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戦術的ピリオダイゼーション理論 その1
※この記事は、もともと10年前に書いたもの。戦術的ピリオダイゼーションについて当時の少ない情報のなかで自分なりにまとめたものなので、解釈に少し違う部分があるかもしれません。。
◆戦術的ピリオダイゼーション理論
この理論は、難しい、かつ日本では資料がとぼしい。だから「こんな感じかな?」くらいにしか理解できていない… いろんなところから集めた情報を自分なりに整理しただけなので「これが戦術的ピリオダイゼーションだ!」ってことは言えない事を前提に。
■戦術的ピリオダイゼーションとは
そもそも、サッカーの理論です。現在レアル・マドリーの監督ジョゼ・モウリーニョがポルトガルのポルト大学ヴィクトル・フラーデ教授の理論を元にして考案した理論らしい。 一番衝撃的なのは、フィジカルトレーニング(単なる走り込み等)を否定しているところ!
モウリーニョ曰く
「ピアニストはピアノの周りをぐるぐる走らない、サッカー選手も同じだ。」
とのこと。
簡単にいうと
「サッカーが上手くなりたいならサッカーをしろ」
これが戦術的ピリオダイゼーション理論のコンセプト。言われてみれば当たり前のこと。これを難しい理論で説明している。
■サッカーの定義
「サッカーが上手くなりたいならサッカーをしろ」じゃあサッカーとは何か?
「サッカーとはカオスでありフラクタルである」
この最初の段階で“カオス”と“フラクタル”っていう難しいものが出てくるのがこの理論のとっつきにくさ… この後、カオスとフラクタルを軽~く(それでも難しいかも)説明。
つづく…