
Wリーグの入場者数ランキング(2018-19〜2023-24シーズン)

2025年2月22日・23日に、Wリーグフューチャーの首位攻防戦、東京羽田ヴィッキーズと三菱電機コアラーズが行われた。決戦の地は大田区総合体育館だ。
残り3試合で、東京羽田が2連勝するとフューチャー優勝、プレミア自動昇格が決まるとあって熱戦が予想された。そんな中、東京羽田の千葉選手が"満員チャレンジ"と題して、多くの来場を呼びかけた。
折しも、プレミアの試合は首都圏で行われておらず、かつBリーグもバイウイーク中とあって、多くのバスケットボールファン、チーム関係者、友人知人までもが足を運んだ。

発表された入場者数は、なんと3,193人!あとで詳しく見るが、おそらく大田区総合体育館で行われたWリーグの試合で最多の入場者数だ。素晴らしい。会場にいたが、本当に素晴らしい光景、雰囲気だった。
そして、その中でいかんなく実力をぶつけ合う両チーム。試合も素晴らしいものだった。
胴上げから逃げるHC、捕らえる選手たち😂
— W LEAGUE(Wリーグ) (@wjbl_official) February 23, 2025
東京羽田ヴィッキーズ、歓喜の胴上げ🙌🙌🙌@VickiesStaff #大樹生命Wリーグ#Wリーグ pic.twitter.com/KfAqIfzHP5
🏀Wリーグ入場者数ランキング(2018-19〜2023-24)
Wリーグが毎年発表している『W LEAGUE SEASON REPORT』を元に2018-19シーズンから2023-24シーズンの入場者数をランキングしてみた。
第20回SeasonReport
https://www.wjbl.org/static/topics/21st_pdf/190408_seasonreport_20th.pdf
第21回SeasonReport
https://www.wjbl.org/static/pdf/annualreport/19_report.pdf
第22回SeasonReport
https://www.wjbl.org/static/pdf/annualreport/20_report.pdf
第23回SeasonReport
https://www.wjbl.org/static/pdf/annualreport/21_report.pdf
第24回SeasonReport
https://www.wjbl.org/static/pdf/annualreport/24th_SEASONREPORT.pdf
第25回SeasonReport
https://www.wjbl.org/static/pdf/annualreport/25th_seasonreport_sm.pdf

東京オリンピックで銀メダルだった女子バスケは、追い風が吹き、コロナ禍を経て入場者数は増えているようだが、それでも最多で7,000人程であり、1万人に満たない。Bリーグと比べると……いや、やめておこう(汗
さて、大成功に終わった"満員チャレンジ"だが、上記ランキングで見ると18位にランクインしてくるだろう。この先、2024-25シーズンのプレーオフがあるので、暫定ではあるのだが。
富士通やENEOS、デンソー、トヨタといった人気チームがいない中で3,000人超は本当に素晴らしいと思う。千葉ちゃんすげーよ!
千葉選手主導の #満員チャレンジ ✨️
— W LEAGUE(Wリーグ) (@wjbl_official) February 25, 2025
試合後に、その結果をご本人に伺いました👀@ciaaaal0804 @VickiesStaff#Wリーグ#大樹生命Wリーグhttps://t.co/VYUy7hLewM pic.twitter.com/tQxAHs1yW6
🏀レギュラーシーズンでは5位の入場者数!
次に、プレーオフを除くレギュラーシーズンのみでランキングしてみよう。

プレーオフでも4,000人に満たないときがある中で、5,000人弱というのはすごいなと。4位までは全部トヨタの試合なんだよね。西日本ではトヨタが強いのかな。
んで、今回の入場者数3,193人は見事に5位にランクインする(暫定)。千葉ちゃんすげーよ!(2回目)
「本当に最高のチームメイトだなって実感しました」
— W LEAGUE(Wリーグ) (@wjbl_official) February 25, 2025
試合後にWフューチャー優勝の想いを語った本橋選手。
日本代表を経験し、チームを引っ張る姿は多くの人の心を動かしました❤️🔥@nako_motohashi @VickiesStaff#大樹生命Wリーグ#Wリーグ pic.twitter.com/yKekatoifa
そして、大田区総合体育館で行われたWリーグの試合に限ると、おそらく最多記録なのではないかと。そう考えると、素晴らしい試合を現地で観ることができ、幸運だったと思う。特に予定はなく、チケットも買えたのだから。
🏀まとめ
結局、2試合とも会場で観たのだが、なんかみんなで盛り上げている感があって、すごく居心地のいい空間だった。両チームはガチで試合しているんだけど、なんというかピリピリした雰囲気ではなくて、適当な言葉が見つからないので誤解を恐れずに言うと、文化祭、学園祭のような雰囲気というのかな。
その空気を作り出していたのは、2つ要因があると思っている。
1つ目が、お互いにリスペクトし合った上での応援コールだ。両チームの応援は熱烈なことで有名で、コールリーダーがいるのも周知のことかと。相手が出てくるところでは、自分たちはちゃんと引く。暗黙のルールみたいなのは、しっかり守っているのが良かったよね。
試合後のエール交換。
— W LEAGUE(Wリーグ) (@wjbl_official) February 23, 2025
会場を埋め尽くし、エールを送った両チームのファンが互いを称え合う👏👏@VickiesStaff @koalas_1956#大樹生命Wリーグ#Wリーグ pic.twitter.com/ul1Zfy3f2L
2つ目は、その空気感を作り出すために先導してくれたMCのMOJAさんの存在だ。東京羽田のホームゲームなのだが、三菱にも同じくらい大きな声で選手を呼んでくれる。あれが本当に好きなのだ。
今シーズンから13シーズンぶりに再開されたWリーグの2部制。
— MOJA(LIONHEAD) (@MOJA3188) February 24, 2025
2部スタートのヴィッキーズは1位通過で1部への自動昇格を目指してシーズンを戦ってきました。
そして昨日の大一番の決戦で見事勝利して1位通過を確定させ、来季は1部のWプレミア‼︎
おめでとうございます‼︎#東京羽田ヴィッキーズ pic.twitter.com/ZaHSgHgK5J
さあ、プレミアに上がる東京羽田。この先も入場者数を増やすことはできるのだろうか。乞うご期待!
