【板橋 聡】2020.11.08 ツール・ド・ひたちなか 1時間エンデューロ 21位
一年ぶりのレース。
3:00起床、3:30出発。4:00にチームメイトのキクと待ち合わせて真っ暗な中を会場まで。約2時間、ほぼ開場時間となる6:00ジャストに到着。受付を済ませながら談笑&準備。同じレースにはキクと女子カテゴリのみずちゃさんが一緒。かなり久々なレースという事もあって変に緊張していた気がする。
今日はキクを勝たせる事が最大の目標。
注意するべきは大野くんとDaiさんの2人。この2人+キクが入った5名程の逃げが出来たら理想の展開で、最終的にキクの得意とする小集団のスプリントへ持ち込める可能性が高い。その場合自分は集団ステイでコントロール役。
逃げの人数が10名程と多い場合は、それが最終列車になる可能性高いので自分もそこへ乗っかる。もし逃げが決まらずに集団でのスプリントになるのであれば、自分はキクの発射台として規定の場所までリードアウトを。最終的にこのプランが上手く決まった。
21位 / 1:07:10 43.0km 821KJ 97TSS Ave.38.4km/h Ave.200w NP245w
180度Uターンからローリング解除。
1周目からキクが強めに踏んで逃げを作ろうとするが不発。みんな元気な序盤の逃げというのは非常に難しい。計10周のうち最初の4周回は、Daiさんや大野くんも逃げを試みていたがこちらも決まらず。短時間レースという事もあって逃げは中々容認されない。
5周に一旦落ち着いたが6〜7周目も同じ様に逃げは容認されず20名程の集団でレースが進んでいく。どこかで仕掛けてきそうな大野くんを観察しながら集団最後尾を自由に使ってフラフラ。今日の感じでは中途半端な位置にいるより最後尾の方がインターバル回避がしやすい。
レースも終盤。
残り2周なのか1周なのかが非常に微妙な状況。この周回を最終周として牽制が始まれば最終週になるし、牽制が無くこれまでのペースで走ればもう一周といったところ。結局大きなペースダウンは無く、59分40秒程で最終ラップへ。
ここまで来ると集団スプリント濃厚。よっぽど強く長いアタックでない限りは集団も張り付いていくので、数名での逃げも難しいだろう。3つあったプランの中で一番避けたかった展開だけど最後に仕事をすべく前方に上がる。
ロングストレート後の180度Uターンまでに前方へ。その位置をキープしながら残り1kmを切る橋の下りで集団2番手に出る。先頭の選手が強めに踏んでいるので自分はそこの後ろを陣取ってキクの位置を確認。ここまでは事前に話していた通り。
ラストの上りが待つ右コーナー、ここでキクを集団3番手以内で発射させるのが自分の役目。後ろにキクがいるのを細かく確認し、前の選手と進路を変えてあとは坂の手前まで出し切るのみ。スカスカの脚でなんとか6〜7倍を維持し、最終コーナーでキクを先頭で発射。
仕事を終えた後はゆっくりゴール。
発車したキクもきっちりゴールまで掛けて行き見事優勝。事前に話していたプランがきちんと形に出来た満足感と共にレースを終えた。
女子カテゴリではみずちゃさんも頭ひとつ抜けて優勝。そしてキングの部(O40)でもまこっちさんが優勝し、今日出走したチームメイトは自分以外が全員優勝という最高の結果となった。
久々のレースに不安もあったけど怪我なく追われたのが一番。そしてチームメイトの優勝に貢献できたのも良かった。一緒のレースを走った方々、今日はありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?