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就活だけで終わらない。学びと挑戦を重ね、キャリアと社会を豊かにする──BaseMe Ambassador Community(BAC)誕生の裏側
「就活を超えたキャリア形成に挑戦したい」
「同世代の仲間とともに、自分の可能性を広げたい」ーー。
そんな学生の挑戦を支える場「BaseMe Ambassador Community(BAC)」が、アンバサダー1期生を公募します。BACは、Z世代キャリア支援プラットフォーム「BaseMe」を運営する株式会社アレスグッドによって生まれた、キャリア形成を支援するZ世代学生コミュニティです。
この対談では、BACの1期生公募にあたり、管轄するユーザーマーケティングチームのメンバーが、BACの立ち上げの想いや活動の魅力について語ります。
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BACとは?
ーー今日はBAC立ち上げへの想いやその魅力について深掘りしていきたいと思います!まず、そもそもBACとはどんなコミュニティなのか、簡単に教えてもらえますか?
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コミュニティマネージャー/BAC責任者。U-16サッカー日本代表キャプテンやトビタテ留学の経験を経て、新卒でLeveragesに入社。その後、山口県で探求塾の立ち上げを経験。昨年4月に参画したアレスグッドでは、カスタマーサクセス(CS)を経てBACの立ち上げに従事。
かっちゃん: BACは、就活を超えたキャリア形成を目指す学生のためのコミュニティです。多くの学生が「内定を取ること」にフォーカスしがちですが、本当に大事なのはその先のキャリアですよね。BACは、従来の就活コミュニティとは異なり、内定獲得をゴールとせず、社会で活躍し続けるZ世代がつながり、挑戦を相互に支える「コミュニティハブ」となることを目指しています。
ーー確かに、多くの学生が内定獲得をゴールにしてしまうことが多いですよね。でも実際には、その先に続くキャリアの方がはるかに長い。
かっちゃん: そうなんです。そもそも、現在の就活市場はかつてないほどの変化を迎えているんです。情報が溢れ、選択肢が広がる一方で、「本当に自分に合う企業を見つけることが難しい」と感じる学生も増えています。特に、従来の就活は「企業に合わせた正解を演じる」ことが求められがちで、個人の価値観や本質的なキャリア選択が置き去りになりやすい。
ーーたしかに、エントリーシートや面接の場では、「正解を言わなきゃ」と思ってしまうことってありますよね。
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事業統括。トビタテ留学やリクルートでのキャリアを経て、価値観を軸に人と仕事が出会える世界の実現に共感し、アレスグッドに2号社員として参画。
はんちゃん: そうなんです。そんな中で、BACの母体であるBaseMeは、価値観を軸に自分に合った企業と出会える「Z世代キャリア支援プラットフォーム」として活動してきました。「シューカツ」に違和感を感じ、もっと自分らしい選択を大事にしたいと考える学生に向けて、価値観に合う企業や人との出会いを提供してきたんです。
かっちゃん: ただ、それだけではまだ足りないとも感じました。情報は溢れ、選択肢も増えている一方で、「実際に行動し、挑戦できる機会が圧倒的に不足している」と、日々学生と向き合いながら強く思っていました。キャリアの話はどうしても「就活」に偏りがちで、内定獲得がゴールのように語られますよね。でも、本当に大切なのは、その先のキャリアをどう築いていくかではないでしょうか?
ーーつまり、就活の「その先」を考える場が必要だったと。
かっちゃん:はい。そこで、私たちは就活を超えたキャリア形成を支援する「BaseMe Ambassador Community(BAC)」を立ち上げました。BACでは、広報活動やイベント企画、コミュニティ運営を通じて、実践的な経験を積みながら、自らのキャリアを考えるだけでなく、新たな視点やアイデアを市場に発信し、価値を創造していく機会を提供しています。
ーーなるほど。ただの就活支援ではなく、実際に行動しながらキャリアを考えられる場ということですね。BACに参加することで、どんな変化が生まれるのでしょうか?
かっちゃん: BACの特徴は、オンラインだけのつながりではなく、顔の見える関係の中で互いに仲間と学び合い、挑戦を支え合うことです。単に就活情報を受け取るだけではなく、実際に行動し、経験を積みながら考えられる場があることで、より深い自己理解と成長が生まれると考えています。
ーー確かに、単なる就活情報の受け取りだけではなく、実際に行動しながら学べるのは大きな違いですね。
BACの目的・活動内容
ーーでは、BACの具体的な活動内容について教えてもらえますか?
