スラップリズムトレーニング 第一章、第二章、第三章
どうもです〜!!
ベーシストの森田哲生です!!
今回はベースの花形でもある『スラップ奏法』について、他では語られない話をしていこうと思います!
スラップ奏法って!?
ご存知の方も多いかと思いますが『スラップ奏法』とは、親指で弦を叩いて音を出す通称『サム』と言うのと、主に人差し指を弦の下に潜り込ませて引っ掛けて引っ張り音を出す『プル』と言った奏法を織り交ぜて演奏する事をいいます!
更にこの時に、実際には弦を弾いたり引っ張ったりして音を鳴らしている訳ではなく、そういった動作に過程で弦がフレットや指板に(フレットレスの場合)当たることでアタック音が多めの独特なサウンドを生み出すことが出来るのも特徴である奏法です!
色々なスラップの型
スラップ奏法が生み出されてから色々な人に演奏されて来た経緯から、一言にスラップ奏法と言っても、細かな部分がいろんな感じに枝分かれしています。
主には親指の向きや、サムの後にそのまま弦を振り抜き更にサムを弦に引っ掛けて上げる『ダブルサム』や、プルの時に人差し指だけで無く、同じ弦や時には違う弦を人差し指と中指で音を出すダブルプルなと、非常にテクニカルで派手な奏法もあります。
スラップ奏法って難しいの?!
多くの人がスラップ奏法に持つイメージとして、「カッコいい」と言う憧れがある反面難しそうとか、実際に練習してみたけと上手く行かなかったなど挫折してしまった方もいらっしゃるのでは無いかなと思います。
では、スラップ奏法って難しいのかと言う話ですが、実は、特別難しい訳では無いと私は思っています。
と言いますのも、先にも少し触れたテクニカルな難しい事をしようとすると、それは勿論難しいと思います。
しかし、これはテクニックの難易度もさる事ながら、『リズム自体』が複雑で難しいと言う事が言えると思います。
実際、スラップ奏法に限ってでは無く、指弾きなどでも同様な複雑で難しい事だと思います。
そして少し厄介な所が、このスラップ奏法は「R&B」や「ファンク」などの16分音符が比較的たくさん使われている音楽から生まれた経緯もあって、スラップ奏法の曲を弾きたいと思うと指弾きで同じ事を演奏しても難しいであろう結構上級者的なフレーズが多く、その辺りが、スラップが難しいと思われているのに拍車を掛けているも思います。
更に、巷に売られている教本で練習したいと思った時でも、そう言った音楽のイメージからか比較的早い段階で16分音符が入っているフレーズが出て来たり、そのような難しいフレーズで構成されている事が多いのも挫折の道に入り込みやすい原因でもあると思います。
もっと言うと、僕の習得プログラムでは『TAB譜』を使わないをモットーにしてますが、多くの方がスラップをTAB譜を使って練習すると言うのは、スラップ云々の前に、ほとんどのTAB譜で練習している人は『リズムを理解して弾けない』と言うのがあり、スラップ自体では無く、そのリズムが弾けないと言う事に拍車を掛けている事になります。
このようにスラップ奏法のみならず、リズムを理解して弾いていく、TAB譜に頼らない練習をして行くと言うのは全ての事に置いて非常に重要な事であます。
指板の音を覚えてTAB譜を使わずに練習して行く初歩の教材も販売していますので、是非!
指弾きなどのリズムトレーニングの教材も販売しています!
実際にどんなスラップ練習をすると良いのか!?
スラップ奏法で音を出すのが難しいと言うのも、時々耳にしますが、これは単純明快、指弾きに比べて『慣れ』の部分が圧倒的に少ないと言うのがあります。
手首の使い方など、いろいろポイントはありますが、ある程度コツを掴んだら単純な練習を反復練習して行くのが一番効果があります。
実際に教えている人でも、単純なスラップの反復練習を続けると、ひと月もあればコツを掴んでナチュラルな動きになっている人が多いです。
簡単なスラップ練習を反復練習出来、コード譜など曲に応用出来るまでの、『スラップ基礎練習』と言う教材もありますので、是非、ご活用下さい!
スラップリズムトレーニング!
最後に今回のスラップリズムトレーニングについて記載します。
これまで話して来たように、スラップ教材は比較的早い段階で16分音符を含む難しいフレーズが多いのがネックになっている所もあると思います。
ですので、今回は最小音符が8分音符の比較的簡単なフレーズを山盛り練習出来る教材を作りました!
全部で5章ありますが、今回の内容はより簡単な、1〜3章までをPDFにしてあります!
教材は有料になりますが、これまで余り見かけなかった教材だと思います!
スラップに挫折してしまった人も、より細かな所を見直したい人も、是非、ご活用ください!!
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