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韓国チェジュ島に現世界ランキング1位のバンドを聴きに行ってきた

おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。

今夏、河野の夏休みの一大イベント韓国チェジュ島に行ってきました!灼熱のチェジュ、おかげさまで世界ランク一位のバンド、青い海、グルメととっても満喫してきました!今回は真面目な内容ではなくただの備忘録、観光編です。

本題に行かれたい方は以下目次より題名へ、お知らせをご覧いただける方はこのままスクロールをお願いします。

お知らせ

各種お知らせは以下のアカウントよりご覧ください。

初めに

SNSというのは本当に便利なもので、自分の好きなもの、興味があるものの情報をかき集めてくれます。ということで、いつものようにSNSに目を通していると8月8日から韓国チェジュ島に英国からFoden's Bandが来韓するということで、速攻で飛行機を予約して行ってきました。(河野はもちろんCory派ですが)

飛行機

今回の予定は3泊4日、飛行機は乗り継ぎ便を利用しました。

行き:成田→釜山→チェジュ
帰り:チェジュ→チェンジュ→成田

この順で行きました。釜山もチェンジュ空港も手荷物検査前はお酒も飲める飲食店などもありますが、検査後はお酒の販売もなく、特にチェンジュ空港の国際線エリアはとても簡素なのでギリギリまで検査場を通らない方がいいと思います。(日本-韓国間の国際線なら割高ですが、日本円などでお酒も買えるので利用してもいいかと思います。)

また時期にもよると思いますが、釜山での入国審査に1時間並びました。

飛行機での移動時間はトランジットに2時間ほどかかり片道6~7時間ぐらい、利用したサイトはこちら

チケット自体は飛ぶ2週間前ぐらいに取って往復込み込みで¥72,000程度でした。

上記Kiwiでの航空券予約後に流れてきたAgodaでホテルを予約。3泊で¥8,000程度(食事なし、綺麗で清潔な部屋、シャワーのみのユニットバス、部屋のテレビで見られるNetflixでジブリ見放題激アツ)

Wi-Fi関係


Wi-Fi関係は成田空港で事前予約しておいたGlobal Wi-Fi4日間600MB制限のもので、¥4,500ほどのものを持参しました。NZナショナルの時も借りましたが、結果的に借りておいてかなり良かったです。チェジュはバスの中にもどこでもそこら中にWi-Fiがありましたが、何か咄嗟に調べたい時に灼熱の8月にWi-Fiを探してうろうろするにはきつかったと思います。

事前決済など全て済ませておけば成田空港での受け取りも返却もQR codeで5秒ぐらいで済みます。

チェジュ空港到着

チェジュの神様にもお出迎えいただきました。

チェジュ島での移動

レンタカーか公共交通機関(電車はないのでバス)で迷いましたが、

・レンタカー
国際運転免許証の取得、駐車場の捜索や料金の支払い方、左ハンドル右側通行、ガソリンの入れ方、飲酒への制限、恐らく1日あたりおそらく¥7,000〜¥8,000

・バス移動
バスの種類や本数がめちゃくちゃ多い、島中走っている、韓国版スイカが必要(T-money card ¥400&現金のみでのチャージ対応)、運賃が結構安い(¥150~¥600)、カード一枚で2人分支払いなどもできる

これらを考えてバス移動にしました。時間通りに来なかったり(早めに着いて早めに行ってしまう)、現金は使えずT-money cardのみでの決済、運転荒かったりしましたが、運転手さんも優しい人が多くバス移動にして本当に良かったです。(英語はほぼほぼ通じません。)、たまに日本語のアナウンスを入れてくれるバスがあります。(英語はほぼほぼありました。)

T-money Card自体はチェジュ空港で4,000ウォンで買えますし、チャージ自体もその場でできたり(20,000ウォンまで)、街中のNice to CUやセブンイレブンなどコンビニでもトップアップができるので楽です。

検索アプリはGoogle mapも併用しつつ、Naver mapを使用。韓国語と英語で表記されますが、体感7割ぐらい地名が韓国語で出るので気合いで読みます。文字の形を覚えてバスの電光掲示板に載っているハングルと照会したりします。

お金事情

現金はほぼ持ち歩かず、VISAカードで95%ぐらい済みました。(JCBは分かりません。)結構ローカルな冷麺屋さんにも行ったのですが、カードが使えて助かりました。

4日間の滞在で現金を使ったのはバスに乗るためのT-money cardへのチャージのみと車で送ってくれた友人へのお礼ぐらい。飲食もお土産を買ったりも、コンビニの支払いも全てカード払いができました。

食べ物

先述したローカルな冷麺屋さん、見た目ほど辛くなく、お酢だくだくにしてとてもおいしかったです。韓国料理は苦手だったのですが考えが一新されました。

皮付き茹で豚、最高でした。右にある甘辛タレにからしを混ぜて頂くと最高でした。

注文せずとも付いてくる無料お通し、無料というか一品一品料理の値段が少し割増しに感じるのはこのお通しのせいかなと思います。しかし、キムチ好きにたまりません。たまにめちゃくちゃ辛いのもありますが、最高です。とくに大根キムチのカクテキはどこのお店もとてもおいしかったです。

またチェジュ島は黒豚も有名なようで、島で一番大きい市場のそばにある黒豚通り(Black pork street)で焼肉を楽しみました!1人¥4,000〜5,000で飲み食いできます!

