イスタンブール旅行記 day4 アジアエリアをぷらぷら
今日の朝食はこちら。
昨日アジア系の客が温かいパンは無いかと聞いていたからか、今日はチーズをのせて焼いたパンが出てきた。
ヨーグルトは酸味が強めで、とてもおいしい。
今日はイスタンブールの東側アジアエリアを散策したが、ここにきて初めてイスタンブール好きかもと思えた。
正直1日目から、街がうるさすぎて、もう毎日へとへとだったんだけれども、それもずっと観光地にいたからであって、地元の人たちが集まるエリアに行ったら、なんか少しほっとしました。
ちなみに、イスタンブールの街をざっくり図解するとこんな感じ。
新市街はヨーロッパ風の建物が多くてきれいな感じ。アーティストが小さな手芸店を開いているような場所がいくつかある。
新市街から橋を渡って南へ行くと、旧市街。ここにトプカプ宮殿やアヤソフィアなどの観光スポットが集まるエリアがある。旧市街の南のほうはちょっとディープなエリアで夜は歩くと怖いだろう。昼間もちょっと目つきの悪い人たちがうろうろしていた。
アジア側に行く前にふと思い立ってイスタンブール国立考古学博物館に行った。
イスラム教が出てくるずっと前の紀元前の彫刻や装飾品がずらーり。
トルコ西側の海岸には、ギリシャやローマ時代の遺跡がたくさん残っているみたい。
目玉は、古代ギリシャのアレクサンドロス大王の石棺!!
当時の人たちは死後の世界があると信じていたから、できるだけ良い家?宮殿?に入れてあげようということでゴテゴテの装飾になったらしい。
展示に、イスラムの話が出てくるかと思ったら、ローマで話が終わっていた。なんだ。
そういえば、私が昨日訪れたアヤソフィアは、2022年にモスク化していて、それまではキリスト教徒イスラム教どちらでもない中立を保った宗教施設であったらしい。
首相エルドアンの政治的?決定でイスラム教の施設になったようだ。
昨日は、女性が街にいないと言う話をしたが、若い女性は働いてるし、街に出ている。両替所にもいたし、博物館の受付、カフェにもいた。
でも、お茶の席で女性は全く休んでいない。カフェは男だけの文化なの?
昼過ぎ対岸のアジアエリアへ。
ボスポラス海峡には橋がかかっているし、船も通っているし、地下鉄も走っている。
今日はメトロでボスポラス海峡を越える!
イスタンブールで初めて電車に乗る。
イスタンブールカードと言われるICカードを買ってチャージをしないといけない。
イスタンブール内の電車、メトロ、バス全てで使える。
切符はあってもいいと思うけどなぁ。
ちなみに、カードを返してもお金は返ってこない。
改札を抜けて、ホーム行きのエレベーターに乗ったら、まさかの地下9階ボタン…!!そんな潜るの?!ちょっと怖い。
帰りはエスカレーターで地上に上がったんだけど、渋谷を通るなんとか線よりも何倍も長いエレベーター。速さも半端なかった。
駅の表示。水色部分は深さを表しているんだと思う。
海峡横断トンネルの建設には、日本の企業も関わったらしい。トンネルを掘るときに、いろんな遺物が出てきたり、おそらく従業員がイスラム教徒だったりでなかなかスケジュールが思い通りに進まないと言うこともあったらしい。
https://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/201412/201412_03_jp.html
車内でハーモニカの音が聞こえてくると思ったら、小さい女の子とそのお母さんが物乞いをしていた。
アジア側に到達!!
今までの観光地と違った雰囲気。ほぼ地元の人たちだと思う。とても元気な町。観光地の変な高揚感から離れて私も落ち着いた〜〜。喧騒は変わらないんだけどね。日本の都心のどっかと雰囲気が似ているかも。
商店街は、旧市街のバザールよりも押し付けがましくなく、お値段も割安、お土産買うのにうってつけだった。新鮮な野菜に魚、肉、チーズ、乾物、スパイスなんでもござれ!!見てるだけで楽しい。オリーブもこんなに種類があるんだ。たまげた。
ちなみに今日買ったお土産たち。
ハーブのお店とお菓子のお店に寄って購入。
トルコの伝統的なお菓子はロクム。
見た目、全く興味を惹かれなかったけど、試食で食べさしてもらったら、ナッツや果物の素材の味がちゃんとして、モチモチしていてとてもおいしかったので、会社用に買いました。
お茶とコーヒーを買ったので、あのかわいいコップを買うかとても迷っている。
この街には、若者がやっている小さい本屋やレコードショップがあったり、いいものなんだかガラクタなんだかよくわからない寄せ集めが売っているアンティークショップがあったり、自由でとっても楽しい街。
ちなみに今日もお世話になったよ!
ロカンタ!
うまいんだけど、何が入っているのかよくわからないスープと牛肉とジャガイモがゴロゴロ入った茄子の包み焼き。
そして、初めて飲んだトルココーヒー。
どこまで飲み続けていいのかよくわからず、最後ドロドロのコーヒーの粉も一緒に飲んで苦!!!上澄だけすすればいいのね。
そして今日は2泊3日させてもらった宿にお別れ。オーナーは日本大好きな人だった。受付で私と会うと、My Best Friend!!とニコニコ話しかけてくれる。
オーナーが、昨日の夜、私がホテルに帰ってきたタイミングで、3杯もチャイをご馳走してくれたんだけど、トルコに来てから人をあんまり信用していなかったのでチャイでもぼったくりられるのかと警戒していたら、ノーノーノーと笑われた。
ほんとに人を信用できないのが悲しい。
ボスポラス海峡を背景に歌う人。
トルコの歌のメロディーは悲しい…?