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ジャパンC見解と予想
✔︎レース見解
展開予想に関してだが、まず逃げを主張したいのはキセキ。近走ゲートが遅いが、キレる脚のないキセキは押して出していくだろう。
コントレイルは前走の折り合い不安もあるので中団で自分のリズムで競馬をしそうなのに対し、シャフリヤールは川田らしくある程度のポジションはとりそう。
例年通りキレる脚のないキセキ、アリストテレスあたりが早めに仕掛けることで5Fのロンスパ戦を想定して予想を組み立てていく。
✔︎ジャパンC印
◎シャフリヤール
◯サンレイポケット
▲コントレイル
☆アリストテレス
△シャドウディーヴァ
✔︎印の見解
本命はシャフリヤール。
まずは能力の裏付けから述べると今年の3歳馬は天皇賞馬エフフォーリアをはじめとしてハイレベル。その世代のダービー馬なのだから能力は間違いない。前走の敗戦に関してだが、ダービーのような高速馬場のロンスパ戦で能力を発揮するからこそ、不良馬場だった前走は度外視するべき。
この馬の最も能力を発揮するレース質は高速馬場のラスト5Fのロンスパ戦。それを裏付けるように毎日杯のパフォーマンスは素晴らしかった。対照的にドスローからの瞬発力戦になった共同通信杯では能力を発揮しきれていない。今回東京2400mのGⅠらしくロンスパ戦になりそうでラップ的にもマッチする。3歳馬の斤量55キロ、藤原厩舎の叩き2走目。ここは間違いなく走ってくる。
対抗にサンレイポケット。
2走前から本格化傾向あり、天皇賞4着馬が今回単勝オッズ70倍は妙味あると判断。前走は3強に比べて馬場の悪いところを通っている。距離が伸びて切れ味より持続力が求められることに加えて、外差し馬場になりつつある今の東京なら更に浮上できる。
穴でアリストテレス。
小牧特別を振り返るとこの馬は東京2400がベスト舞台な可能性もあると見て印を上げる。菊花賞でコントレイルに迫ったということは事実で近走時計のかかる馬場で能力を示せてないが、早仕掛けしがちな鞍上もあいそうで穴をあける可能性は十分にあると判断した。
最後にコントレイルの見解について。
今回配当妙味を考えると2強と言われているどちらかの印を下げる必要はある。コントレイルの能力は今更言うまでもない。1番気になる点は前走の天皇賞秋で折り合いを欠いたところにある。3歳時は絶対能力で3冠を達成したが、今のコントレイルのベスト距離はおそらく1800〜2000m。2400mよりもマイルの方が合いそうなイメージすらある。土曜の馬場を見ても真ん中ぐらいが1番伸びるのでこの枠が裏目に出る可能性もあると判断して評価を下げる。
コロナ禍で達成された無敗の3冠馬のラストラン。現地参戦できる幸せを感じながら最後見届けてきます。