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年の瀬近くに発生する、仕事の投げ合い(小学校の休み時間が終了したら発生するアレ)

小学校時代を思い出してほしい。たった10分ほどの時間にも満たない休み時間であっても、ボールを片手に、学校の友達たちと走って校庭のグラウンドへ出ては、時間を忘れてボール遊びに興じたあの頃を。

思い出してほしい。休み時間が終了し、学校のチャイムが鳴ったら、教室へダッシュしながら、また新たなボールゲームが始まったことを。

いい年の大人になり、それなりの大きい組織で社会人を何年もやってると、仕事の流れというものが見えてくる。クリスマスが終わり、年の瀬が見えてくると、ある業務が発生する。

それは仕事の押し付け合いだ。

具体的には、メール本文に仕事の依頼を記載し、末尾に「よろしくお願いします。」と書けば、仕事と言う名のボールを相手に投擲(とうてき)するのだ。

この投擲により、仕事はオノレの手から離れ、相手が期間内までに業務を行わなくてはならないステータスとなる。そして、年の瀬に依頼される業務はどれも依頼者がもっと早く依頼していれば、とっくに終了してるようなのしか届かない。年末に近づいてからボールを投げてくるのは、仕事ができるビジネスパーソンでそう多くない。

そして、思い出してほしい。休み時間終了のチャイムが鳴り、外でボール遊びをしていたキッズ達は、ボールを片付けたくないからか、どんくさい奴にボールを投げ、当たった奴が最後にボールを片付けなくてはならなくなるあれを。

あれ、もしかして、年の瀬に仕事を押し付けられる自分は、ドンくさい奴なのか。。。。

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