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【陰謀論】3年経てばパートのおばちゃんは帰ってくる

レギュレーション変更。

数多の思い出を纏ったカードたちと別れその哀愁を抱えながらも、新たなレギュレーションへの突入、そして新たなカードとの出会いに期待を馳せる季節。

そんな折、世を震撼させる爆弾が投下されることになりました。


大きめの文字しか書いていない。

パートのおばちゃんに作らせたかのようなカード、通称パーおばの恐怖を人類は思い出しました。


終わりのはじまり

新レギュレーションI第一弾『バトルパートナーズ』の情報が初めて解禁されたのは、2024年夏WCS2024。

2025年には「トレーナーのポケモン」が登場するという内容であり、胸をときめかせた人ばかりだったでしょう。

特に「Nのゾロアークex」は数年前の環境を知る古参たちをとりひきの再来だと狂喜乱舞させ、一躍話題となりました。

それから4ヶ月後、2024年12月に待ちに待ったバトルパートナーズ収録の新カードがぽつぽつと公開されました。

とりひきを引っ提げたN、壊れスペック道具のリーリエ、自己完結のナンジャモ、過去活躍していたマッシルガンの転生体ホップ…

それぞれコンセプトと個性を持ったカードたちの登場におおむね世間の反応はポジティブです。

しかしその後の年始、なんとなく嫌な空気が立ち籠めます。

ん?

明らかにここ最近のカードに比べ文字数が少ない。
2進化ラインの合計テキストの量ではありません。


この時点で、コアなポケモンカードプレイヤーたちの中でそれを指摘し不満を露わにするものが現れ始めていました。

とは言っても全体で見ればそれほどの反響もあることなくこのニュースは流れていき。
が、これを機に次々と"環境にやさしい"カードが公開されていくこととなります。

「こわいおねえさん」と表記揺れ

この文字の少なさ、SDGsを実現するためインクを削減することを目的としているのだとしか思えません。

あるものは口にしました。

『バトルパーおばーズ』

ふつふつと湧き上がるプレイヤーたちの不安と不満。


そして1月13日にそれは投げ込まれました。

終わりのはじまりです。

普段テキストの少ないカードに対して無関心な層をも「これはマズいのでは」と思わせるのに十分でした。

オオタチファンをブチギレさせ、カツラのクイズショーの可能性を引き出し、ジュネーブ条約や環境破壊にまで話題が及ぶ始末。
おまけに弱すぎてHPも間違えられる。


長きにわたってパーおばの象徴として語られてきた「オニドリル」を超えるパワーカードの登場。

Iレギュに未来はないのでしょうか。


Aレギュ以降のパーおば

ここで、過去に遡り今日までのパーおばと呼ばれるカードの変遷について振り返ります。

サン&ムーン(SM)シリーズ

遡ること8年前(←ヤバい)、「ポケモンカード サン&ムーン」シリーズ(以下SMシリーズ)のカードが登場し、ここから現在のレギュレーションマーク方式が採用されました。

最近ポケカを始めた人は信じられないかもしれないですが、SMシリーズは所謂非ルール(非エク)のポケモンが強く、全体的なテキスト量も多いです。

代表的なものだと必要パーツをジラーチで集めながら非ルールのサンダーで戦う「ジラサン」(画像1・2)や、非ルールの超ポケモンをメインにカラマネロでエネ加速する「超バレット」(画像3・4)。

名前だけでも聞いたことある人はいるはず。

(画像1)ねむりでも逃げれる道具と組み合わされていた。帰ってきて
(画像2)専用ダメージ追加グッズなどもあり、当時の火力でいえばルール持ち2パンくらい。


(画像3)
(画像4)復活しながらなぜか相手にダメカンを乗せる


少々話が脱線したが、非ルールのクオリティが今と比にならないのは事実です。

そんなSMシリーズはCレギュレーションまでで終わり、魔の「ソード&シールド」(以下SWSH)シリーズへと突入します。

ソード&シールド(SWSH)シリーズ

パーおば禍。
SWSHシリーズを表すならこの一言に尽きます。

特にD・Eレギュレーションのカードにはそれが如実に現れています。

そのふたつのレギュレーションに限ってはテキストの書いてあるカードが少なすぎて逆に語ることが何もありません。

未曾有の感染症流行で働き方が変わり、パートのおばちゃんに仕方なく作らせていたのでしょうか。

嘘だと思う方はフュージョンアーツのカードリストを見てください。パックの約17%がバニラだから。

散々コケにしましたが、Fレギュレーションだけはパーおばレギュの限りではありません。

現在でも使われているロストギミックやリファインのキルリアなど、主要ルール持ちカード以外を適当に作る流れから一応の脱却したことが窺えます。

それにしてもD・Eレギュでパーおばを刷りすぎてSWSHシリーズ全体のイメージはパーおばです。

スカーレット&バイオレット(SV)シリーズ

G・Hレギュレーションは、Fから盛り返した勢いをそのままに、そこそこしっかりとしたカードを作る流れが固まっていきました。

公式側が「逆転をテーマにする」と明言したように、ゲームのコンセプトもある程度見えますし。

少なくともリストの大半が虚無といった具合のパックは一つもなかったと記憶しています。

公式は無事パーおばスパイラルを脱却した、そう思っていました。

しかし、Iレギュレーションで再び地獄の扉が開こうとしています。

Nのポケモン最後のギギギアルをこれにするなんて、よっぽど地獄が好きらしいな。

最大360出せて偉い!



「奴」は3年経ったら帰ってくる

パーおばの歴史を見てお気づきでしょうか。


A〜Cレギュレーション テキスト多

D〜Eレギュレーション パーおば

F〜Hレギュレーション テキスト多

Iレギュレーション パーおば…?




"それ"が見えたら終わり


3年間テキストが多い年があって、その後にパーおばが帰ってきています。

明らかに担当が変わっています。

ちゃんとテキストを作れる職人とパートのおばちゃんで代わりばんこに作っているのではないでしょうか。

今怒りと愚痴の的となっているカードは職人が作ったものではありません。
パートのおばちゃんが作っているものです。

職人が良テキストを考え続けるのは疲れるから職人が3年働いたら2年パーおばが入るシステム、そうとしか考えられない。

我々はきっと、IとJレギュレーションの2年間パートのおばちゃんと生きていかなければいけません。

早急に解雇を。


終わりに


公式チャンネルのみなさんも被害者です。

夜明けの疾走収録のマグカルゴのイラストが好きとか、オーガポンジャンボカードセットで特筆すべきはミラーの鬼の仮面だとか言ってるクチート竹内があのオオタチを見て何も思わないはずがありません。

クチ竹、お前の苦悩はわかってるからな。

公式なのにDPシリーズのカードだけ画質ガビガビなのなんとかしてくださいバカタレが

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