【雑記帳11】時間帯の判断
【雑記帳9】では,実行の直前までに,いつ,どこで,何を投げるか,が判断できていなければならないと述べました.ここでは「いつ」の部分,つまり時間帯やタイミングに関する判断について考えてみたいと思います.
同じ場所,釣り方でも時間帯によって爆釣することもあれば全く釣れないこともあることを考えると,バスフィッシング(というか釣り全般)においてタイミングが非常に重要な要素なのは間違いないと思います.そこでまず思い浮かぶのは,今日は暑くなるから朝のうちが勝負だなとか,午後雨が降り始めてからの方が魚の追いが良くなるかもしれないというような,1日の中での大まかな計画に関する判断です.午後から爆風でそもそも釣りができないとか,そういう場合もあるでしょう.安全面はいつでも最優先です.
このような判断を行う際に考慮しているのは,以下のような事前情報と,その読み方に関する理論なのだろうと思います.
日の出,日没の時間
天気予報
天気(晴れ,曇り,雨,雪など)
気温
風
気圧
潮時表(タイドグラフ)
ダムの放水情報
水門の開閉情報
これ以外の情報を使って1日の計画を立てるというのはあまり思い浮かびません.やっぱり,未来に関するそれなりに信頼できる情報となると,このあたりに落ち着くのではないかと思います.ただ,これらの多くが水位,流れ,水温など水を介して魚に影響を与えるはずなので,これらを読み解くための理論を整理する際は,水に関する情報や理論をまず整理して,それらに上記がどのように影響を与えるのかを考えていくのがよいかもしれません.水を重視するという考え方は北大祐さんの「バス釣り超思考法」でも述べられていました.
また,時間帯に関する判断でもう一つ思い浮かぶのは,「時合い」に関する判断です.上記の1日の計画も広い意味では時合いを意識した判断だと思うのですが,それよりもっと突発的かつ短時間の間に終わってしまうような時合いをどう捉えるかという判断があるのではないかと思います.これについては,また次の記事で書いてみようと思います.