志村正彦と富士吉田

富士吉田市をとにかく歩いた フジファブリック志村はここに住んでいたのか どこかしこも志村がいたような気配がしてしまう 富士山や山々を見て何を考えていたのだろうか 人が歩いていない道を1人で歩いていたのだろうか お気に入りの吉田うどんのお店があったんだろうか そして富士吉田市民会館に立ちたいと毎晩夢を見ていたのだろうか 上京してから志村は故郷である富士吉田市をどのように思い返していただろうか 志村が上京したての頃つくった『茜色の夕日』を聴きながら富士吉田市を練り歩く 志村は死の直前に何を思い出したのだろうか 富士吉田市民会館からは立派な、とても立派な富士山が見えた

茜色の夕日眺めてたら
少し思い出すものがありました
晴れた心の日曜日の朝
誰もいない道 歩いたこと
茜色の夕日眺めてたら
少し思い出すものがありました
君が只 横で笑っていたことや
どうしようもない悲しいこと

フジファブリック『茜色の夕日』

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