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月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」で、noteで読んだことが実践されていた件

先日、以下の記事を読んだ。

とても興味深かった。
とても興味深かった。

2度書いてみた。本当にそう感じたからだ。

私はよく、俳優の配役を見て犯人を当てる。「こんな端役をこんな有名な俳優が演じるわけない、この後に何かある。きっと……犯人なのでは?」というロジックである。いわゆる邪道と言われる姑息な手段だ。

一方、先に紹介した記事では、人物の動きと配置から犯人を推察するというものだった。映像の世界では、時間の経過は左から右への移動で表現されるのだという。

テレビゲームのスーパーマリオは、常に左から右に進んでいく。カレンダーの日付も左から右である。このように、特に西欧文化においては(明治以降、西欧文化の影響下にある日本も同様)、通常、時間の経過は左から右への移動で表現される。
  人物の位置を見ればミステリーが解ける!?配置と動きの効果
https://note.com/lawrence/n/n3b222e7fa47b

だから、観ている人は右から左に移動する人物に違和感を覚え、マイナスのイメージを持つのだという。右から左に、時の流れに反した動きを見せた人物が犯人なのだ。

以上が「動き」についてだ。なるほどな、確かに!と思ったものだ。

次に、縦の配置で上(奥)にいる人は力のある人物なんだという。映像を観ている人に、無意識にそう思わせるのだそうだ。

人物が横の関係でなく、縦の関係で配置された場合、上にいる人物の方が、そのカットにおいて力のある(支配力が強い)人物である。これも、観客に無意識にそのような印象を与える。
 人物の位置を見ればミステリーが解ける!?配置と動きの効果https://note.com/lawrence/n/n3b222e7fa47b

だから、上(奥)にいる人物が犯人であることが多いという。以上が「配置」についてだ。細かいところまで考えられているんだな〜と感心したものだ。

そうして本日(2022年1月24日)、月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」3話を観た。内容を細かく書くとネタバレになるので、ピンポイントでいく。

主役の菅田将暉が、本当の犬堂 我路(いぬどう がろ)を見破るシーン。まさに、前述の「動き」と「配置」が実践されていた。

偽物が右から左に移動し違和感を与えつつも配置は下(手前)。そして本物は移動しなかったが配置が上(奥)だった。

先に紹介した記事を思い出し、「おおぉ〜〜!!」となったのだ。映像の「動き」と「配置」のことなんて知らなくても全然生きていけるんだけど、なんか知ってて良かったと思った。

今度は邪道で犯人を当てずに、映像のセオリーから当ててみたい。



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