サウナで味わう、放心とジャンクフード
夫のサウナ好きにつられて、わたしもサウナにハマった。
週末は夫と二人で行ったことのないサウナへ遠征に行くのがちょっとした楽しみになっている。サウナはもはや、おじさんだけのものではなくなりました。ルールを熟知している若い女性もとても多いから、ちょっとテンション上がるんだよね。
流れとしては「サウナ(暑い)→水風呂(冷たい)→ととのう(放心)」を3度程繰り返して楽しむのだが、わたしがサウナがいいなと思うのはのやはり放心の時。
日頃は考え事が多いため、無心になることってよっぽどない。わたしにとって、強制的に無心にならざる得ないのが「ととのい(放心)タイム」なのだ。
人間は、1日に数万回もの思考を行っており、その95%は前日と同じ内容を繰り返しているそうな。そのうち約8割はネガティブな思考だというんだから。答えなんて出ないのに、おんなじことをずーっと考えてるんだよねぇ。
きっと血圧が乱高下しているせいだろう。もう少しで危ないところなんじゃないかと不安にもなるが、まだ生きている。
外の空気が吸えるインフィニティーチェアーで横になり、ただ息をしているだけの10分間がなんとも言えない幸福の時。
そしてサウナ後は体に悪そうなフードを食べる。好んで食べる。
平日は質素な食生活だからと言い訳をしながら欲に任せる。
カロリーをケチって飲み物は黒ウーロン茶とかにしないのがコツ。
例えばハンバーガーとポテトとコーラのセットにナゲットを追加して食べる。
例えば味噌ラーメンにバターとチャーシューをトッピングして食べる。ビールも飲む。
なぜだか普通に食べる時とおいしさのレベルが違う気がする。サウナ後の疲労感と相まってドーパミンかセロトニンかわからないけど、さっきとは違った幸福感がドバドバ出てくる。
そして帰路に着く頃には、一週間にあった出来事のモヤモヤやイライラが消えてリセットしている。爽快感すらある、満腹なのに。
サウナって不思議だな。この遊びはしばらく続きそう。
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