【バスケ戦術】DDMOについて
DDMOとは
DDMO=ドリブルドライブモーションオフェンス
(ディーディーエムオー)
ドリブル主体のオフェンス戦術の総称です。このオフェンスを有名にしたのが、デリック・ローズが大活躍した2008年のメンフィス大学です。
革新的な年間勝利数を誇った2008年のメンフィス大学。
DDMOは高いスキルと高い精度のアウトサイドシュートを求められる戦術ですが、当時のメンフィス大学は見事にやってのけたのです。
日本にある文献でも
この戦術は習得難易度が非常い高いとの記述がありますが、
育成年代にこの戦術を教えることは、選手のキャリアを考えたときに理にかなっていると記述されています。
どのような戦術か?
一見、あのチームはただ1on1をしている。
なんて感じる方も多いと思います。「個の力に頼っている!!!」なんておっしゃる方も多いですが、
「わかっていない」そうお返しすることしかできません。
確かに高い個人能力を必要とします。だからってそのスコアをとる主要選手にしか目がいかないのは指導者として失格です。
簡単に説明するとそのような戦術になります。
※このドリブルドライブモーションオフェンスについては
グーグルで検索をかけてもなかなか記事に巡り会えない、
日本ではあまり注目されていない感じが否めません。
もちろん知らない人も多い戦術です。もちろん誤解も多いです。
DDMOの特徴
フォーメーションの存在
1on1エントリーからオフェンスの組み立てを行うものやレベルが上がってくると1on1を組み立てるまでのフォーメンションなんかも数多く存在します。(もちろん、一人で決着をつけられれば付けてしまいます。)
私が指導をしているチームで取り入れている戦術のDDMOについて少し解説をしたいと思います。私は育成年代のチームで、オフェンスはドリブルから入る形(DDMO)を積極的に取り入れて戦っています。
細かいルールがある
DDMOは独自の基準によるいくつかのエリア区分に分かれます。
それはハーフコート時、オールコート時で別のエリア区分が存在します。
また、積極的に攻めたいエリアへの攻め方についても優先順位が決まってるといった細かいルールが存在します。
圧倒的に結果至上主義なメンバーセレクト(スキル指導の必要性)
DDMOをチーム戦術として取り入れたい!と検索をかけてこの記事にたどり着いた方はまず始めに、高いレベルでのスキル指導ができるのかどうかというところを考えてください。
私が持つ文献の最初の項目は、このスキルに関しての記述でした。
・DDMOはスキルを持たない選手を起用することができない
→個人のスキルアップが重要課題である
・DDMOでは、シュート力を全て%で表し、目標に達さない選手は次のシーズンまで育成選手とする
→選手をタイプ別に診断し、選手へアプローチしなければいけない
なぜかというと、最終的には個人技の良し悪しで勝敗が左右される戦術だからです。そしてこの事実を選手にきちんと理解させた上で、高い壁を乗り越えさせる戦術なのです。
全て含めた上で、私は育成年代にこそこの戦術を教える必要があると考えています。
それは、私が持つ独自のメソッドが選手の成長を保証してくれるからです。こちらのノートでは、私のメソッドを一部有料コンテンツとして配信します。当然ですが、ここに書いてあることが全てではありませんし、私も日々勉強をしているので内容はより充実していきます。
2021/10 加筆
この説明だといまいちピンとこない!だったり、改めて簡潔に説明できる部分など、こちらの記事にまとめていますのでぜひ続けて読んでみてください!
参考資料
どのようなオフェンスかと言うのは
実際に動画を見ていただけるとわかりやすいかと思います。
文献については秘密です。僕の記事を読んでください。
・ケンタッキー大(男子)
https://youtu.be/VkqNwN1mLuE
・アメリカの高校(男子)
https://youtu.be/IHSwu_3BJL0
・アメリカの大学(女子)
https://youtu.be/HwDLM-zpApo
・羽黒高校(男子)
https://youtu.be/SrnhPsma2kc
・レクチャー動画
https://youtu.be/-o7jeGtS-w0
・メンフィス大
https://youtu.be/AgRpw8GGhD8
クリニックの様子
こちらのクリニックは一部紹介というような形になっています。
記事一覧(随時更新して参ります)
DDMOの具体的な内容については、
記事を書き進めて参りますのでフォローをお願いします。
まずは初級編からです。
①【DDMO】トランジション編
②【DDMO】ハーフコートのエリア分け
③【DDMO】スペーシングについて
④【DDMO】ファストブレイク・オートマチック