マガジンのカバー画像

雑記帳まとめ|時間に関する判断

5
雑記帳のうち,時間に関する判断についての記事をまとめたものです.
運営しているクリエイター

記事一覧

【雑記帳9】判断の結果として決めるべきこと

【雑記帳8】までで,私のバスフィッシングを暫定的に以下のようなフレームワークで表現しました.今後,このフレームワークの各項目を掘り下げていこうと考えているのですが,どこから掘り下げていくのがよいでしょうか. 事前情報から始めて,実際にサイクルを回す際の順番で掘り下げていくというのも一つの方法かなと思ったのですが,それだと取り上げるトピックの絞り込みが難しく,本当にダラダラとした雑記帳になってしまいそうです. そう考えていたら,このサイクルの中で一箇所,ほとんど検討の余地が

【雑記帳10】判断の結果,釣り方が一つに決まらなくてもいい

以下の【雑記帳9】では実行の直前には,「いつ,どこで,何を投げるか」が決まっていなければならないと書きました. ただ,必ずしも理論的に一つの釣り方を決めることができなくてもいいと思います. 村田基さんの書籍「もっとバスは釣れる!!」で非常に印象に残っている逸話があります.1985年当時,アメリカのバスプロたちの間では,スピナーベイトのスカートの色は,白,黄色,白黄色,黒の4色があればほぼ十分と言われていたそうです.そこで,ローランド・マーチン氏が来日したときに村田さんはそ

【雑記帳11】時間帯の判断

【雑記帳9】では,実行の直前までに,いつ,どこで,何を投げるか,が判断できていなければならないと述べました.ここでは「いつ」の部分,つまり時間帯やタイミングに関する判断について考えてみたいと思います. 同じ場所,釣り方でも時間帯によって爆釣することもあれば全く釣れないこともあることを考えると,バスフィッシング(というか釣り全般)においてタイミングが非常に重要な要素なのは間違いないと思います.そこでまず思い浮かぶのは,今日は暑くなるから朝のうちが勝負だなとか,午後雨が降り始め

【雑記帳12】時合いを捉える

【雑記帳11】に引き続き,時間帯やタイミングに関する判断について考えていきたいと思います.今回は,時合いについて考察します. まず,田辺哲男さんの「バス釣りビッグフィッシュパターン」では,朝まずめ,夕まずめを最もわかりやすい時合いとした上で,それ以外にも「時合いをつかさどる要因には,風,湖流やダムの放水による流れ,タイド,気圧,日照などがあり,それらの全てが変化だということに注意してほしい」とあります(朝まずめ,夕まずめは日照の変化に含まれるのかもしれません).個人的には他

【雑記帳13】エリア毎の時間配分

あなたは,一つのエリアを釣るのにどのぐらいの時間をかけるか,何を根拠に判断していますか? このバスフィッシング研究ノートでは,自分で考え,釣果を得るためフレームワークを考察しています.具体的にはバスフィッシングを,以下の図のような判断,実行,情報更新の繰り返しというフレームワークで捉えています.ここ数回の記事では,特にバスフィッシングにおける「時間」に関連する判断を考察してきました.この記事では,一つのエリアを釣るのにどのぐらいの時間をかけるべきかという判断について考えてみ