今日は一日Poznan
現在(ポーランド時間3/11 10:00)、ポズナンを出て、ベルリンへ向かうバスで移動中。
昨晩泊まったホテルのWi-Fiが全く機能せず、投稿できませんでした。
↓、昨日の記録になります。
Dzień dobry!
ポーランド語でこんにちは、だそうです。
ポーランドには1週間半ほど滞在していますが、未だに、こんにちは、すら覚えられていません。ターク!ターク!(Yes)くらいは言えるかな……。
さて、予告では今日の昼にベルリンに到着するはずだったのですが、なんと切符が売り切れ。電車もバスもダメで、選択肢なし。チケット売り場のおばちゃんに無表情で「full.full.full.」と連呼されたの、刺さったなぁ……。
Oh no!!!!
そろそろ、先を読んで行動しても良い頃かと自分でも思うのですが、学習してませんね。まだ読みが甘い、というか、全く読もうとしていない。朝から自分への苛立ちを抑え切れません。
仕方なく、明日のバスをとることに。幸い、朝の便が数席空いていました。それでも、ほんの数席です。本当は、私なんかが一枚でもチケットを買ったら、乗れなくなる人だっているはず。歩きで行こうかとも一瞬考えましたが、さすがにここからベルリンは遠いわ。
……というわけで、ポズナンに、もう1日滞在することになりました。これも何かの縁だ。ちゃんと屋根のある宿に泊まれるんだから、こんなに幸せなことはない。
さて、ポズナン、ポーランドの印象がガラリと変わる街です。
どことなく旧共産主義圏を思わせるような雰囲気がありつつ、レンガ作りの古い街並みも残しつつ、モダンでちょっと変わった建物も混在して、不思議な街です。
青空バックの影響もあるせいか、街全体が輝いてみえる……。
そして、これは私の心境が原因かと思うのですが、街を歩いているとここは日本か…?と錯覚するような景色もありました。
この川なんか、多摩川にしか見えなくて……
日本に帰りたいあまりの幻覚だったのでしょうか。景色というより、雰囲気かなぁ。なんだかすごく落ち着きます。
ポズナンの街も、大戦時にひどく破壊され、ほぼ一から建て直したという歴史があるそう。
広場に面する建物がカラフルなのは、謎です。
教会。
ウヒャ〜〜。ドイツでも、すんごいの見てきましたが、こちらの教会もなかなか。
なぜ、外壁がサーモンピンクなんだ。外装と内装のギャップも、すんごいです。
こっちもピンク。
そして、今日はちゃんとした昼食。ポーランドはおそらく今日で最後なので、伝統料理を頂きました。
具なしのボルシチ(多分…)
ソーセージの出汁??塩気かなりあり。
ポーランド風トンカツに、玉ねぎの酢漬けソテー、じゃがいも。
無骨ですねー。
スープもそうですが、酢をよく使うのかしら。
有難いことに、パワフル料理も食べられるくらい、元気にはなっています。
しかし、量が多いことには変わりなし。
歩いて消化しよう、と、町外れの公園へ向かいます。
途中、楽しい楽しい屋外市場。
そして、公園にたどり着くと、入り口付近には墓地が。
先日、長崎佐世保の海軍墓地を見てきたのですが、そこに比べると開放的な感じです。地元の人の散歩ルートにもなっているよう。
ここに、墓の詳細が載ってました。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Park_Cytadela
せっかくなので、軍事博物館にも入ってみました。
ヨーロッパ兵士の装備は充実してますね。日本のそれがどうだったのか、詳細は知りませんが、そんな印象を受けました。
ポズナンは、第二次大戦時、ソ連とドイツによる激しい戦いが行われた街だそうです。
ポーランドは大きな国という印象がありましたが、より大きな国の板挟みになって揉みくちゃにされた歴史があったのですね。
これまで義務教育で、当たり前のように人間同士の殺し合いの歴史を勉強していましたが、それが実際どういうものだったのか、最近まで、ちゃんと考えていませんでした。
ここ数日、ロシアの猛攻撃のニュースと実際に目の前で国を追われた人々が途方に暮れている様子を目の当たりにし、やっと自分の中で戦争とは?ということの手触り感が出てきたような気がします。少数の人間の私利私欲(?)のために多くの人間が犠牲になるのは、おかしいですね。本当におかしな話ですね!!
公園からの帰り道、見つけたプーチン。
ズタズタにはされていませんでした。
ということで、久々の街歩きレポートでした。
コロナ撃退グッズも買ったことだし、良い方向には向かっているでしょう。
解毒と、免疫力向上…(笑)
ついでにこんなのも。
それでは!明日こそはベルリンに着けることを祈って。
それから、
日本時間では、3月11日ですね。遠くからにはなりますが、黙祷を。