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日記(両利き練習、NHK第二)

 最近両利きになるための練習をしています。

 前にも「両利きカッコイイなあ」と思って練習して途中で挫折したのですが、前回のコミティア(11月の134)と今回のローラちゃんねるの作業中、酷使無双した右手の腱鞘が悲鳴を上げるという事件が起きました。動かなくなるようなことにはならなかったのですが、「これはマジで両利きになって分業する必要があるぞ」と思ったので、ちょくちょく練習しています。

 で、先々週くらいに描いた絵がこちら。ボールペンで描かれたキャラは右手で描きました。今なら左手で描けそう。

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 練習ということで幾何学的な図形(三角形など)を多く描きこむ形にしましたが、ガタガタな線が逆に有機的な感じがして逆にいい絵になってないか?と思います。

そのあとはキャラ絵をちまちまと描いた。

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次、数日前に太い三角形の「かきかたえんぴつ」を使って描いた絵。持ちやすくてうまく書けた。

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で、そろそろデジタルで本作業を見据えたトレーニングをするぞと思って昨日描いた模写がこれ。

アスカ

筆圧がうまく使えなくて、線がガタガタですね…。ただ、アタリをがんばって取ったので全体のバランスはとれていると思う。手がヤバイけど、手は右手でも描けないからな…。

 ちなみに元にした絵は惣流アスカラングレーでグーグル画像検索するとそれなりに上位に出ると思いますが、それを今日右手でもざっくり模写しましたので参考までに。

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 目の感じの再現に結構失敗しているんだけど、まあとりあえずこんな感じでしたよ…ということで。

 しかし塗りつぶしツール使っても両利きトレーニングとしては微妙だなと思ったのでさっき塗りつぶしなしで描いた初音ミクがこちら(模写ではない)。

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なにも見ずに描いたので色がいろいろおかしい。まあいっか。

 あと今日日記的な文章を書いてみた。慣れない手で書きながら文章を考えるというのはとてつもなく難しい。読む必要はないですが、読むとコミティアとは~みたいなことを訳知り顔で語っています。まあ実際はエアコミティアじゃやる気が出ないというだけなのですが。

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 ちなみにこうした練習絵はTwitterでは練習アカウントで後悔しております。


 なんとなくの感想

 最初は練習しようと思っても全然うまく書けないことにイライラしますが、徐々に慣れていきます。どういう慣れかというと、「書けない」ということに慣れるということです。「右手と同じように書けるはず」という脳の思い込みがなくなって、「ろくに線も書けない」ことが基準になっていきます。

 で、そこから徐々にうまくなっていくのですが、子どもが字や絵の書き方を学ぶよりはるかに速いスピードではあるので、なろう系みたいな楽しさが発生します。数日間で丸も描けなかった我が子が今日はまがりなりにもキャラを描いているぞ!ってなる。

 はじめて絵が上達したときの喜びを追体験できる感じがするのもよい。まあそんな振り返れるほど今もうまくないだろって感じでもありますが。


 これはちょっと関係ないのですが、ガタガタな線でもアタリ取ったら全体の構図は取れたというのはなかなかな発見だった。ということは子供でもアタリ取ることを覚えればしっかりした人体描けるんじゃなかろうか。

 あとこの記事のサムネも左手で描いたのですが、いつもと大差ないですね。これからは左手で描こうかな。


日記

 アスカの模写とかしながらNHKラジオ第二を聴いてみたのですが、めちゃくちゃ面白かった。古典とか仏教とか祭の音、私が興味をもっていることばっかりやっていた。聞き逃し配信もそれなりに充実しているし、素晴らしい。

 特に「この音で訪ねる時空旅」という番組はオススメです。ヨーロッパ企画の人と大学の民族音楽の先生が各地で採取された伝統的な音をコメンタリー的に聞くというものですが、とても良い。ラフな感じなんだけど、テレビの番組ほど茶化さない感じがちょうどいい。というか出てくる島添貴美子先生と言う方のノリがいい。

 リンク先は聞き逃し配信ですが、記事公開時点では今日の「楽器としての弓」はまだ無いようです。



にょ