【第1回】Perfumeの魅力を伝えたい。~Perfumeとテクノロジー(前編)~
記念すべき第一回のテーマは『Perfumeとテクノロジー』です。Perfumeといったら最先端のテクノロジーを駆使したライブ演出だと思う方も多いのではないかと思います。
真鍋大度氏率いるクリエイティブ集団Rhizomatiksが手掛けるテクノロジー演出とPerfumeによる身体表現が融合したパフォーマンスというのが、Perfumeの大きな魅力の一つなのです。
百聞は一見に如かず。動画をどんどん紹介していきます!読むのめんどくさい方は、見出しの最初にある動画だけでも見てみてください!!!
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世界3都市に分かれた Perfume がシンクロする。
東京、ニューヨーク、ロンドンの 3 都市に分かれた Perfume メンバーのパフォーマンスを最先端の通信テクノロジーでタイムラグ無く同期させた新映像体験コンテンツ。(上記動画概要欄から引用)
こういう企画です。まず、映像がめちゃくちゃおもしろい!生放送ですよ?
合成の演出も目を見張るものがあります。
5Gの「低遅延さ」つまり「同時さ」を多くの人に伝えるためのプロジェクトに選ばれたのが、シンクロしたダンスでお馴染みのPerfumeでした。
互いの姿が見えない中で、シンクロするのは至難の業。それをやってのけるわけです。
つまり、テクノロジーもすごいですが結局はPerfumeがすごいということを最初に言っておきたかったんです。メイキングも是非見てください。
メイキング
ライブ映像にリアルタイムでエフェクトかけまくる。
※動画にノイズが入っています。
毎年アメリカで行われている世界最大級の音楽フェス「Coachella」に出演し、16組のベストアクトに選ばれたPerfume(Rolling Stone, 2019)。そんな「Coachella」での2週目の公演の生中継からの映像です。
Perfumeの三人の周りに様々なエフェクトがかかったり、カメラをスイッチしてもシームレスに視点が移動したりしていますが、それらは全てリアルタイムで処理されています。
やってる場所もすごいですが、やってる事もすごい!さすがの Team Perfume です。大度さん頑張ってくれてありがとう!
Perfumeが空中に浮いているように見える。
再生しようとするとブロックされますが、YouTubeに飛べば見れます。そんなわけで、紅白2016の映像です。
【2020/12/30 追記】
上記のYouTube動画が非公開になっておりました。下記のリンクから『第67回紅白歌合戦 FLASH』を見つけていただき、そこをクリックしていただくと動画をご覧になれます。
この動画の概要欄を引用します。
With technologies including motion capture and 3D scanning combining to create a dynamic VR (Virtual Reality) environment, Perfume appears to float in mid-air during their performance of “FLASH”!
(モーションキャプチャーや3Dスキャニングといった技術を組み合わることでダイナミックVR(バーチャルリアリティ)環境を作り出し、『FLASH』のパフォーマンス中Perfumeが空中に浮いているように見えます![著者訳])
英語は得意じゃないので訳間違ってたらすみません。
このページを見る限り、軌道のエフェクトも含め後ろの映像はすべて事前に用意されたものっぽいので、それにピッタリ合うようにパフォーマンスをしないといけません。Perfume、圧巻です。
技術的なことを僕が解説するのもアレなため、動画を載せておきます。
こういうことらしい
架空のミュージアムでパフォーマンスする。
先日の9月21日に行われた『"P.O.P" (Perfume Online Present) Festival』で披露された『Perfume Imaginary Museum "Time Warp"』というタイトルのパフォーマンスです。
全編グリーンバックで合成しているようです。たぶん生で。僕の予想では一部(主に『Chrome』と『edge』という曲)を除いてリアルタイムで合成されているんじゃないか、と。おそらく。あくまで予想です。もうわかりません。誰か教えて。
どちらにせよ、コロナ禍における無観客ライブの中でも極めて挑戦的で革新的な演出であったことは、言うまでもありません!
アーカイブ期間終わってしまったので本編はもう見れないんです。是非円盤化してほしい!
レポート記事
さいごに
『Perfumeとテクノロジー』というテーマで、様々な動画を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?魅力が少しでも伝われば幸いです。
だいぶヘビーな note になってしまいましたが、懲りずに後編を書こうとおもっております。是非、そちらも読んでいだければと思います!
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