【板橋 聡】 2019.05.26 ツール・ド・宮古島 74km 順位不明
今年もやってきた宮古島。去年はARCC勢の巧みなレース運びにやられ見事にワンツーフィニッシュを持っていかれた。今年はそのリベンジに。昨年一緒にレースを走った元チャンピオン遠藤さんが今回はいないので、一人でどこまで戦えるかが課題。
順位不明 / 1:54'23 73.8km 1,282KJ 142TSS Ave.38.9km/h Ave.187w NP230w
※落車後からゴールまでのデータ含む
整列せずスタートは最後尾から。人数が多く予想以上に先頭までの距離があって序盤から無駄足を使ってしまう。5分後くらいにやっと先頭集団へ。ARCCの方々が声をかけてくれたりして談笑を交えながら景色を楽しむ。序盤から中盤は非常にまったり。細々とした逃げは出来るがわりとすぐに集団へ戻って来る。この日はスタートから半分は強い向かい風にさらされていて、一時は30km/hを下回るほど。
基本的に一部の人以外のローテが回らない。ARCC勢が集団をコントロールしてくれているが、その後ろでローテにも入らず中切れを作る人が多く非常に走りづらい。中盤区間でペースアップがあったものの大きなセレクションにはならず、この辺りからなるべく省エネに心掛け、残りの5km辺りで仕掛けてくるであろう勝負所に備える。ちなみに昨年に比べてゴールタイムが3分ほど早かったらしいのでそこまでゆっくりでは無かったのかも。
大きな集団のままラスト3km。ペースアップと同時にゴール前のポジション争いが始まり、自分は落車回避の為に多少足を使っても前目をキープし続ける。下り坂からの高速コーナーを曲がって残り1kmのストレート。スプリントで無類の強さを誇る白鳥さん含めたARCCトレインの後方で残り500m。この辺りで最後の6名に絞られてラストスプリントへ。
ここからゴールまではあまり覚えていない。最後の200mで2番手と3番手の選手が接触落車。自分は6番手。それを避けようと端に避けた際、沿道に乗り上げ車と電柱に激突して落車。前の選手も同じ様なラインでそのまま電柱に激突。そのまま起き上がれずに15分程経ってからゴールラインを超えた。自転車が無事だったのがせめてもの救い。
今年はレース中にトラブルがあったものの、去年も今年も宮古島の大会はスタッフが出来る限りの努力を尽くしてくれている良い大会だと感じる。こういったレース中のトラブルは運営側よりも選手側の影響が大きい訳で、決して運営責任などでは無いだろう。既にまた来年も出たいと思っているほど素晴らしい大会なので、また来年リベンジしに来よう。