主役を勝たせる #7
梅雨が明けてからの連日の雨予報にも正式に命名した方が、国民のストレスが減ると思っている烈コーチです。
今回は元ヤクルトスワローズの宮本慎也さんが主催する #宮本慎也杯 についてです。それでは#7よろしくお願いしまーす!
『宮本慎也杯』
2016年から開催されている、東京都の学童軟式野球大会【宮本慎也杯】ですが、この大会には #面白いルール があるそうですが、その前にHPにもある、 #大会理念が素敵過ぎる ので抜粋させて頂きます。
『宮本慎也杯は、学童軟式野球を通じて子供達に野球の楽しさを教え、少年・少女の健全な育成を目指します。また、子供だけでなくすべての子育て家族の幸せを創造します。また野球以外の場面でも必要な協調性や社会性、マナーを身につけられるように積極的に働きかけ、子供達だけでなく、指導者や家族も含めた学びの場となる機会とします。』
宮本慎也さんはなんと『 #家族の幸せ 』までも考えて大会を運営されています。素敵です! #選手ファーストの向こう側 に観ていた景色です。
そんな【宮本慎也杯】の #特別ルール が、『 #バント禁止 』『投球制限』『 #宮本慎也賞 』です!
今回は僕なりにこのルールがどう家族の幸せに、指導者や家族も含めた学びの場になるのかを考えようと思います。
バント禁止
ご自身がプロで #通算408犠打 しているのにです!
#バントの大切さ を知って欲しい、 #チームの為に犠牲になることは正義 と教え込んでいる指導者の方も少なくないと思います。
それなのに物凄い数のバントをしてきた、野村監督にプロで活きて行く為の方向性として示されたバントを、宮本さん自身が禁止にしていることが凄いですよね。
これにはご自身の体験が大きく関係していると言います。そのきっかけが、息子さんの学童野球に関わっていた時に感じた『 バントばかりで #観ていて楽しくない野球 』だそうです。
そんな宮本慎也さんが思い描く学童野球は「 #全員思いっきりバットを振る ! 」です!
投球制限をしている大会が多くなった今の学童野球では、小柄な選手や打てない選手は #2ストライクまで見逃し であったり、 #初球全員見逃し であったり、 #振る事よりも振らない事 を一生懸命やっている印象です。
小1から始めた学童野球の最後の打席で思い切ってバットを振らせてもらえず、 #バントで終わってしまった ら。あるいは、それまで2ストライクからしか振らしてもらえなかった子が思い切って振ってこいと言われて #バットが出てこなかった ら。その1球でその子の学童野球は終わります。小学校で野球を辞める子は #その打席で野球人生が終わり ます。
僕は選手達を信頼して、任せてあげたいです。だからこそ、 #その為の練習 に時間を惜しみ無く使います!!何年も掛けてしつこくやり続けます。
バントが悪いとは言いません。ですが、 #サインだからバントする とかではなく、本人が納得した上での #最終手段 としておいて欲しいです。
まだまだ野球を始めたばかりの子達です! #バントの成功よりホームラン を目指しましょうよ!!!
投球制限
今では当たり前になっていますが、宮本慎也杯ではいち早く取り入れたそうです。
それでもまだアメリカや南米みたいな細かな投球のルールはないようです。
ピッチャーが投球制限いっぱいまで投げたからピッチャーとキャッチャーで交代!ってこれ投球制限の意味ありますか?
キャッチャーもかなりの球数投げてますよ!
キャッチャーの子にピッチャーをやらせたければ別日か、キャッチャーの子の投球数も意識して見てあげて欲しいです。
子供達が少しでも長く野球をする為です!本人も家族もケガでリタイアが1番悲しいです。。
宮本慎也賞
なんと #毎試合 、 #負けチームから選ばれる のが『宮本慎也賞』です!
最優秀選手賞みたいに、キャプテンがもらうとか、エースがもらうとか、チームの主軸となる子がもらうとか、活躍した選手がもらう訳ではなく。
#負けチームの頑張った子 がもらえる賞です!
試合中全力で走り続けた子だったり、1番声が出ていた子だったり、ランナーコーチ、バット引き、ボールボーイと選ばれる幅は凄く広いみたいです!
試合に出ていない子、それも負けチームの #試合に出ていない子にもスポットライト が当てられる、とても素晴らしいルールですね!
凄く魅力的な大会だと思います。
プロ野球選手が主催する大会は #独自のルール があると面白いですね!
選手も親も結局は #ワクワクする か、 #ワクワクしない かだと思います。
我が子がマウンドに上がった時、バッターボックスに入った時に、 #自信満々 で入れるように応援してあげてください。
選手達をいつでも #ワクワク させておける指導者になりたいです!!!
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