かっちゃん: 大きく分けて、BACの活動は二つの軸で動いています。
一つ目は、「BaseMeを広げていく広報活動」です。これは、SNS発信やイベントの告知などを通じて、BACの存在をより多くの人に知ってもらうための取り組みですね。
二つ目は、「オフラインイベントの企画・運営」ですね。BACでは、メンバーが実際に集まってキャリアについて語り合ったり、社会人の方と対話する機会を作ることで、よりリアルな学びが得られるだけでなく、その運営側にも回ることで実践的なスキルが身に付きます。
ーーなるほど。オンラインとオフライン、両方の側面から活動しているんですね。
かっちゃん: そうですね。特にオフラインのイベントは、単なる就活イベントではなく、「キャリアを長期的に考える場」として機能しています。例えば企業コラボのイベントでは、普段の採用要素は少なく、キャリアについてフラットに話せる場を作っているんです。実は、企業説明は全体の1割くらいで、ほとんどの時間はフリートークなんですよ。
ーーえっ、そんなにフリートークが多いんですか?非常に特殊ですね!普通の採用イベントとは全然違いますね。
かっちゃん: そうなんです。企業の方と学生が対等に話せるような場を意識していて、参加者同士も自由に意見を交換できるんです。だからこそ、就活の枠を超えてキャリアについてリアルな話ができるのが魅力ですね。
ーーそれは面白いですね。キャリアについて考える機会はなかなかないので、そういう場があるのは貴重だと思います。
はんちゃん: さらに言うと、BACは、「情報を受け取る場」ではなく、「自ら行動し、学びを得る場」であることを大切にしています。実際、チームリーダーやコミュニティマネジメントに興味のあるメンバーは、オフィスに集まり、プランの状況共有やミーティングを実施することもあるんです。
ーーなるほど。イベントの参加者だけでなく、運営側としての視点も持てるんですね。
はんちゃん: そうですね。企画の進捗を話し合ったり、イベントをより良いものにするためのアイデアを出し合ったりする場としても機能しています。リーダーシップを発揮したり、組織を動かす経験ができるのもBACの魅力の一つですね。
BAC誕生までの経緯
ーー BACはいつ頃から構想があったのでしょうか?
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SNS運用/コンテンツ制作を担当。幼少期をシンガポールで過ごす。大学では社会課題の解決策としての政策提案を学ぶ一方、Web制作にも取り組む。
アミーゴ: 実は、BACの考え自体はアレスグッドが立ち上がった当初からあったんです。最初は、社会課題の解決を志す人のキャリアの変遷を記事にしたり、エシカル系の学生団体と小規模なイベントを開催したりしました。ただ、どれも単発で終わってしまい、継続的なつながりを作るのが難しかったんです。
ーーなるほど。イベントは実施できても、それが継続的なコミュニティにはなっていなかったと。
アミーゴ: そうなんです。そこで、「就活の枠組みを超えてキャリアを考える場」としてのコミュニティが必要だと考えました。でも、本格的に動き出したのは昨年の秋頃ですね。
ーー具体的にどのようにして本格的な形になったのですか?
はんちゃん: その頃、BACの立ち上げについてチーム内で議論する機会が増えて、「これを本気でやるなら、ちゃんとした体制を作らないといけない」と決意しました。そして昨年の10月、コミュニティとして本格的に動き出すことを決め、11月から具体的な運営を開始しました。
ーーつまり、最初はイベントを通じたキャリア支援から始まり、試行錯誤を経て「継続的にキャリアを考える場」としてのコミュニティへ進化していったということですね。
かっちゃん: そうですね。学生が長期的にキャリアを考え、お互いの挑戦を支え合う。それがBACの根本的な目的になっています。
参加者同士のつながりが生む価値
ーー参加者同士のつながりが生まれることで、どんな価値が生まれるのでしょうか?
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BACコミュニティサポーター。AIコーチングとSNSを融合させたプロダクト「FailNate」の代表を務めながら、アレスグッドではインターン生としてBACのコミュニティ運営を担当。
おっきー: まず、キャリアについて話せる仲間ができることが大きな価値です。今活動しているBACの0期生には多種多様なメンバーがいて、現役の就活生はもちろん、就活をやり直している人もいれば、すでに就活を終えた人もいます。また、BAC主催のイベントには高校生が参加することもあり、幅広い世代が交流できる場になっています。
ーーえっ!?高校生も参加しているんですか!?それはすごいですね!
おっきー: そうなんです。キャリアって、これから何十年も続くものじゃないですか。だから年齢で区切る必要はないと思うんですよね。いろんなバックグラウンドの人がいることで、多様な価値観に触れられるし、就活の「横一線」の枠組みを超えた学びが生まれるんです。
ーーなるほど。それぞれ違う立場の人と話せるからこそ、新しい視点が得られるんですね。
かっちゃん: まさにその通りです。さらに言うと、BACは「コミュニティハブ」としての役割を持っているんです。つまり、それぞれのコミュニティに所属している人が、さまざまな経験を積んで、その経験について共有したり、相談したりできる「つながりの拠点」になっています。
ーーコミュニティハブ...つながりの拠点…なるほど。それって、例えばどんな感じなんですか?
