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自分のアイディアで社会を変革する!(大阪商業大学高等学校)
この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2023年度の教育プログラムについてお伝えします。
プログラム概要
直島でのアート鑑賞を通してアートの役割を考える。最後に、2日間の体験から問いやテーマを立て、それを解決するための自分なりのプランを考えて発表。
■開催日時
2023年12月19日(火)、20日(水)
■参加者
生徒20名+教員3名
■対象
高校2年生
■問い合わせ日
2023年7月29日(土)
■認知経路
メール問い合わせ
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スケジュール
■1日目
9:00 ベネッセハウス ミュージアム
(対話型鑑賞、問いのワーク)
10:30 李禹煥美術館
11:15 徒歩移動
12:00 昼食@直島ホール
12:45 島民セッション
13:45 本村周遊計画作成
14:00 本村散策(班別行動)
15:30 グループワーク
16:15 発表・共有
17:00 徒歩移動、直島泊
■2日目
9:00 地中美術館 ※貸切開館
10:30 ヴァレーギャラリー
11:15 個人ワーク@直島ホール
12:30 昼食
13:00 発表・共有
14:15 自由時間@宮浦港
特徴
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プログラムの特徴
島の方がアートをどう受け取るのか、受け手の視点も得られるよう、島民セッションを設定。1日目はグループでアートや建築の役割を考え、2日目はそれも踏まえて、個人で問いやテーマを立て、課題を解決するためのプランを提案した。
参加者の感想
1人で黙って絵を見るよりも、みんなで話しあって意見を共有してよく観察すると、また違うものが見えてきて面白かったです。
普段、作品を見てもすごいなと思うくらいで、作品の意味やストーリーについて考えるということはしてこなかったけれど、今回対話型鑑賞に参加して1つの作品とじっくり向き合ったことで、自分の中での作品への答えやたくさん考えることでできた解釈、友達の意見を聞いて思ったことなど今までの鑑賞では得られなかった、自分の新しい価値観を見つけられてすごく有意義な時間を過ごせたと思います。
クラスメイトのさまざまな意見や、逆に「そこが気になったのか!」という気づきがあって、とても楽しかったし、面白かったです。
企画担当者からの評価
■満足度
5/ 5 点
・スタッフの方にも丁寧に対応いただいたのでよかったです。
・生徒が普段学べない内容と体験ができ、普段の勉強を生かせたので、教員側も有難かった。また、生徒へのお気遣いが丁寧で行き届いていたから。
■再利用意向
5 / 5 点
生徒の満足度や自己効力感が上がる事が期待できるから。ただ、生徒の状態は年毎で変わるのでその都度見直しは必要と思われます。
■コメント
■特に良いと思った内容とその理由
・対話型鑑賞プログラムが生徒にとって発想力の向上や作品への向き合い方の幅を広げることになり良かったです。何より生徒が楽しんでいたので良かったです。
・対話型鑑賞とワークショップ。生徒への声掛けがとても良かった。
■良くなかった内容とその理由
・ありません
・特になし
まとめ・考察
・普段から対話型の授業を意識して行っているらしく、グループワークでは積極的に発言、お互いの意見を受容し、スムーズに進んでいた。
・各施設での鑑賞にも積極的で、十分に時間をとっていたつもりだったが、時間が足りない施設がほどんどだった。
・1日目のグループワークは予定よりかなり早く進んでいたが、2日目の発表の時間はもう少し長く確保できると良かった。(佐野)