主役を勝たせる #6
日曜日から土曜日までが短く感じる時は調子が良いと思い込んでる烈コーチです。
学童野球の指導では、学年が上がってからの方が簡単に出来るようになるのに、それっぽいからやらせてる事って実は結構あるんです。
今回はそんな話です。それでは#6よろしくお願いしまーす!
『野球っぽいでは上手くなれない』
わかりやすいところで、ビシッとする事なんて、中学生になれば簡単で、高校生になればもっと簡単に出来る事だと思うんです。
でも小学生にはビシッとする事が難しかったりするんです。
学年が上がって簡単に出来るようになることは、その時やればいいと思うんです。
野球の技術面で言ったらバントだったり、見逃しだったり、なんでもかんでも正面に入って両手で捕球する事だったりなんかがそれだと思います。
ちゃんとやれ!!
いいですねぇ。凄く便利な言葉ですねぇ。。
でも本当にちゃんとやらなきゃダメですか?
「 #ちゃんとやれ 」なんて曖昧な言葉を、人を指導する立場で使っていて本当にいいんですか?
そもそも、そんな言葉を子供達に浴びせるように吐き出している人は、ちゃんと #声掛けの勉強 をしていますか?
ちゃんとなんて強制しなくても、ちゃんとしたい子はちゃんとするし、その子の人生でちゃんとしないといけない時が来たらちゃんとすると思うんです。
だったらそのタイミングが、その子が #ちゃんとするタイミング なんだと思います。
#何回言わせるんだ ! ちゃんとやれ!!
最低です。
#同じ事を何回も言ったらダメなルール で指導をしているのでしょうか?
正面両手捕球
基本中の基本だと思っているのは大人だけじゃないですか?
僕はコレが1番簡単で、1番難しいと思っています。
野球の守備での第一の目的は #アウトを取る事 です。
これは当たり前の事なのに、なぜか忘れてしまうんです。それも指導者が!
それはなぜか?
「 #カッコつけを嫌う 」からですよね。
もしくは、 #自分が出来ない からではないですか?
そんな #恥ずかしい指導 はしたくないので、僕はとにかく #アウトを最優先 して状況に合わせたプレーをした時にしっかりと褒めます!
捕り方なんて、状況に合わせて自分で判断して、 #最適な選択 が出来るか どうかなので、その #幅を拡げてあげること ( #引出しを増やしてあげること )が指導者の役目です。
正面両手捕球より先にやるべきなのは、 #グラブのハンドリング 操作と、とにかく #グラブで捕る ことだと思っています。
導入時期に正面に入ろうとして、もし恐怖心が根強く付いてしまったら責任持って指導し続けられますか?
まずはボールから逃げる事から始めて、時間を掛けて丁寧に指導してあげる事が、 #1番の近道 になると僕は信じています。
逆シングル、シングルキャッチ
本当に難しいですか? #数をこなしていないだけ ではなくて?
正面のゴロ、正面キャッチと同じくらいの数を逆シングルでもシングルキャッチでも、練習してさえいれば、同じくらいの自信がついて同じくらいの守備成功率になると思います。
正面も、逆シングルも、シングルも、ファインプレーも指導者が #真剣に選手達と 向き合えば出来るようになります。
僕は選手達が上手くなれるようにゴロを転がしながら声を掛けて、選手達一人一人が上手くなれるノックを声を掛けながら打って、捕り方を導いてあげたいから何時間でも大声を張り上げてノックを打っているんです!
昔からのやり方、昔からの考え方、自分がやってきたこと、それは #全てが過去の事 で、全てが #過去の指導 です。
それって本当に真剣なのでしょうか。1番簡単な事をやっているだけじゃないですか?
選手達には真剣を押し付けて、指導者は真剣に野球と向き合わなくてもいいんですか?
#単純にサボり だと思います。
#僕はそれを変えたい のです。
野球っぽいが選手の成長を邪魔していると思います。