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譜面を読む練習の価値

どうもです〜!ベーシストの森田哲生です!

いつも記事を読んで頂いている方、動画を見て頂いてる方、本当に有難うございます!

今回は、譜面を読む練習の価値と、練習頻度のバランス、逆に譜面を使っちゃいけない練習について書きたいと思います!

初めて僕の記事を読んで頂いている方もいるかもなので、少しだけ、追加補足と前提の話だけ書きます。

それは、この記事はポピュラーミュージックを練習、勉強されている方向けの記事になっていると言う事です。つまり、ロック、ポップス、R&B、ラテン、ジャズなどの音楽の事を指します。

音符を再現して行く事に重きを置いているクラシック音楽だと考え方が少し違うので、そこだけ前置きとしてお願い致します!

本題に入ります。動画でも散々話しておりますが、実は、本来、ポピュラーミュージックを演奏すると言うことは、「コード譜を理解して演奏して行く」と言う事が大前提にあるべきなんです。実際、プロの現場ではそうですし、アマチュアの方たちでもオリジナル曲を作って演奏すると言った時などはそうしていると思います。

しかし、趣味で音楽を楽しんでいる方の大半が、譜面やTAB譜(僕は、TAB譜は譜面だとは思っていません。)などを読み、「書いてある事だけ」を演奏する事に注力しています。

実はそう言った演奏は、曲自体は、ロック、ポップスやジャズの曲を題材にはしているものの、やっている行為自体は、まさしくクラシック音楽をやっていると言う事になります。

もちろん、世の中の大半のことが、「0か100」ではないと思うので、ジャズなんかでも、ビックバンドなどセクションのアレンジで、その通り演奏しなければ成り立たない、読譜主体の事がポピュラーミュージックにある事も事実ではあります。しかし、その多くは先に話した「コード譜主体の音楽」である事は間違いない事です。

その事から、まずやらない方がいい練習が見えてきます。

それは、音符主体の読譜の練習です。

音符主体の読譜の練習をしている限り、まず何年かかってもポピュラーミュージックを本質的には弾けないと思います。

さらに言うと、スケールなどの練習をする時に、五線譜で書かれた音符を頑張って読んでいる方を何人も見てきましたが、それもあまり良くない行為かもしれません。

もちろん、先にあげた音符主体の読譜の練習のみを練習している人たちと比較すると、雲泥の差ではありますが、スケールの練習をする時に音符を読む行為にしてしまうと、何の為の練習か、目的がはっきりしなくなってしまうからです。

スケールなどの、「曲やコードの仕組みに関わる論理的な根っこ」のような物は、基本、時間を掛けてでも、音の仕組みを理解しながら暗記して行く事を主軸に置いた方が断然有意義です。

音符だけを追いかけ、「練習したつもり」の満足感だけではダメだと言う事ですね!笑

では、読譜の練習がポピュラーミュージックを練習して行く上で、「悪」なのかと言いますと、もちろん、そんな事はありません。むしろ、ポピュラーミュージックの中でも、音符を読んで行く事は多々ありますし、練習過程で譜面を読まなければいけない事も沢山あります。そもそも、やれないよりやれた方が良いのは当然ですよね!

つまり、バランスが大切、且つ、主軸は「コード譜で演奏する為の練習」に置き、しばしば読譜の練習をして行くと、相乗効果も抜群なのではないかなと思います。

では、最後に、練習初期段階でどのように読譜の練習をして行ったら良いかについて書きます。

それは、リズム練習とはバラして練習して行く方が良い。と言う事です。

どう言うことかと言うと、ほとんどの曲は、音程もそこそこ難しく、更にリズムもそこそこ複雑なので、負担が大きくなる事も多いです。

なので、初期段階においては特に、少し複雑なリズムの練習は音程はシンプルに、逆に、読譜(音程練習主体)の時は、リズムをシンプルにして、音程練習とリズム練習をバラして練習すると習得、上達しやすいです。(挫折もしにくいです。笑)

今回は、そんな簡単な読譜の練習が出来る譜面を六種類作りました。動画でも説明とともに、一緒に弾いていける感じにしてあります。

動画は無料で公開していますので、是非ご覧ください!(下記の動画は、譜面#1を弾いています。他のは、随時公開して行きますので、動画内から探してください!)

動画内でも譜面を見れるようにはしてますが、もし良かったら、より見やすい譜面のPDFデータも販売していますので、是非ご購入、宜しくお願い致します!!


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