コントラバス、フレットレスベースの正しい音程を手に入れる為の基礎練習
どうもです!ベーシストの森田哲生です!
今回は、コントラバスとフレットレスベースの初歩の基礎練習について書いて行こうと思います。
まず、何故コントラバスとフレットレスベースを上げたかと言いますと、どちらの楽器にも、フレットがついていない為、音程(ピッチ)を正確に取ることがとても難しい事が言えるからです。
フレットが付いている楽器ですと、練習内容の『形』が掴めれば、ある程度正確な音程が取れますが、フレットの無い楽器はそうは行かないと思います。
手が開く間隔やシフトをする距離感が大切になり、より繊細な所まで求められます。
時々、目で見て音程が確認出来るチューナーなどを見ながらピッチを確認したり、少しずらしたりしている人がいますが、僕的見解では、その方法はあまりいい方法とは思っていません。
それは、いちいち目で見て確認して位置を直しているようでは、演奏中における刹那の瞬間に正しい位置に指を持って行くマッスルメモリーを育てるのに適していないと思うからです。
更に、音程を安定させるには、もう1つの側面である耳からの情報(こちらの方が重要かもです。)が必要不可欠ですが、チューナーを見るという目からの情報に意識が取られてしまい、より重要な耳の情報への意識が散漫になってしまい、『耳で音程を取る』と言った根本の事が疎かになってしまうからです。
耳からの情報は至る所にあります。
最終的には、自身の音のイメージと合うかですが、それ以外にも開放弦など音程が狂いにくい物と相似し確認して行ったり、他者の出す音程と比較、確認する事も出来ます。
最初は難しく感じたり、音程のズレに気が付かなかったりするかもですが、とても重要な事ですので、少しずつでも慣れて行くことが重要です。
この耳の力と、先に話した距離感のマッスルメモリーの構築がより良い音程につながると思います。
そこで、今回は譜面では無くピアノによる伴奏音源を使います。
やる練習内容はすごく単純です。
シフト無しバージョンでは、E弦1フレットから各々の弦で、1フレット、2フレット、3フレットと弾きます。次に、隣の弦に移り同じ事をやります。G弦まで終わったら、E弦2フレットから同じように繰り返し、最終的にG弦9フレットの、Fの音まで止まらずに演奏します。
シフト有りバージョンでは、E弦1フレットから各々の弦で、1フレット、2フレット、3フレット、4フレットと、シフトも込みで練習します。その後は、シフト込みで、先程のと同じ感じで練習します。
文字面だけでは難しく感じるかもですが、動画でも同じ説明をしています。アップしましたらリンクのURLを貼りますので、合わせて参考にしてみて下さい。
この練習は、先にも話した通り丁寧に音程を確認しながら練習するのがポイントになります。
ピアノによる伴奏音源は有料になりますが、もし記事が良いなと思って頂けましたら、是非、有効に使って下さい!
音源内容は、シフト無しバージョンのテンポ3種類、シフト有りバージョンのテンポ3種類の計6つの音源になります。
リンクしているYouTubeの動画ページはこちら!
2023年10月に、音源内容を増やしています。
より発展した練習が可能になりました!
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