自分に合った働き方は働きながら見つけていく

2023年4月から新卒で事務職の仕事をしている。
実際に半年間ほど働いてみて、気づいたことがある。

「実際に働いてみないと自分に合う仕事かどうかはわからない」

大学生の頃にやった自己分析、あれは個人的にかなりやりこんだつもりで、就活生の頃から社会人になってすぐの頃まで、あれだけ自己分析をしたんだから自分はずっと1社で働き続けるだろうなという自信があった。

が、自分には今の仕事が合っていなかった。
9時17時で長時間座りっぱなしのデスクワークが苦痛で仕方なかった。

自分にとって仕事はライスワーク(お金を稼ぐために働くこと)だと割り切っていたが、興味のないことは退屈でつまらなくて人生を無駄にしている感がすごかった。

仕事中何回も時計を見ては「あー早く仕事終われやー、というかこうやって何度も見ちゃうから時間の経過がゆっくり感じちゃうんだ見るな見るな」と思っていた。

実際に働いてみないと自分の適性なんてわからない、という大事なことがわかったし、そもそも自分にとって人生における仕事の立ち位置というか考え方が変わった。

「自分はライスワークは合わない、仕事自体を楽しめるような働き方が向いている」

仕事をお金を稼ぐためと割り切っている人がいるが、それで仕事を続けていることがシンプルに尊敬する。バカにしているわけでは全くなく、自分はそんなできた人間じゃないのですごいと感じる。

業務内容の全部が全部楽しくてやりがいを感じられる仕事なんてない。し、仕事に人生をかけるライフワークが本当に自分に合っているのかどうかもまだわからないが、少なくとも自分にはライスワークが合っていないことがわかった。


そんな気づきが最近あった。
で、ここ数ヶ月、

「どうやって自分に合う仕事を見つけるか」
「どんなキャリアを進むか」

というのにずーと悩んでいた。ライスワークはできないとわかった。楽しさややりがい、興味関心がある仕事をした方がいいのはわかった。けど給料や休み、スキルなど仕事を構成する要素はたくさんある。「自分にとって仕事とはライスワークではない」ことがわかった上でどうやって進めばいいかを模索していた。

それで9月からキャリアや生き方系の本やら記事やら動画を適当に読んでいたのだが、そこで腑に落ちたものがあって、それが「どきどきキャンプ佐藤満春」さんがインタビューされている動画だ(似た内容をオードリー若林さんがnoteに書いていて刺さったが有料サイトのため控える)。

【どきどきキャンプ・佐藤満春】芸人の王道諦め…放送作家レギュラー19本 「無理しない」生き方

youtube「日テレNEWS」



詳しくは動画を見ていただきたいのだが、動画後半の言葉が刺さった。


「自分のことって自分でよくわからないから周りの人が必ず自分の適性がある場所に導いてくれる」という言葉。

サトミツさん(佐藤さんの愛称)はお笑い芸人であるが、周囲の方からの助言でラジオ番組に関わったことをきっかけに、現在は多くのラジオやテレビで放送作家を務めている。


この動画を見て、自分に合った働き方をするには

・働きながら探すこと
・周りの声を大事にすること

が大事なのではないかと感じた。
就活生の頃に一人で考えて「これだ!」と思った仕事軸が実際働くと全く合っていなかったこと、サトミツさんが周囲の声を大事に働いた結果、現在は自分に合った働き方をしていること、そしてそのどちらも実際に働いたことで気づけたことを考えるとそう思えた。


なんとなーく自分の仕事の立ち位置、進み方が見えた。

ライスワークは目指さない。全部が全部楽しいと感じる仕事なんてないが、少しでも自分が楽しいと思えるライフワーク的な働き方を目指す。

その上で、自分に合う仕事かどうかなんてやってみないとわからないので、自分に合う仕事は働きながら探す。
でその時は一人で探そうとせず周りの助言に耳を傾けて動いてみる。

盲目的な気もするが今はこの考えで動こうと思う。
影響されやすい性格なのですぐ変わる可能性もあるがそれはそれでいい。

この、働きながら自分に合った仕事を見つけていくスタイルに共感しているが、注意しないといけない点もいくつかあると思っている。

1つ目が業界選び。
いくら走りながら居場所を見つけるスタイルでも自分が興味関心や価値を感じる業界・分野の中での仕事でないと続かないように思う。続く人もいるだろうがライスワークができなかった私は多分続かない。サトミツさんの性格はわからないが少なくともサトミツさんはラジオを有意義だと感じている。

2つ目は色んな人・職種と関われる仕事だといい。
誰かに導いてもらうためには導いてくれる人が必須だが、少ない人数よりたくさんの人と関わった方が自分にとっても相手にとっても気づきが多いだろう。

3つ目は、それでも自分視点は大事ということ。
周りの声が大事と書いてきたがそれと同じくらい自分の納得感も大事だと感じる。新しいチャレンジをする時に「腑に落ちるか」「やりたいと思えるか」は重要な視点のように思える。


脱線が多く今回も何が言いたいかもよくわからないが、

自分に合った働き方は働きながら見つけるのが自分には合っている。働いている時はなるべく色んなことにチャレンジした上で「自分に合った仕事は周りが導いてくれる」というスタンスで周りの声を大事にする。

で、プラスの要素として
・興味関心や価値を感じる分野であること
・なるべく色んな人・職種と関われること
・自分視点も大切にすること
を意識する。


ここ数ヶ月、色々な本を読んでかなり頭がこんがらがっていた状態だったのでサトミツさんの動画や若林さんの記事に出会えてかなり救われた、ありがとうございます。







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