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【雑記帳4】実行の結果としての情報,判断の根拠としての情報

バスフィッシングにおいて重要な情報にはどのようなものがあるでしょうか.

ここで,水温,濁り,風,などと列挙してしまっては,普通というか,単なる羅列に過ぎない思うんですよね.このバスフィッシング研究ノートではそれらの知識を体系的に整理するために判断,実行,情報更新というサイクルを考えたわけですから,やっぱりそのサイクルの中での情報,という観点で整理しなければならないと思っています(雑記帳1を参照).つまり,実行の結果としての情報,判断の根拠としての情報という捉え方をするということです.

例えば,その情報を得るために何を実行する必要があるのかという観点で整理する方法はあり得ると思います.つまり,釣り場を眺めるだけで得られる情報には○○や××があり,魚を釣って初めて得られる情報には△△がある,というように整理していくということです.特に,青木大介さんの「適材適所のルアーセレクト」の中では,この魚を釣って初めて得られる情報というのが重視されていて,それを早く得るためにもフィネスの釣りが有効と書かれていたたように思います.

もちろん,どのような情報を重視して釣りを組み立てていくかはその人のスタイルによると思います.ただ,情報とは何かを実行した結果として得られるものであって,どんな情報が得られるかは何を実行するかによって決まるという構造自体は意識しておいてよいのではないかと思います.ある情報が不足していると思ったときに,その情報を得るために何を実行する必要があるかが明確になっていないと,情報更新のサイクルがうまく回らなくなってしまうでしょう.

もう一つの方向性としては,その情報を得ることでどのような判断ができるようになるのかという観点で整理する方法もあると思います.○○の判断に役立つ情報には××や△△がある,というように整理していくということですね.例えば,1匹釣ってなんとなく魚のついているカバーの種類はわかったけど,さっきの魚の出方だとカバーへのつき方が判断しきれないなというときに,じゃあ次にどんな情報があればそれが判断できて,そのためにはどんな釣りを試してみる必要があるのか,ということを考えていければ情報更新のサイクルがどんどん回っていくと思うんですよね.

雑記帳として書く場合は思いついたトピックを羅列するように書き溜めていくこともあると思いますが,最終的には上記のような観点で整理して,理論編という形でまとめたいと思っています.

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