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関女(カンジョ)1部でOGが一番多いのは!?桜花?それとも岐阜女子?
昔、Twitterでフォロワーが2万弱いたことがあって、そのアカウントはもう使ってないんだけど(いろいろと気配りとかめんどくなって……)、そのときに考えた面白いネタをnoteで再びやってみたい。
🏀カンジョに多いのは桜花学園OGか岐阜女子OGか
関東大学女子バスケットボール連盟、通称「カンジョ」は1部から4部まで分かれていて、最高峰である1部には現在(2022年10月時点)のところ、以下の10チームが所属している。
東京医療保健大学
白鴎大学
拓殖大学
早稲田大学
筑波大学
日本体育大学
専修大学
山梨学院大学
桐蔭横浜大学
松蔭大学
そして、現在、大会中の「第72回関東大学女子バスケットボールリーグ戦」の公式パンフレットを参照し、上記10チームに記載されている選手の出身高校を調べてまとめてみた。
なお、Google先生にも聞いてみたんだけど、出身高校が分からなかった選手が12人いた。誠に申し訳ございませんm(_ _)m
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その上で、ランキング形式にしてお届けしたい。
🏀ランキングTOP1〜TOP13
まずは、トップ13から!
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1位は同数で桜花学園と岐阜女子の16人だった。
それぞれの内訳を見てみよう。
桜花学園OGは以下のとおり。
東京医療保健大学:4人
白鷗大学:4人
早稲田大学:4人
山梨学院大学:2人
筑波大学:1人
桐蔭横浜大学:1人
岐阜女子OGは以下のとおり。
東京医療保健大学:5人
筑波大学:1人
日本体育大学:4人
山梨学院大学:3人
桐蔭横浜大学:1人
松蔭大学:2人
やはり、この2校のOGは強い大学に進学しているよね。大学に行かず、そのままWリーグに入る子もいるのだが。
なお、東京医療保健大学は桜花学園OGと岐阜女子OGが合計9人。また、白鷗大学と早稲田大学には岐阜女子OGが0人。このあたりが特筆すべき点だろう。
3位は関東屈指の強豪校・昭和学院だ。13人のOGを1部に送り出している。内訳は以下のとおり。
東京医療保健大学:1人
白鷗大学:1人
早稲田大学:1人
筑波大学:1人
専修大学:3人
山梨学院大学:2人
桐蔭横浜大学:1人
松蔭大学:3人
1部で昭和学院OGがいないのは拓殖大学と日本体育大学のみ。満遍なくOGを排出する鈴木先生はさすがだなと👏
4位は同数で千葉経大附と小林の7人。千葉経大附は関東だが、小林は九州・宮崎県の高校だ。それでも7人のOGがカンジョに来るのだから優秀な選手が育つ高校なのだろう。
次いで、6位は同数で東京成徳(東京)・足羽(福井)の6人。
8位は同数で精華女子(福岡)・札幌山の手(北海道)・八雲学園(東京)・桐生商業(群馬)・開志国際(新潟)・大阪薫英(大阪)の5人。
やはり、インターハイやウインターカップでよく名前を聞く高校が多い。大阪薫英は大阪人間科学大学という附属があるにもかかわらず、5人のOGがカンジョに来ている。
🏀ランキングTOP14〜TOP18
それ以降は以下のとおりだ。
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関東圏の高校が多いなか、筑波大学に4人のOGがいる千種(ちぐさ)は愛知県の進学校だ。
そのほか、福大若葉(福岡)・長崎女子(長崎)・郡山商業(福島)・浜松開誠館(静岡)・とわの森三愛(北海道)・安城学園(愛知)・四日市商業(三重)・常葉大常葉(静岡)と関東圏外も少なくない。
特に、東海地方から進学するOGが多いと言えるだろう。
🏀最後に
「強い大学には、強い高校のOGが多いな」
そんな感想を持つかもしれない。でも東京医療だって初めから桜花や岐阜女子のOGが多かったわけではないことは念のため言っておきたい。3部から2部昇格、2部から1部昇格と、少しずつ結果を出して強くなるにつれ、強い高校から人が集まるようになるのだろう。
ちなみに、東京医療が初めて1部に昇格した入替戦で対戦し、敗れたのが國學院大学だった。
それと、ある程度「この高校からはあの大学に行きやすい」というルートが確立しているのは確かだろう。
「自分の高校は、どの大学にルートがあるのだろう?」
「あの大学に行きたいのだが、高校はどこに行くといいだろう?」
そんなことにも役立つのではないかと。