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カメラ初級レベルがCanon R6 mark2をいじってみた。(1)クロップはどの程度役に立つか。

いままでAPS-C機を使っていて、初めてのフルサイズが我が家にやってきました。
ところが、いままでの90Dも使いこなすまではいっていないレベルなので、正直、使用者に比べてオーバースペック。
しかも、相談できる相手が身近にいない。
機能についてはほとんど、ググるだけが情報源です。

しかし、上手な方が作例や使用例や問題点をアップしてくださるのを期待してググっても、ツイッター検索してみても、知りたいことがヒットしない場合もしばしば。
であれば当たって砕けろ、やってみるしかありません。
同じような初級者が参考になればと思い、その都度、試行錯誤の結果をここに残すことにしました。

現在のわたしのレベルは、絞り・シャッタースピード・ISO・露出をいじり、風景を撮るときはたまーにホワイトバランスをオート以外にすることもある、くらいです。

クロップで撮影してみた。

今日は、撮りたいものが植物、必要なのが広角~ちょい望遠なので、レンズはrf24-240mm F4-6.3 IS USMでした。
そうしたら、出てきちゃいました――カワセミが。
しかも、いままでAPS-C機+70-300mmで悪戦苦闘していたときよりも、ぐっと近くに!
240mmというと、APS-C機でいえばたったの150mm相当です。
よし、クロップだ!

手前のボケは木の柵です……何もかぶらない位置はすでに常連さんが並んでいたので。

いつ動くかもと、シャッタースピードを1/1250秒で撮りましたが、結局ちょっとしか動かなかったので、1/500もあれば十分でした。f7.1、ISO6400です。
ファインダーで見ると、ピントはしっかり瞳を検出していました。

拡大してみると。

これをiPad miniに取り込んで、画面いっぱいに拡大してみると、こんな感じ。

粒子ざらっざらで羽毛の感触も気配しかわかりませんが、足の指を見ると、ISOがもうちょっとましなら、いわゆる「証拠写真」くらいにはなったかも、という期待が持てます。

実はこの少し前、別の場所でやはりカワセミに出くわし、クロップを試しました。
ただその時は、もっと距離が離れていました。
ISO2000で、ピントも瞳をとらえていたのですが、飛んだらピントが外れてしまいました(止まっていた杭に残っていた)。
R6 mark2のAFは食いつきがいいという話ですが、クロップでも鳥の大きさがこれの半分くらいになってしまう場合だと、さすがに厳しいようでした。

小鳥を撮るには、最低でも400mmあるレンズ(それでもたぶんクロップ)か、APS-C機でないと厳しい(少なくともわたしくらいの腕では)という印象です。いまのところ。
ちなみに購入したとき、店員さんにはデジタルテレコンを勧められましたが、オンライン説明書によればAFがトラッキングしてくれないらしいので、鳥を撮るには不向きのようです。



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