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企業理念の理解(ベネッセ中途入社者研修)

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2024年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

ベネッセの中途入社134名を対象に、企業理念の体感と参加者それぞれのキャリアを振り返る機会としての研修を実施した。

■日時:2024年7月18日、25日 ※人数が多いため2日程に分けて実施、両日プログラムは同じ
■対象:ベネッセ中途入社 134名
■行程:直島日帰り
■認知経路:昨年よりリピート利用


スケジュール

9:42 宮浦港着
10:00 ベネッセハウス ミュージアム(対話型鑑賞、問いのワーク)
11:45 昼食
13:00 本村エリア散策(自由行動、ミッションワークシートあり)
15:45 宮浦港解散

特徴

プログラムの特徴


参加者の反応

アートの見方について、自分の受け止めやそこから生まれる想像が自分の記憶や内面と繋がっているということは今まで考えたことがなかった。その視点で考えてみると、これまでの自分の選択や行動において、関係ないと思われていた点と点がつながったり、言語化できるようになった。今後、アートに限らず世の中の事象や自分の行動について同じように考え深めていくことで、自分自身をより知り理解できるようになると感じた。

慌ただしい日々から、少し離れ、大局的に自身の生き方や人とのコミュニケーションを見つめなおすことが出来た。この経験が、今後の仕事への向き合い方にも変化をもたらすと感じている。

作品鑑賞を通じて、普段業務に追われている中で見失いがちな巨視的な視点で物事を考えるきっかけになった。自分の仕事が社会にどのような影響を与えているか、その意義について改めて考えていきたいと思った。様々な、多様な人々のよく生きるを手助けできるように、頑張りたいと思う。

直島で過ごす時間は、人生や社会に対する深いメッセージや問いかけを含んでいるように感じた。滞在を通じて自分自身と向き合い、自己探求や成長を促すきっかけとなった。


企画担当者からの評価

■満足度

 5/ 5 点
事前学習でベネッセの理念やベネッセアートサイト直島のプロジェクトについてインプットした上で対話型鑑賞をし、さらに、個人鑑賞用のワークシートで考えをメモできるところが良い。また、この直島での体感がベネッセの企業理念の理解や自分事へと結びつけられており、研修のねらいであった参加者の変容が事後アンケートからも確認できている。

■再利用意向

 5/ 5 点
対象者にあわせた対話型鑑賞のプログラム設計が良かった。

■コメント

暑い時の実施になったため、熱中症などの体調不良者がでてしまった。もう少し気候のよい時に実施できるよう、研修時期の再考を検討したい。

まとめ・考察

・昨年実施時の事前事後のアンケート調査より、理念についての理解・各自の言語化が進んだという効果が得られたため、前回を踏襲した内容で実施。中途入社の方々はこれまでのキャリアも様々なため、対話型鑑賞を通じて自身の背景や思考の特徴を認識していただける機会になるよう設計した。
・対話型鑑賞のパートはベネッセ社員の認定ファシリテーターにも担当いただくことで、先輩社員にとってもスキルアップや社内交流の機会になった。(藤原)

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