【パワーワーク】もっと会社の人たちと仲良くなりたい!
はじめまして、ばしみと申します。今回は株式会社ゴーリストの制度であるパワーワークに参加したので、そこで得られたことなどについてお話します。
パワーワークとは
ゴーリストでは「パワーワーク」という制度を実施しています!
パワーワークとは、「もっともっと成長したい🔥」というメンバーが任意で参加する、1ヵ月間毎日出社をして成長を加速させるための取り組みです!
経営メンバーともじっくりとコミュニケーションを取れる場があるので、普段は聞けないような話や、自身の悩みに対して多角的なアドバイスをもらえる貴重な機会でもあります。
▼詳細はこちらからご覧ください!
自己紹介
私はゴーリストグループに新卒6期として入社した、現在4年目のメンバーです。グループ会社であるフロッグ社のメディアチームに配属され、人材業界向けのオウンドメディア「HRog」の運営に携わってきました。
2年目からはメディアチームが「マーケティング部」に変わり、仕事内容も記事の執筆・取材だけでなく、広告運用やセミナー運営など多岐にわたっていきました。ライターからマーケターに職種が変わったようなものですが、うちにはマーケの経験者はいませんでしたので、誰も何も分からない中でひたすらガムシャラにやっていた時期だったかなと思います。
そして4年目の今は、チームマネジメントやマーケ目標・施策の設計など、チームリーダーとしてのお仕事をさせていただいています。
この会社にいると「停滞・不変・マンネリ」といった言葉とは真逆の時間を過ごすことができます。日々まったく新しい形に組織ごと変化していくので、それに必死についていくうちにおのずと筋力が鍛えられ、いつの間にかパワー型になっているという寸法です。恐ろしいですね。
参加したきっかけ
そんな3年半を過ごし思考がややマッチョ化してきた私が、今回パワーワークに参加して何をするつもりだったのか。さらなるボディビルディングでもするつもりなのか。肩にでっかい重機乗せてんのか。
否、願いはシンプルに、
もっと会社の人たちと仲良くなりたい!!!!!
これです。
文字数が足りなさそうなので、もう少し丁寧に説明しますね。
私はここしばらく、「自分は手を伸ばせば掴める機会をずいぶんと取り逃しているのかもしれない」と考えていました。というのも、私は愛知県の生まれですが、就職とともに関東に引っ越してきました。出会う人、土地、文化、すべてが目新しくワクワクしたものです。
それなのに今や、職場と家の往復ばかり。休日はいつも数駅先のTOHOシネマズ。3年半住んでいる土地のことすら、最寄り駅からスーパーまでの半径1kmくらいしかろくに知りません。
せっかく家族の元を離れ、「そこに無いなら無いですね」とでも言わんばかりに物量ひしめく東京を生活圏としているのに!
こんなにも!
なんにもしていない!!
おい!!!
いいのか!!!
初めて国会図書館に行って「こんなんあるとか東京の大学生ズルやん」とキレたあの日の自分が泣いてるぞ!!!
大それたことじゃなくてもいい。いつもとは違う道にちょっと足を伸ばしてみるとか、気になるイベントに軽率に参加してみるとか……。とにかく、手を伸ばせば届く場所にチャンス・機会がたくさん転がっているのに、今までバッターボックスに立たずかなりの球数を見逃してきたわけです。それってめちゃくちゃ勿体ないじゃん。わざわざ関東の高い家賃払って一人暮らししてんのに。
思えば会社にもほとんど話したことのない方がたくさんいます。ゴーリストグループの魅力の一つは、年齢・性別・国籍問わずさまざまなバックボーンを持ったメンバーがいること。せっかくこの環境に身を置いているのに、業務で関わる人としか交流できていないのは機会損失だと感じました。
せっかくならパワーワークという場(これもひとつの機会ですね)を借りて、もっといろんな方と話してみたい。ここに居るから築ける人脈をもっと広げていきたい。そう思って私はパワーワークに飛び込んだのです。
実施中の過ごし方や意識したこと
パワーワーク期間中は毎日出社し、指名した経営メンバー3名と食事に行くことになります。私は普段仕事でまったく関わらないお三方を指名しました。
おしとやかだけど実はバックオフィスとデザインの二刀流で無双している方。
日本人より綺麗な日本語を話す、菩薩のように穏やかなインド人エンジニアの方。
誰に対しても敬語を使う堅い人かと思いきや、独特な思考回路が面白いプロマネの方。(すみませんお写真を撮り忘れました……)
肩書だけでめちゃくちゃ濃い3名ですが、これまであまり話す機会がなかったため肩書以上の情報を知りませんでした。仲良くなるにはまず知ること!ディナーではそれぞれの生い立ちやゴーリストに入社した経緯について、じっくりお話を聞かせていただきました。
ここだけの話(でもないですが)私は兼業漫画家をやっているので、他者のヒストリーとそれによって育まれた価値観を事細かに聞くことができ、非常にホクホクしておりました。ネタ作りに生かそっと。
ディナーを通して経営メンバーお三方とは少し距離が縮まったかなと思いますが、用意してもらった機会に乗っかるだけではパワーワークの強度としては物足りないですね。何か自分からもコミュニケーションを取っていきたいところ……。
パワーワークの中間報告会でそう相談すると、他の参加メンバーが「クロスランチを主催するのはどうですか?」と提案してくれました。クロスランチとは、3チーム以上またいだメンバー同士でランチに行くと食事代1000円分を支給してもらえる、交流促進を目的としたゴーリストの社内制度です。
アドバイスを受け、私は「もっとお喋りしてみたい人」を各チームから1人ずつ集めてお声がけすることにしました。善は急げ、すぐチャットにお誘いの文章を打ち込みます。
えー……「今度一緒にランチに行きませんか😆」と……。
いや、唐突すぎるか。背景から伝えた方が良いかな?
