日記(でかけたり)
昨日は出かけた。西荻窪のササユリカフェで行われている馬越嘉彦展を見に行った。
まず上井草に行ってから、歩いて西荻窪まで行った。
上井草で降りたのは初めてだったが、よくある西武新宿線の駅前風景だった。サンライズのスタジオとかは駅前には無いらしい。
有名なガンダム像。思いのほか造形が悪く、いみわからんポーズしててかっこよくないが、「駅前にある古臭い彫刻」って感じの趣きになっていて、空間とは調和している気がする。
西荻窪にいたるまでの道のりはまさに住宅街って感じで、さしたる見どころはなかった……ような気がする。まあそんなに時間があったわけではないのでちょっと急いでいたのもある。
とある大きな交差点を越してから地名が荻窪になった。そうすると家並みがちょっと古くなって、分譲の集合住宅よりも建売の立派な家が目に付くようになった。そしてちょこちょこと小じゃれた書店や現代美術家が個展をやるタイプの画廊などが発生するようになる。そこであぁ中央線エリアに入ったのだなあと感じる。
駅間を歩いていて楽しいのはこうしたエリアの境。都心の中心部は雰囲気が道一本川一本でガラッとかわるので明確におもしろいが、こっち側のぼんやりした境の感じもおもしろかった。
という感じで所要時間30分くらいで西荻窪についた。雨降ってたのでわりと大変だった。
ササユリカフェという場所は近年ではよくアニメスタイル(アニメ制作にフォーカスした不定期刊行の雑誌)とコラボした原画展をよくやっているのだが、今回はじめて行った。
久々にアニメの原画展を見に行ったが、やはり馬越さんの絵はパワーがあって見ごたえがあった。(撮影禁止だった。)
生原画の数は大したことなかったが、コピーされた大量のラフデザインや、パラパラできるように綴じたレイアウトのコピーなどもあってよかった。「キャシャーンsins」のレイアウトがマジでかっこよかった。馬越さんと言えば荒木伸吾さんの後継者という言い方がよくされるけど、手足の描線は荒木さんよりもセクシーだと思う……まあ神と神は比較できるようなものではないが。
馬越嘉彦:アニメーター。「おジャ魔女どれみ」シリーズ、「ハートキャッチプリキュア」、「キャシャーンsins」などのキャラデザなどで有名。
荒木伸悟:伝説のアニメーター。故人。「巨人の星」の有名なホームラン作画などのアクション、「グレンダイザー」などで美形キャラを作った人としても有名。
そのあと文具店でかわいい塗り絵を買ったり、池袋のゲームセンターミカドに行って二人で往年の脱衣麻雀をして競ったりした。
200円で数十分あそべたので脱衣麻雀はコスパがいいな。麻雀に勝つよりも脱衣させるためのミニゲームの方が難しかった。サムネの海底撈月は麻雀の役名です。名前のわりにショボいことで有名。
だらだら書いていたら二日経ってしまったので13日の日記も残しておこう。
まえまえから小説を書こうと思っていたが、いい感じに重い気持ちになって短編小説の案が浮かんだので書き始めてみた。
しかし小説というのは描写の文量が難しいですね。詳細に説明するかさらっと説明するかの選択はできても細かい芸当が出ない。投手で言えば球種が速球とスローボールしかない感じ。まあ数をこなしていけばある程度は身につくのかな……。
11月のコミティアに申し込んだ。今年の4月に書き出して放置している漫画、もしくはなんかSF漫画を出そうと思います。こんかいは高い頭身でいきたいな。まあそんなところです。
にょ