【板橋 聡】 2019.08.10 筑波8耐 2時間エンデューロ ソロ 5位
4:50起床、5:10出発。お盆の渋滞を避けるべく2時間分の余裕をもって家を出発したはずだったのに、お盆とは全く関係ない事故渋滞に巻き込まれてしまい2.5時間をロス。その影響で会場到着がスタート20分前。急いで自転車出して空気入れて自販機でジュースを補充して受付。ゼッケン貼って全速力で着替えスタート位置へ。用意する時間なくて補給食は無し。ここで計測チップを付け忘れている事に気付いてまた荷物までUターン。スタート2分前に最低限の体制を整えて号砲を待つ。この時点で既に疲労感。
5位 / 2:04'38 84.2km 1,394KJ 131TSS Ave.41.1km/h Ave.186w NP210w
今日はキクと2人。
個人的にこのレースを密かに狙っていて、その為にスプリントや平地巡行の練習を日々繰り返していた。なので先月からの連覇を狙うキクのサポート、とかではなく自分も表彰台に乗るためにキクを(良い意味で)利用するつもりで。スタートが独特とは聞いていたけど想像以上に独特。選手はコースの両端に整列させられ中央部分が開けている状態で、整列位置もゼッケンNo.によって場所が指定されているので前方へ行く余地は無く、強制的に全参加者のほぼ最後尾となってしまった。まあここまでは序章に過ぎず、一番辛いのはここからの20分だったのだけど。
(最後尾)→ 2時間 → 4時間 → 8時間 →(先頭)という並び順で全カテゴリが一斉にマスドスタート。つまり2時間組は最後尾から8時間の先頭に追いつく事が第一関門となり、ここで遅れたらレース自体が終わるというのっけから辛い環境。スタート直後からかっ飛ばして8時間の先頭集団を目指すが何百人が一斉に混走しているのでこれが中々大変で、ノーアップどころか少し前まで3時間超の道のりを座っていた身体には色々と酷過ぎる。3周目あたりで先頭集団に無事合流。キクも確認。
全体を通してレースは大きく活性化せず、風もそこそこ強かったので逃げも結構キツイかなという印象。同じ集団で走っている8時間・4時間チームの選手がピット入る前に必ずペースアップするので20分に1回くらいの頻度で集団が縦に伸び、その後は落ち着くの繰り返し。自分は集団前方から20番手以内を常にキープして走る。しかし今日は全体的に自分の走り方が良くなかった。不必要な無駄足を結構使ってしまっていたのは反省。
この時点で確認できる2時間カテゴリの選手は7名程。しかしその7名のうち誰が周回遅れで誰が同一周回なのかまでは分からない。走り方を見ていると自分とキク以外に3〜4名が同一周回っぽいかな?という程度の認識。4時間・8時間の選手の流れに乗って2時間カテゴリの選手が離れていきそうだったらチェックに入りつつ、4時間・8時間のみで構成された集団は基本的に容認。カテゴリ違いの自分は追わず各カテゴリの思惑に身を任せる。
そんなこんなでレースも残り40分。ここでボトルの飲み物が完全に無くなって死にかけ始める。午前中のレースとはいえ中々の暑さで残り40分持つのかが不安になりつつ、補給食も持てなかったので徐々に身体へダメージが蓄積。普段攣る事などほとんど無いのに計5回ほどふくらはぎを攣った。補給ってやっぱり大事だな。
あと20分の我慢、あと15分の我慢、あと10分の我慢、とカウントダウンしながら耐えていたけど徐々に意識がぼんやりし始め、残り6分で限界に達して集団からドロップ。残りはフラフラと2周を走ってレース終了。ただの準備不足という自己責任。レース後、地面に倒れながらどんだけ枯渇してたんだというペースでドリンクを3ℓ補充。生き返った。
同じカテゴリで走ったキクは先月の100kmレースに続いて見事に勝利。その瞬間を間近で見たかった、というか自分も表彰台に立つつもりだったんだけど。決して渋滞のせいでも無いしドリンク残ってたからといって順位は変わってなかっただろう。今日の走りではそもそもダメだったと思う。
このレースで一旦は休息期間。次のレースも未定なので沖縄前のトレーニング期に向けて準備しつつ、普段はやらない様なトレーニングを取り入れてみようと思っている。一緒にレースを走った方々、ありがとうございました。
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表彰式を終えて帰りは1.5時間でスムーズに帰宅。そのままキクと再合流して祝勝会を。15:30から飲んで帰宅が25時。最後は早朝から活動してた疲れが一気に出て死んだ様に眠っていた。
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