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Zalgiris初陣!!

ユーロリーグのホームページが改訂して重くなったのは僕だけですか? 
今回はユーロリーグ2021-22シーズン開幕戦、Zalgiris vs Asvel villeurbanne戦について書こうと思います。もうシーズン開幕して数ヶ月が経つのになぜシーズン開幕戦について書くのか?
もちろん自分の記憶を整理するためです😄

Asvelのホームコートでの試合です。Asvelの球団社長をトニー・パーカー、監督は弟のTJ.パーカーが務めます。コロナ禍なので観客数はまばらですが、僕個人的な感想はトニーが社長になってからAsvelはNBAっぽくなっている気がします。ファンもノリノリ。

では、各チームのロスターを確認しておきましょう。先ず、Zalgirisの注目選手はやはりエマニュエル・ムディエイでしょう。2015年ドラフト全体7位指名。デンバー、ニックス、ユタと約5シーズンNBAを経験した猛者がZalgirisへ鳴り物入りで参入。ちなみにZalgirisの今シーズンの予算は$6.8 million(約7億8千万)でしたが、ムディエイはかなりの額をもらってそうです。
Starting 5は #32 Strelnieks、#34 タイラー・キャバナー(渡邊雄太選手の大学の先輩)、#8 ムディエイ、#92 エドガラス・ウラノバス、#77 Lauvergne。

Zalgirisロスター
Asvelロスター

一方でAsvelの注目選手はU19でも活躍し、2023年ドラフト大注目選手#1 Victour Wembanyamaですね。今年の22年ドラフトで注目のホルムグレンと似たような細身で高身長だけどスキルフルな選手。
Starting 5は #3 クリス・ジョーンズ、#0 エリー・オコボ、#25 ウィリアム・ハワード、#21 ディラン・オセトコフスキ(🇩🇪)、#ユソファ・ファール

第1Q

1QAsvelフォールのダンクから試合が始まります。対するジャリギリスは綺麗なセットオフェンスからストレイニクスが3Pを決めます。
ピックとフォールへのアリュープを多用するAsvelとセットとムディエイの個人技でなんとかするジャルギリスでした。
フォールはやはり高さのプレッシャーをDFに与えているようで、ジョーンズがペイントアタックに来るとフォールがいるため、ジャルギリスのDF3人が収縮→オセトコフスキへキックアウト3Pという流れが生まれてしまいます。

さて、残り2分に注目Victor Wembayamaと#8アントワン・ディオット、#32マシュー・ストラゼル、#5チャールズ・カフディ、#6ポール・ラコンブを投入。
一方のジャルギリスは🇱🇹代表マンタス・カルニエイテス、アルトゥラス・ミラカネス、ルーカス・ルカービチス、ニールズ・ギファイ、ジョッシュ・ネボを投入。投入早々、ウェンバヤマがギファイのレイアップを豪快にブロック。見せますねぇ。しかし、カルニエイテスとルバーンの併せからのダンクと残り2分はジャルギリスが点差を詰めて終了。

第2Q

2ndユニット同士で始まった2Qはベテランの多いジャルギリスがセットオフェンスからギファイが3Pを沈めるなど、優位に立ちます。T.Jパーカーは若手のウェンバヤマとストラゼルを下げて、クリス・ジョーンズとユソファ・ファールを投入。
ポール・ラコンブとクリス・ジョーンズで試合を作ります。この2人が躍動、ボールがよく回り、ポール・ラコンブ、チャールズ・カフディの3Pで勢いづきます。たまらず、ジャルギリスはタイムアウト。スタートに戻し、立て直しを計ります。

タイムアウト明け、ムディエイがダンクを決めますが、ボールがよく回るAsvel。エリー・オコボの3Pが2本立て続けに決まり、またもタイムアウト。どうしたんだい?ジャルギリス…
その後、ストラウニクス、ムディエイの3P、アタックで点差を縮めたジャルギリス、エリー・オコボ、クリス・ジョーンズを中心に猛攻仕掛けるAsvel。
第2Q44-36でAsvelがリードして折り返します。

第3Q

開始からターンオーバーと良くないジャルギリス。このままAsvelが突き放すか?と思いましたが、ジャルギリスのDとオフェンスが改善し、3点差まで巻き返します。その要因を考察するに、セットオフェンスから効率良く得点ができたこと、ファールの高さ、ペイント内のDを改善できたことが良かっと思います。
残り3分からコスタス・アンテトクンポ 投入。アントワン・ディオットとコスタスの併せも良きなAsvel。一時点差を詰めたジャルギリスですが63-55と2Qと変わらず8点差で4Qを迎えます。

第4Q

コスタスがアスレチックなCなのでルバーンではなくジョッシュ・ネボを当てて速さに対応させる狙いです。しかし、Asvelはピック&ロールを効果的に使いミスマッチで収縮したDと反対に外へキックアウト、得点を重ねます。さらにこのQはカフディーが躍動。一気に点差が離れます。さらに、ムディエイがNBAさながら1on1から崩そうとしますが、ターンオーバー、ショットミスが続き点差が縮まりません。
結局88 - 76で試合終了です。ジャルギルス初陣は大敗でした。おつかれ。

この後も負けまくるジャルギリスですが、ムディエイがユーロで活躍できなかった理由が見えたゲームだったのではないかと思います(よく見れば誰でもわかる)。
今年は育成の年だと考えて軽い気持ちで見守ろうと思います。

かんばれジャルギリス。負けるなジャルギリス!!!!

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