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仕事の楽しさは自分で作るもの
最近、仕事で生産者さんのところに撮影に行っているんだけど、先日行った取材で自分の行動が仕事に対して少し積極的になったので、その話を書いてみたいと思う。
行った取材先は有名なねぎを栽培しているところ。
そこに取材に行ったんだけど、その日は雨で室内作業のところを撮影することになった。
農場を経営している社長さんは、スタッフの人が言うほど、厳つい話し方をする人だった笑(口が悪いでしょと言っていた笑)
僕自身強い言葉を使う人と話す時は、どうしてもパワーを使ってしまう。要するに苦手意識がある。
社長さんと取材の話を進めていると、「ここのねぎ食べたことあるか?」と聞かれた。
取材に来るなら当然食べて来てるよな。と言わんばかりに。
これは完全にこっちが悪いのだが、食べていなかった。多分食べたことあるけど、覚えていなかった。
そして、怒られた。笑
笑。をつけたのは、周りのパートの人たちは、笑いながら作業していたので、本気で説教みたいに怒られたわけではないという意味。
その日は、「これ持って行け。食べてから明日来い。」と言われて、そこで育てているねぎをいただいて、その日は帰った。
帰ってから、そのねぎを料理して、動画も撮影した。たしかに美味しかった。
そこからまた動画の編集作業をしたり、明日の取材を内容を考えたりしていたけど、明日またあそこにいくのか〜と少し憂鬱だった。
なにか楽しめる方法はないか、5分考えて閃いた。
「そうだ、今日食べたねぎの感想を手紙で書こう」
文章だけではなんか恥ずかしかったので、写真も添えて手紙を書いた。
生産者の方が知りたいのは自分の作った食材を食べた人の感想だと、相手の立場になって考えたらそこにいきついた。
あと、手紙を渡したら、自分はここまでしたから、強い言葉を言われても、笑って受け入れられると思ったからだ。全力を尽くしたら吹っ切れられるかなって。
そして、翌日1時間ほど車で現地に向かい手紙を渡した。
そうしたら思いの外、喜んでくれていた気がする。そのあとの取材も気持ちを落ち着かせて臨むことができた。
中途半端にやるより、やり切る。
相手の立場に立って、なにを求めているのかを考えて行動することって大事だなと思った。
これは上司からの指示はなく勝手にやったこと。能動的に動くからこそ、仕事って楽しめる。
そう思えた1日だった。
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