「パワーワークの一環で」……なんか堅すぎるかも……。
なんかもう、声のかけ方から不慣れ感丸出しです。「急に何?こわ」と思われたらどうしようという恐怖でエンターキーを押す指が震えます。
そのとき、中間報告会で陽の者お二人から頂いた極意が脳裏に浮かんできました。
「相手のことを気にしすぎず話したいと思ったら話しかける」
「一気に『ずっと話したいなと思ってて~今度ご飯いきましょ~』まで持ってく」
……おいおい陽の者はこんなこと毎回やってんのかよ……!?凄すぎんだろ……ッ!!
これを聞いたときはさすがに後ずさりしてしまいました。知らない世界すぎて。
でも今回は「そうする」のが目的で目標なのです。なりたい自分があるのなら、ときに自分らしからぬ行動を選択する必要があります。痛みなくして前進はない。
ええいままよと送信ボタンを押すと、拍子抜けするほどすぐに皆さんから快諾のメッセージが届きました。ここ最近で一番ほっとした瞬間だったかもしれません。
そうして無事にクロスランチを開催し、みんなでタイ料理を食べながら各社キックオフの話や学生時代の話、好きな映画についてなどお喋りすることができました。勇気出して良かった~!これも「パワーワーク中なんだから」という気持ちが背中を押してくれたおかげです。
ちなみに私がお声がけしたメンバーは、他者をして「すごい集まり」と言わしめる珠玉の面々でした。裁判員制度ですか?ってくらいランダム感のあるメンツだったと思います。楽しかったです。
パワーワークで得た学び
こうして1か月間のパワーワークが終わりました。振り返ってみて思うのは、もっと自分から「あなたと仲良くなりたいです」を伝えに行くべきだなということ。そして伝えてみると、案外喜ばれるということです。
思い返せばこれまでの人生、人間関係の構築において基本受け身になっていた気がします。ずっと声をかけてもらうのを待っていたというか。それでいて「人と仲良くなる方法がわかんないよ~めそめそ」としていたわけで、あまりにも甘ったれでした。他力本願寺、建立。
どうも人と仲良くなりたければ、自分で仲良くなりに行かなければいけないようです。みんなこういうのどこで教えてもらうんですか?進研ゼミ?
人から見ればあまりにも初歩的な気付きかもしれませんが、ずっと首を捻りながら人付き合いしてきた私にとってはかなり大きな、そして嬉しい発見でした。
だって、自分の行動は変えられるものだから!これから友達100人作って富士山の上でおにぎりを食べるのも夢ではない。俄然希望が湧いてきました。
今後に活かしたいこと
実はパワーワーク実施前は、「親しみやすいフッ軽リーダー」を目指す理想像に設定していました。しかし今思うと、これはかなり受け身のスタンスだったと感じます。
まずは自分から親しみにいく。自分から誘いに行く。そんな風に自分の行動を変えていきたいと思います。
とはいえ、スタンスをいきなり変えるのは難しいでしょう。私はきっとこれからも「迷惑だったらどうしよう」とか「誰も来てくれないかも」とかウジウジ考えるのをやめられないに違いありません。
だからこそ陽の先輩方にもらった言葉をお守りにして、なるべく足取り軽く最初の一歩を踏み出せるように、少しずつ少しずつなりたい自分に近づいて行きたいです。
最後に
こんな素敵な機会が転がっているゴーリストでは、現在25卒採用を実施中です。
社会人ってなんだか遠い存在に思えるもの。「自分、やっていけるのかなぁ……」と不安や焦りを抱えながら就活中の学生さんもいるかもしれません。
大丈夫です!
社会人になってからやっと友達のつくりかたを学んでる人間もいます!!
大切なのはありのままの自分を受け止めること、変に背伸びしようとしないことです。ゴーリストの「#すっぴん採用」はそんな考えから始まっています。
ご興味のある方は是非一度、覗いてみてくださいね。