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PdMが開発責任者とニコイチになるためにやったこと
本記事は、プロダクトマネージャー Advent Calendar 2022の10日目の記事です!
(地味PMの方も、別のnoteで出させていただく予定です!)
はじめに
こんにちは!網谷(あみや)と申します。
サイバーエージェント 小売DX Div アプリ運用センターで、小売様と共同で開発している、toC アプリのプロダクトマネージャー(以下PdM)をしております!
昨年 2021年の12月より小売DX Divに異動し、プロダクトマネージャーになって1年たちました。
今回は、私が1年間を通して感じた
"PdMが初めにやることって、これではないか??"
ということについて書かせていただきます。
PdM、スーパーマンじゃない??何から取り組む??
1年間、PdMを務めさせていただいて感じた、PdMという役職について思うことはこれです。
各所で"PdMはスーパーマンである必要はない"ということが言われていると思いますが、組織のPdMに対する成熟度や、張れる体制/人数次第かな、と思います。
私の組織は絶賛立ち上げモードでして、PdMに求められることを綺麗に定義しきれてはいません。チームメンバーの中でも定義がバラバラだと思います。
📝PMとして最初に何をすべきなのか?など参考にしたもの
世の中にはたくさんのPM論があるので、是非見ていただきたいのですが、tablyさんのまとめ・佐々木さんの解説はわかりやすかったです。
インターネット最高。
[#PMの基本 連載秘話] トライアングルではない、PMが持つべきスキル
【プロダクトマネジャーの5つの誤解】
自分の組織の中でPdMの役割を明確にするのがベターだと思ってるので、今後は取り組んでいきたいな、と思います。
が、定義をしたところで、身につける順番はあるかもしれませんが、PdMに求められる事は質も量も多いと思います。
その中で、何から取り組んでいけばいいのか?が分からない方もいるかと思います。
私がまず最初に実践したことは、"開発責任者とニコイチになる"ということでした。
PdM、PjMは関わる人が多いというより、関わる職種が多い
現在私が関わっている職種は、
・ビジネス:営業/PjM/マーケター
・開発:ネイティブ/フロント/サーバー/ML/データエンジニア
・データ:データサイエンティスト/アナリスト
・デザイナー:プロダクトデザイナー/リサーチャー
など多岐に渡ります。
この多岐にわたる職種の人たちと、適切な意思決定をする事、が求められるPdMですが、全ての職種と対等にやるのは、かなり時間がかかると思います。(シンプルに大変)
私は、上記の中でもまずは"開発責任者とニコイチになる"と決め、以下のことを実施してみました。
開発責任者とニコイチになるためにやったこと
未来を語るーだったり、飲むだったり、コミュニケーションの上で仲良くなるための方法はいくらでもあると思うのですが、"開発者のツボを押さえる"ことで、早く深くニコイチになれると思っています。
色々実践してみたのですが、下記3つは効果的(嬉しがられた)でした。
1.開発チームが作ったものを、1番早く1番長く触ってフィードバックする
紹介する3つのことで、最も簡単で最も効果が大きいと思います。兎に角触って、修正箇所があったら伝える/意図通りに動いていたら普段の感情より3倍喜ぶ、をすることです。
これをする事で、名実ともに"プロダクトに本気なんだ"ということを、開発責任者に理解してもらうことが出来ました。
2.分からない用語は徹底的に聞く
"自分で調べる"ではなく"聞く"というのがポイントです。例えば、"Dev、Stg、Prdの違い"や"デプロイ、プルリク、マージ"など、開発陣が当たり前に使っている用語も分からなかったので、毎日開発責任者と1on1して、用語について教えてもらう会を作りました。
1に追加して、"聞く"ことを実施すると、開発責任者がPdMが分からないことを勝手に想像してくれるようになります。
PdMが知識に不安に思ってるのと同様、開発側も"PdMが何を理解しているか分からない"という状態のため、小さい積み重ねでコミュニケーションでストレスがかかります。
"聞いてみること"で、知識をつける・開発責任者に自分の知識レベルを理解してもらう、ことができるので、是非聞いてみるといいかな、と思います。
3.顧客との会話やドメイン知識をインプットする
小売の用語や、顧客との会話で出てきた"ならでは"のことについて、開発責任者にも必ずインプットしています。ドメイン知識を与えることで、"プロダクトの意思決定の方向性・重要なポイント"を理解し、設計段階から仕込んでくれます。
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出典:https://www.fujisan.co.jp/cat100/cat3060/ranking/
"開発責任者との関係"について言及されていることが意外と少ない?
以上、やってよかったこと3つを紹介させていただきました。
PdMについて、今の時代は本当にたくさんの勉強になる文書が多いのですが、意外と開発責任者とニコイチになることなど、関係性について書いていないのではないでしょうか。
…と思って探してみると、割とPdMになりたての方が書いていた本にガッツリ書いてあったのを見つけました。
第2章に書いてありますので、PdMとしての網羅的なスタンス/スキルを身につけたい方は、是非読んでみてください。
前述しましたが、PdMという役割の弊害の1つに"人によって、PdMのあるべき論/責任分掌の幅が大きい"ことがあると思っていますが、必ず共通する言葉としては"プロダクトに関わる人"なんだな、ということです。
インターネットサービスにおいて、"プロダクトを作ること = 開発者と一緒にに作る"は自明かな、と思います。
・まず、ユーザーに向き合う!
・最高のプロダクトロードマップをつくる!
など、は勿論必要だと思いますが、長いPdM人生、ずーーっと一緒に働く仲間に目を向け、ニコイチになることから初めてみてはいかがでしょうか。
仲間を募集しています!!ニコイチになりたいです!!
最後に!
サイバーエージェントの小売DXでは、絶賛採用中です。
・サーバーサイド,バックエンド,ネイティブなどの開発者ポジション
・PdM,PjM
などなど募集中です。
また、開発責任者だけではなく、データサイエンティストともニコイチでやっています。
ご興味ありましたら、是非カジュアルにお話しさせてください!
DMお待ちしています!
CAで小売DXのPMをやらせていただいています!!今回は、DS×PMの二人三脚で登壇させていただきました。実態は、クライアント様・DS・デザイナー・Dev・BizDevなど、、二人三脚どころか十人十一脚以上な感じですので、興味ある人は是非声かけてください! https://t.co/sE0k8CRwr0
— Ryutaro (@baske10man5) July 29, 2022