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トライアルでお惣菜かったらハイボールをレコメンドしてもらえた話
前段:この記事はトライアルのレジカート体験談です。
皆さんご存じのトライアル。
今回、千葉の長沼にあるトライアルに行ってきて、とても楽しかったのでまとめてみました。
お目当ては、AIカメラとレジカート!!!
トライアルのイメージって、"テクノジー!カメラ!カート!!!"みたいな、テッキーな会社ってイメージだったのですが、
実際にトライアルに行った後は、"普通にスーパーとして今後も行きたい"
に変わりました。
客寄せパンダではなく、
消費者のメリットを追求する手段としてのテックカンパニーって感じがしました。
考察というより、どんなものなのか、を纏めたかったので、一消費者として感想等々述べていきたいと思います。
入店~レジカート使うまで
初めてレジカートを使う人は、プリペイドカードを入手・登録・チャージする必要があります。
こんな感じでプリペイドカードがあるので入手。その後、
個人情報を登録する必要があります。
登録情報:名前・性別・生年月日・電話番号・住所
の5つでした。それが終わると、チャージに移ります。
※動画12秒ほど
プリペイドカードは、
①支払い方法:現金 or キャッシュカード(デビット機能つき)のみ
②チャージ金額:1,000円単位
③チャージ方法:リアルの場のみ。オンライン不可。
という形でした。
個人的には、クレカ支払い&オンラインチャージが出来たらいいなと思っているのですが、使っている層が結構シニアもいらっしゃるので、これくらい選択肢がない&キャッシュと現金という分かりやすさを重視してるのかな、と思いました。
プリペイドカードにチャージできたら、あとはカートにかざすだけ。
その後、簡単な流れを説明してくれます。
さ、入店だー。
入店~買い物~キャンセルの仕方
入店すると最初に目につくのは、商品数の多さとサイネージ。
海外みたい。普通にスーパーとして楽しい。
あと、もう1つのお目当てのAIカメラ。至るところにある。
カメラというよりセンサーっぽい(センサーですっけ?)ので、すげーみられてる感はそこまでないです。
レジカートに話を戻します。
買い物の仕方はとても簡単。バーコードをぴっとするだけ。
この体験でとても良い点は、
バーコードをかざすと、"ぴっ!"という音が鳴るのですが、
同じ商品をかざすと音が変わるので、"読み取りの重複"や"買い物間違い"を減らせる、という点です。
買い物間違いって滅多にないので、どちらかというと"読み取り重複"の回避用ですかね。
※上の動画内で、その音は確認できます。
音で知らせてくれるのは、分かりやすくてとても良かったです。
キャンセルの仕方も、バーコードをかざすだけなので、とても簡単。
レジカートに表示される"限定クーポン"
レジカートのメリットは大きく分けて2つと思っていて、その1つが
レジカートに入れた商品に関連するクーポン、です。
野菜系買ってたら、鶏もも肉をレコメンドされ(買わなかったですけど)
お惣菜系を読み込んだら、ハイボール・ウィスキーをお勧めされました。(日経で見たやつ!!)
因みに、味噌を買ったら別の味噌のクーポン表示されたので、スイッチングもメーカー目線で出来ちゃいます。(絶対この味噌!の人はされないかもだけど)
どうやら、このレジカートを使ってる人のほうが、普通のカートを使ってる人より購入金額は大きくなる傾向(※1)があるようです。
それを成しているのが、このクーポン配布。
もはやリアル店舗アマゾンですね。
ここの体験に関しての感想としては、店内地図をクーポンの利用と共に見せてあげたほうがいいのかな、と思いました。
トライアルって広くて商品が大量においてあるので、クーポン出されても何がどこにあるのか、ぱっと見わかりません。
そのため、クーポンを利用するっていうボタンを押す・クーポンと共に"ここにありますよ!!現在地ここですよ!!"という機能が付いていたら、もっと誘導できそうだな、と思いました。
レジカートの退店の仕方
レジカートゲートは、1列にならんで
①店員さんが上の商品をいくつかバーコード読み取りをする
②その後、カメラ搭載のタブレットがあるゲートを通過
というシステム。見え方はこんな感じ。
①店員さんが上の商品をいくつかバーコード読み取りをする
ここで、商品のバーコード読み取り漏れを防いでるのだと思います。
②その後、カメラ搭載のタブレットがあるゲートを通過
これはちょっと何のためにあるのか分からなかったです。
タブレットに自分の顔が撮られているので、顔ID化とかするのかな?
レジで待つ時間よりも短い時間で退店できました。気持ちいい。
ネガティブポイントを敢えて上げるとすると、専用レーンが少なくて結局列ができてる、くらいですかね。
その他、中の所感
①普通に安い。安いしいっぱいあるので、ショッピングが楽しい。
②レジカート使ってるのは6割くらいで、通常のカート使ってる人より多そう。あと、シニア~主婦の方も普通に使ってるのが印象的でした。
③AIカメラは密集してるところと、してないところがある。調味料系はあんまりなかったかな。
まとめ
トライアルのレジカートを使った入店~退店までの流れを纏めてみました。
レジカートの感想としては、
①重複は音で知らせてくれる機能が、地味にうれしい。
②クーポン表示されてスイッチングおきそうなんだけど、関連商品レコメンドされたときに、クーポンの商品がどこにあるのか、が一発で分かりにくい。(素晴らしい体験なんだけど、まだまだ改善してきそう。)
③クーポン表示は、トライアルが目指している"ECの世界をリアルで再現"に繋がりそう。
④若者からシニアまで、レジカートは広く受け入れられている!!
⑤というか、そもそもスーパーとしてイケてるので、また来たいと思っている。
という感じでした。
結局6000円くらい買ってしまった。
わりと、トライアルのテクノロジー部分にフィーチャーされがちで、
トライアル圏にいない人からすると、テッキーな会社!というイメージが強いとおもいます。(僕だけかな?)
が、行ってみて思ったことは、UXが綿密に設計されていて、また来たい!と思えるようになりました。
トライアルはテックカンパニーなんですが、ただ新しい技術を取り入れるという出発ではなく、UXの部分を徹底的に考える次世代スーパーだな、が正しい姿のように思えます。
是非、東京の渋谷~新宿あたりに作ってほしいです!!!
終わり。