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リフォームトラブルを防ぐ為に知っておくべき3つのこと その③

少し時間が空いてしまいましたが、リフォームトラブルを防ぐ為に知っておくべき3つのこと、
その③をお伝えします。

それは「塗布量」です。

塗布量とは、その塗ろうとしている塗料の1㎡あたりに塗る塗料の量のことです。

また今後詳しく解説していきますが、塗料には下地の種類によって選定する様々な下塗り塗料や、
耐候性の違いや性能によっても様々な中.上塗り塗料が数多く存在し、また塗料メーカーの数その商品が存在します。
その数多くの塗料一つ一つに塗布量が存在し、その量を守らなければ期待する性能が発揮されません。

昔、まだ塗料がペンキと呼ばれる数種類しかなかった30年ほど前の話…
塗料は全て3〜5年ほどの耐候性しかなく、塗布量という数値は存在していたと思いますが、それほど重要視されていませんでした。
多少の塗布量不足やインターバルを守らなくとも、性能はあまり変わらなかったんだと思います…

なので、綺麗にムラなく早く塗れる職人さんは「名人」と言われ、「仕事が速くて、ムラなく仕上げて、本当に良い職人さんだねー!」なんて言っていたんだと思いますが、
塗料は日進月歩、進化し続けていて
・10年耐候性のある塗料
・20年耐候性のある塗料
・防水効果のある塗料
・遮熱性能のある塗料
・汚れが付きにくい低汚染性のある塗料
などなどいろんな塗料のラインナップがある中で、
その塗料の塗布量、インターバル、また下地調整を疎かにするとその期待する性能が発揮されないのです。

仕事が早い→インターバルは大丈夫?
ムラなく仕上げる→塗布量はちゃんと守ってる?

といった具合に、もしかしたら熟練で名人級の職人さんでさえ、塗料の勉強をしっかりとしていなければ長年の勘で仕事をして、施工不良を起こしている可能性があるのです。

ですが、塗り替え工事の間ずーっと作業を見ているわけにはいかないですし、見ていてもちゃんと施工手順を守っているかは分かりませんよね…

次回は、打ち合わせや見積もりからちゃんとこの内容を意識して守っている業者さんかどうかが分かるように解説をしていきます。

フォローしていただければ幸いです。

ではまた次回!



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