おっきー: たとえば、メンバーの中には学生団体やインターン、ビジコンなど、それぞれ違う環境で活動している人がいますよね。その人たちが、BACに戻ってきて、自分の経験を共有したり、言語化したり、振り返ったりすることで、新たな学びや次のステップを考えることができるんです。いわば、みんなが「それぞれのコミュニティの代弁者」となって知見を持ち寄る場なんですよ。
ーーなるほど、それぞれの場所で得たものをBACに持ち帰って、さらに深めるんですね。
かっちゃん: はい。そして、この「コミュニティハブ」があるからこそ、年齢や所属、コミュニティの違いを超えた多様性が生まれる。それがBACの大きな武器になっています。単なる就活支援ではなく、「さまざまな経験を持ち寄り、長期的なキャリア形成を支える場」として機能しているんですよ。
ーーだからこそ、BACは就活の枠を超えて価値があるんですね。
BACが目指す未来
ーーでは、BACが目指す未来について教えてください。今後、どのような形にしていきたいと考えていますか?
はんちゃん: BACは、まさに「火起こし」ができる場にしたいと思っています。
ーー火起こしというと?
はんちゃん: つまり、誰かが燃えていると、その熱量が周りに伝播していくような場です。BACに参加した人が、ただイベントに参加して終わるのではなく、自分が主催者となって何かを生み出していく。その熱が次の人に伝わり、さらに大きなうねりを生み出す。そんなコミュニティにしたいんです。
ーーまさに、個人の熱がコミュニティ全体に広がっていく仕組みですね。
BACが求める人材
ーーそんなBACには、どんな人に参加してほしいですか?
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BACコミュニティサポーター。学内交流を目的としたTaki Plaza GardenerやBusiness Contest KINGの広報局で活動し、現在はアレスグッドにて、インターン生としてBACのコミュニティ運営を担当。
だのん: 一言で言うと、「当事者意識を持っている人」です。自分のキャリアについて主体的に考え、動きたいと思っている人には、BACは最高の場だと思います。
ーー確かに、そういう人たちが集まると、互いに刺激を受けながら成長していけそうですね。
だのん: そうなんです。BACは、キャリアの方向性が決まっていなくても大丈夫です。「とりあえず動いてみたい」「自分の可能性を広げたい」という人も大歓迎ですね。
参加を迷っている人へのメッセージ
ーーでは最後に、BACに興味はあるけど参加を迷っている人に向けて、一言ずつメッセージをお願いします!
かっちゃん: 「考えるだけでなく、動いてみることが大事」 ですね。
学生って、頭の中で悩んでしまいがちで、「こうしたほうがいいかな」「でもこれもアリかも…」と二択で延々と考え込むことが多いと思うんです。でも、実際に一歩踏み出してみると、想像とは違う発見があったり、思いもしなかった選択肢が見えてきたりする。
だからこそ、「まず動いてみる」「実際にやってみる」 という経験が大事なんですよね。BACは、そんなふうに行動を起こすための受け皿でもあります。考えてばかりで迷っているなら、まずはここで一歩踏み出して、アウトプットしてみてほしいです!
アミーゴ: 「自分の興味関心は”今”飛び込んでみるべき」 ということをお伝えしたいです。
「今さら遅いんじゃないか」とか、「もうみんな進んでいるから…」って思うことってあると思うんです。でも、何かを始めるのに遅いなんてことはないんですよね。BACのような挑戦の場に少しでも気になった方は、ぜひ飛び込んで欲しいと思います。
はんちゃん: 「”ご縁”は人生最大の資産。迷ったらそれは”GO”のサイン」 ですかね。
社会人になってから垣根を繋がりを築き上げるのって意外と難しくて、学生時代の利害関係のない繋がりって本当に貴重だと思うんです。BaseMeは、大企業からスタートアップ、全国の学生、イノベーション施設など、あらゆるステークホルダーのハブとしての機能を持つからこそ、このコミュニティを通じて生まれる繋がりも無限大だと思います。ぜひ、将来の自分のためにも、仲間になってもらえたら嬉しいです。
BACには、いろんな人がいて、それぞれが自分のキャリアを模索しながら動いている。だからこそ、迷っている人こそこの場に来て、まずは話をしてみてほしい。後悔するのって、何もやらなかったときだと思うんですよ。だからこそ、まず一歩踏み出してみてほしいですね。
おっきー: 「BACは、自分が見つかる、自分を見つめる機会」 ですね。
BACには、就活を終えた人もいるし、これから就活を始める人もいる。そんな中でいろんな話をしていくと、自然と自分自身についても深く考えるようになるんですよね。迷っている人こそ、ここに入ってみることで、自分の可能性を広げるきっかけが見つかるはずです。
だのん: そうですね… 「運営に全力を尽くすから、ぜひ来てほしい」 ってことですね。
僕たちは本気でBACを運営していて、この場が価値あるものになるように全力を注いでいます。だからこそ、迷っているならまずは参加して、雰囲気を感じてみてほしいです!
ーーありがとうございます。 迷っている方も、ぜひ一歩踏み出してBACに参加してみてください!
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