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瀬戸内スタディツアー in犬島

この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2022年度の教育プログラムについてお伝えします。

プログラム概要

対話型鑑賞や植物園のワークショップなどの体験面を重視。最終アウトプットが「自分の地域への提案」と設定されているため、犬島の体験から提案のヒントが持ち帰られるよう設計。

■開催日時
2022年7月24日
■参加者
12名
■対象
岡山県下の高校生募集型
■問い合わせ日
2022年6月20日
■認知経路
ベネッセホールディングス経由

スケジュール

10:30 犬島「家プロジェクト」、犬島精錬所美術館、近代化産業遺産
11:45/12:15 昼食(犬島チケットセンターカフェ)
13:00 犬島 くらしの植物園、ハーブティーワークショップ
14:30 ラップアップ
15:30 終了、自由時間

特徴

プログラムの特徴

最終アウトプットが「自分の地域への提案」と設定されているため、犬島の体験から提案へのヒントが持ち帰られる設計とした。対話型鑑賞や植物園のワークショップなど体験面を重視。

参加者の声

・「あるものを活かし ないものを創る]」というメッセージに共感し、提案にも反映させたい。

・過去の知恵を現代に生かすことのヒントを得た。

・植物園が地域の人に支援してもらったように、新しいことを始める時に応援してくれる人や理解者を巻き込んでいく工夫を考えたい。

・アートの見方が変わった。視点を変えると新しいものが生まれる。

企画担当者からの評価

■満足度
5/5点
■再利用意向
5/5点

■良かったこと
高校生が対象だったが、島の歴史や犬島精錬所美術館の設計趣旨など重要ポイントを高校生にもわかりやすく説明されていた点。

・課題解決型の学習が多い中で、自ら問いをたてることができるようになってほしいと思い依頼した。生徒たちの満足度は高かった印象。今回のねらいのひとつである「モノの見方」を変える、価値観を揺さぶることはできたのではないかと思う。アート中心というより、建築やアートに触れながら、五感で本物を感じることができたのも生徒が納得できた要因と思う。

・高校生の素直な反応を見させてもらったり気づきを聞かせてもらえたことがよかった。

まとめ・考察

・ 熱心にワークシートにメモを取りながら犬島をまわる生徒が多く、ディスカッションでも各々の発見を自分の言葉で表現できていた。
・提案に向けたヒントも、ハード面からソフト面まで視点が多岐に渡り、個人発表で共有できたことは生徒間の刺激にもなったと思う。(藤原)

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