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石橋に関わってくれてあなたへ

それは夢からはじまった。
不可能が可能になった夢。
鹿児島で生まれ、川内で育ち、佐賀で賢くなった。
山梨でライオンになった。甲府で成長し、東京で新しい視点を見た。そしてついに鹿児島の新しい祖国での挑戦


最高に痛快な山梨生活に一区切り

今、鹿児島に帰るために羽田で飛行機待ちを時間を潰そうと写真を見返していて、感情を抑えられなくなって加筆している

甲府での生活は苦しかったことのほうがはるかに多かった。

高校3年の夏にはじめて山梨に練習参加をしにきて、新宿で乗り換えがわからなくて泣きそうになった少年から、もう4年が経ったのかと、、、



クラスでの発表も恥ずかった僕が、今日も自分より3倍くらいの年齢の経営者に堂々とプレゼンをしている

そのあとは新宿のビル街で商談をしたあと風をきって歩いていた

もう迷わない

自分の今までの選択もこれからのことも

たくさんの出会いがあり、全てに感謝している

刺激的な毎日であったなと写真を見て思っていた。

朝の6時半から鎬を削った仲間も、僕の思いとは裏腹に最後もケロッと清々しい顔をしていた


人前で泣くのが恥ずかしくて

試合に出ても結果が出ず悔しい思いと情けない思いが込み上げシャワーを浴びながら何度も泣いた。

先輩に慰められ、後輩に励まされて、自分を奮い立たせてくれた

先輩はいまだにこのことをイジってくるけど、全てが美化されている

大学初ゴールの試合

第6けやき寮から世界へ

同じ寮から、Jリーガーになりイングランドに移籍してパリオリンピックに出てもう手の届かない別の世界にいる大先輩も

賞味期限は自分で決めるもんだと鶏肉を生の状態で食べれる同期も

パチンコ屋のベンチで空を見ながら涙目になっていた後輩も

これだけは素直な気持ちで言える。

みんなのおかげ ありがとう


4日、日曜日 
同じカテゴリーでプレーしていた仲間が関東リーグにフル出場して胸が熱くなった

今も目頭が熱くなって涙が溢れている。

今日、明日で練習参加をしてるらしい

自分のことのように嬉しい。心から熱くなれる、頑張れ


自分の実力だけではここまで来れなかった

チームメイトに恵まれ情熱的なスタッフに出会い、縁がどれだけ重要かと痛感する


鹿児島の田舎の砂煙の舞う街クラブからここまで来れたのは間違いなく両親や兄の支えがあり、感謝している。

帰省するといつも賑やかな笑い声が聞こえ、あったかいご飯があり家族の温もりを感じる、本当にありがとう

サッカーから多くを学び 今は心が満たされている

保育園の頃からはじめ、豊田スタジアムで見たJリーグの試合を見て夢を追っかけ出したあの頃から一回りも二回りも大きくなれた

買ってもらった闘莉王のユニフォームは今でも袖が通る
小さくなった4番をみて自分が大きくなったなと

羽田のラウンジでアルザス・リースリングを飲みながら鼻を啜る僕を心配そうな顔をして覗き込んできた夫人風な彼女の気持ちも少しは理解できる


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