまでも聴いていられますように。
ばたけ