写真の鉄板の右端にあるのが魚介の塩辛タレで、おそらく魚醤か、魚の内臓を煮詰めたような辛くしょっぱい味で豚肉と合いました。

皮付き茹で豚も最高で、特に画面奥にある赤いタレをサンチュなどの野菜と一緒に食べると最高です。

韓国の文化なようで、頼んでいないのに小皿料理(主にキムチ)がたくさん出てきます。全て飲食代に含まれているようで、さらに食べ放題。肉と一緒にガツガツいただきます。さらに鉄板焼きの肉は全て従業員の方が切り分け、焼いてくれました。マシッソヨとカムサハムニダを連呼します。

ビールもおいしく、チェジュ名物だというピーナッツマッコリもおいしかったです。

チェジュ島は太刀魚も名物なようで、焼き魚や辛い煮付けもあるようですが、お刺身もいただいてみました。

こちらは鮑のおかゆで、Youtuberたちがよく紹介していたので食べてみました。優しい味で、久々の辛くない料理に胃が喜びます。

辛いもの好きには天国だと思います。もちろん辛くないものもあるので翻訳機を駆使して好きなのを頼みましょう。

言葉

基本的に韓国の公用語である韓国語が100%でした。その中で日本同様英単語でのコミュニケーションが取れる方が少しと、英会話を使ってコミュニケーションが取れる人がさらに少数いる感じです。

河野の体感的にさまざまな標識などにごく少数の日本語表記もありましたが、完全に日本語しか話せない&他言語アレルギーの方にはきつい環境だと思います。

どうしても英語も伝わらない場合はGoogle翻訳アプリで韓国語を表示させ意思を伝えました。特に空港内では英語が通じますが、海沿いの観光地などはほぼほぼ日本語も英語も通じないのでアプリを活用しました。

例:
・小皿をください。
・これは頼んでいません。
・一つしか入っていませんでした。(2個入りのお土産を買ったら1つしか入っていなかった。)

韓国チェジュ島に2024年8月現在世界ランキング1位のバンドを聴きに行ってきた

英国留学中はとにかく忙しく、またロンドンからバスで4時間のWalesのCardiffに住んでいたので他イングランドの都市に行くのは大変でした。そのためイングランドの強豪バンド(Dyke, Foden's, Flowers, Leyland, Hammonds and etc.)を聴きに行けず、たまたまCardiffに来てくれた時に聞きに行くぐらいでした。

各種コンテストでも会えましたが、自分たちのコンテスト準備に忙しく結局演奏は聞けず、最終的にFoden'sとの関係は僕がCoryを退団する最後のコンサート、Bririths Open翌日のGala Concertでのjoint concertだけでした。

この時はまだ稲葉菜摘さんも在籍されており、留学中大変お世話になった稲葉さんと最後に共演できてとても嬉しかったのを覚えています。

FBに当時の写真が残っていました。

さてFoden's Bandの演奏は素晴らしく、2公演聞いたうち2回目がバンドもノっていてとても良かったです。アンコールなどにはチェジュ島や韓国にまつわる曲も演奏していて日本人的にはBTSしか分かりませんでしたが、会場は大盛り上がりでした。

公演の後、1st Tromboneに乗っていたJohn Barberとも11年ぶりに会うことができとても懐かしく嬉しかったです。(Desford Colliery Band Japan Tour in 2014で共演)

セットリストは公表されておらず(見つけられなかっただけ?)、MCの韓国語と英語による解説から聞き出していましたがBrass in Concertのようなエンタメ形式で、特に映画アラディンをモチーフにした組曲はとても面白かったです。

プリンシパル・コルネットのMark WilkinsonやJohn Barber、そしてプリンシパル・ユーフォニアムのGury Curtinらのソロは相変わらずとても素晴らしかったです。

会場ではSteven Meed氏がわざわざ挨拶に来てくださったり、生徒さんであるくるみちゃんとも写真も撮れ良かったです。引き続き英国留学楽しんでください!

終わりに

今後自分のキャリアを積み上げていく中で、おそらくきっとまた国際コンテストでの指揮のご依頼が来た時にCoryだけでなく現世界ランキング1位のバンドの演奏を知っておくというのも大事だと思い今回の旅を決行しました。

結果的に夏休みをはさめたということもあり、とても素晴らしい時間を過ごすことができ、付き合ってくれた妻、そして韓国の友人たちや出会った方々みなさんには本当に感謝です。

またFBでいまチェジュ島にいると投稿したらソウルから来ていた金管バンド友達がバスで2時間のコンサート会場まで車で送ると連絡をくれました。

いつも本当に感謝していますが、金管バンドを頑張っていると世界中に友人ができ、支え支えられ素晴らしい関係性を持てるのが本当に魅力の一つだと思います。金管バンドが紡いでくれるご縁にはいつも本当に感謝です。

今回もおかげさまでとっても良いツアーとなりました!

Thank you

Kazz


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音楽家 Kazzのnote
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