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ウィルソンテソーロが王者に肉薄できた理由【馬体で振り返るチャンピオンズC】

割引あり

JRA平地GⅠ史上初めて、1~3着馬が2年連続同一となったチャンピオンズC。

ただし、1着レモンポップと2着ウィルソンテソーロの着差(23年1馬身¼→24年鼻差)は縮まり、2着ウィルソンテソーロと3着ドゥラエレーデの着差(23年首差→24年1馬身½)は広がりました。

前半1000mのラップがほぼ同じで、レースの質に大きな変化はなし。勝ちタイムは0秒5速くなりました。ダートの含水率が違いますから単純計算はできませんが、昨年よりレベルが上がった一戦といえると思います。

昨年以上に素晴らしい逃げを打ったレモンポップの坂井騎手に「鬼のような気配」とまで言わしめた、ウィルソンテソーロの追い込み。
連載中のnetkeibaTV「好調馬体チョイス」でも解説しましたが、〝別馬〟のように進化した馬体が生み出した鬼脚でした。

画像を見ながら解説していきます。

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