誰得かわからないけれどオフィクレイドのソフトケースをレビューする。
本当に誰得なのかわかりませんが、探している人は探している、オフィクレイドのソフトケースについてレビューしてみます。
オリジナルを購入する多くの場合は海外からの輸入になるので、楽器は凄くしっかりした木箱に梱包されてやってきます。もちろん日常でホイホイ移動するためには新たにソフトケースが必要になりますが、残念ながらこの楽器にぴったりくる、他の楽器のケースはちょっとありません。多分ゴルフケースなら大丈夫なのでは、と思い全く縁のないゴルフショップへ赴こうとした矢先、最近尖った製品をリリースするウェセックス社 wessex から、オフィクレイドのソフトケース(ギグ・バッグ)が個別に販売されているのを見つけました。
ウェセックスはオフィクレイドのコピーも販売している攻めたメーカーですが、それに合わせたケースは個別に販売しています。リンク先の写真の上のものがC管用、下がBb管用です。長さが10センチ程度違う他、Bb管用のほうが大きめの作りになっています。所有している楽器はC管なのですが、周辺機器のことも考慮して今回はBb管用を購入しました。どちらも同じ値段で、現在のレートで1万5千円、こちらに運送費がおよそ1万円かかりますが、それでもリーズナブルな値段だと思います。注文してから一週間以内にDHLで到着します。この辺りは実にスマート。
到着時はこちらの写真のように2つ折で届きます。横に置いてあるのは比較用のF管チューバのソフトケース。
梱包材から出すとこのくらいの大きさ。縦はチューバより長めです。生地は厚めですが、楽器を安全にガードするほどではありません。あくまで移動や自宅での保管用と割り切る必要があります。
表(といっていいんだろうか)にはポケットが2つ。片方はA4サイズ程度。
裏にはファスナーが2箇所ついており、背負う時に使う肩紐が収納されています。
楽器を収納するとこんな感じ。上は余裕ありますが、ジャストサイズだとベルに余計な圧力がかかりそうだな、とちょっと思いました。C管でもこちらのサイズを選んだほうが良いのでは。横はかなり余裕があるので、ボーカルを外して別途格納することも可能です。
楽器を入れて閉じてみたところ。このケース、多分バス・サックバットにも使えると思います(スライドとベルの間に梱包材が必要でしょうが)。
これで気軽に修理に持っていける(まずはそこから)。以上ウェセックス社のオフィクレイドのソフトケースのレビューでした。
追記:オフィクレイドの周辺グッズとしてはもう一つ、楽器スタンドがこれまた悩みの種なのですが、こちらもウェセックスのカタログに載っていることを今更発見。現在売り切れ中ですが、再販を熱望しています。
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