見出し画像

未然にリフォームトラブルを防ぐ方法…基本編

今までのnoteで、塗装工事でのリフォームトラブルを防ぐために知っておくべき3つのことをお伝えしました。

・下地調整
・塗り重ね乾燥時間
・塗布量

では、この3つの内容を知った上でどうすれば未然にリフォームトラブルを防げるのでしょうか??

この3つの知識さえあれば約半数のケースで、お見積提出時の打ち合わせの時に、その業者さんがちゃんと塗装工事の事が分かっているかが判断出来ます!

まず、下地調整。

塗り替えをしようとするお家がどんな素材でどんな痛みが出ているかを、しっかりと説明出来る業者さんかどうかを見極めましょう。
ここで実際に塗装工事をしっかりと分かっている業者さんかどうかは分かります。

例えば、
実際に塗装する前にどのような工程が入るのか?
なぜその工程が必要なのか?
壁のひび割れやシーリングの破断状況を理解した上で、どのような下地調整をしようとしてるのか?

この辺りを根掘り葉掘り、思いつく事を聞いてみてください。
自信たっぷり答えようとする担当は、ちゃんとお家の劣化状況を把握しています。
はぐらかそうとしたり、いかにも分かってない様なそぶりだと、少しその業者さんは考えた方が良いかも知れません。
下地調整でその塗装工事の良し悪しが決まると言っても過言ではないので、最低条件でこの内容をしっかりと説明出来る業者さんを選んでください。

次に、塗り重ね乾燥時間。

前にも伝えましたが、塗り重ね乾燥時間をしっかりと守らないと、その塗料の性能は発揮されません。
この内容をはっきりと答えられない業者さんはちゃんと塗り回数を守っていたとしても、後々の塗膜不良に繋がる施工をしてしまうことがあります。

例えば、
塗り重ね乾燥時間は何時間ですか?
と聞いてみてください。
その様な事を聞いてくるお客さんはほとんどいないので、業者さんも手を抜くと見抜かれると思いますし、施工不良の抑止にもなります。

次に、塗布量

これも塗り重ね乾燥時間同様にしっかりと守らないと、塗料の性能がしっかりと発揮されません。

例えば、
塗料はそれぞれ何缶使いますか?
と聞いてみてください。
それくらいの内容が分かってない様な担当では、しっかりとした工事は望めません。

塗装工事の知識不足な担当や営業マンは、塗料の性能についてはバッチリと予習してきてますが、こういった工事の施工手順はあまりわかっていない事がほとんどです。
そうなると、全ては実際に施工する職人さんの腕にかかってきてしまいますし、その職人さんが良いかどうかを見抜くことはなかなか難しいと思います。

まずは見積もりの説明に出向いてきた担当がしっかりと塗装工事を分かっているか、またその業者さんはちゃんとした知識を有しているかを見抜く事が、リフォームトラブルを防ぐことに繋がります。

実はここまでしても、まだ約半数は見抜く事ができないのが実情だと思います。

次回からは、また違うアプローチでリフォームトラブルを防ぐ方法をご紹介します。

フォローしていただければ幸いです。
よろしくお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!