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【SV S22 最終508位 レート2002】卍解「音猫巨鮫ママングライ改メ」
普段はYoutubeでゆっくり実況を投稿したりランクマ配信をしたりしているおちあいとです。この度相棒のオンバーンと共に2度目のレート2000を達成しました。良かったら最後まで読んでね。
【構築】
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【結果】
TN:おちあいと 最終508位 レート2002
TN:アナベス 最終1021位 レート1937
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【構築経緯】
・数ある構築系統で最も得意+相棒オンバーンを無理なくパーティーに組み込める、オンバーンママングライのサイクルをレギュHでも採用。
・パオジアンの代わりの物理アタッカーとしてドラパルトやヒスイダイケンキなどを試したがどれもしっくりこなかったため、タイプ補完に優れSの速いはちまきマスカーニャを採用。
シーズン中盤までは以上4体にモロバレルやエルフーンなどを入れた完全なサイクル構築を使っていたが、ママングライをしっかり対策している相手に勝てなかったため、サイクル以外での勝ち筋を模索することにした。
・隙を見て竜舞や剣舞を積んでくるカイリューセグレガブに弱点を突かれず、電磁波やアンコールで無力化出来るふうせんデカヌチャンを採用。
・デカヌチャンで縛った相手を起点に剣舞を積めば全てを破壊出来るスケショ剣舞ガブリアスを採用。
以上でサイクル戦も積み展開も出来るハイブリットな構築が完成。
【個体紹介】
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オンバーン@こだわりメガネ
テラスタイプ:ノーマル
特性:おみとおし
おくびょう 161(4)ー×ー100ー149(252)ー100ー192(252↑)
・調整意図
漢のCSぶっぱ。マスカーニャと同速ゲーするために最速。
最高のポケモン。相棒枠。パオカミが消えたことでドラパルト以外の上を取れるようになり、おもちゃ枠からエース枠へと変貌を遂げた。最終日に覚醒し流星群は1度しか外さず、ばくおんぱは急所に当たりまくった。完全に主人公だった。
ほとんどの試合で初手に選出。特性おみとおしで相手のポケモンの情報を一方的に取りつつ、こちらの選出次第で柔軟に動きを変えていた。具体的にはサイクル選出時(ママングライ)は有利対面なら殴る、それ以外は丁寧に退く。積み展開選出時(デカヌガブ)も基本は数的有利を取りに行くが、ガブの起点に出来そうなポケモンや、パワーが高くやれることの多いポケモン(カイリューやガブリアス)にはすりかえで眼鏡を押し付ける動きをしていた。全てのブリジュラスがオンバーンを舐めてくるが、H振りぐらいなら眼鏡流星群で飛ばせるため1ターン目から大きなアドバンテージを取れることが多々あった。ドラパルトには基本勝てないためドラパルトが相手にいる場合は出さない…と言いたいところだがドラパの型判別が出来るため結局出していた。
技構成は火力の出るばくおんぱと流星群、舐めてくるサーフゴーを焼く火炎放射、ガブリアスの起点を作れるすりかえとした。エアスラッシュはコノヨザルぐらいにしか撃ちたくならないため不採用。
選出率はなんと74%で圧倒的1位。
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グライオン@どくどくだま
テラスタイプ:フェアリー
特性:ポイズンヒール
ようき 177(212)ー103ー166(44)ー×ー95ー147(252↑)
・調整意図
Hーポイヒ効率意識8n+1
Sー最速
Bー余り
オンバーンの次に好きなポケモン。DLCで入国してからは基本使い続けているが、このポケモンはヤバ過ぎるので次作は出禁にした方がいいのかもしれない…
イエニューラと受けループ、後はTOD以外の勝ち筋が無さそうな相手に選出。当初はママングライ主軸の完全サイクル構築だったため選出率も高かったが、デカヌガブの採用でコンセプトが変わったため終盤の選出率はかなり低めだった。アカツキガチグマも嵌められるHDベースの鋼テラス型と最速妖テラス型を使い分けていたが、カイリューセグレガブのスケショを無効にしつつ嵌められる妖テラス型の方がレギュHは使い勝手がいい気がする。
選出率は14%で第6位。
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マスカーニャ@こだわりハチマキ
テラスタイプ:悪
特性:へんげんじざい
いじっぱり 151ー178(252↑)ー90ー×ー91(4)ー175(252)
・調整意図
漢のASぶっぱ。火力を出すために意地A特化。
パオジアンの代わり。この枠を終盤までドラパルトかコジョンドに変えるか悩んでいたが、サーフゴーにテラスを強要出来る点が偉かったので結局マスカーニャにした。
基本はサイクルをする際に選出。ふいうちが偉いためHPミリでも残すことを意識した。へんげんじざいでタイプ一致となる鉢巻けたぐりが非常に強く、サザンドラやアカツキガチグマにテラスを切らせつつワンパンし、イージーウィンを量産してくれた。舐めてくるブリジュラスに大ダメージを与えられるのも大きかった。この技構成だとフェアリータイプになにも出来ないが、現環境のフェアリータイプはほとんどがはたきおとすorけたぐりが等倍で通り、アシレーヌは存在しないトリックフラワーをケアして勝手に引いてくれるので特に困る場面は無かった。悪テラス鉢巻はたきおとすの火力はパオジアンに近しいものを感じられたので良かったが、一度テラスを切るとへんげんじざいが発動しなくなることに注意。
選出率は49%で第4位。
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ママンボウ@とつげきチョッキ
テラスタイプ:フェアリー
特性:さいせいりょく
なまいき 246(44)-95-128(220)-60-105(244↑)ー76(最遅)
・調整意図
アカツキガチグマに投げやすくするためDに性格補正をかけた。具体的な耐久調整は無し。
最高のクッション。しかし自覚があまりなく、じゃれつくを兎に角外しまくった。そこまで撃つ場面が無いのに体感命中率5割。最終日も外して負けた。
サイクル戦をする際に選出。グライ同様当初は選出率が高かったが、デカヌガブ採用以降は選出率が右肩下がりだった。レギュH最強のカイリューブリジュラスに弱いのが辛く正直レギュHは微妙な気がするが、唯一無二の性能ではあるため刺さる試合では3タテすることもあった。オンバーンのおみとおしで相手の持ちものが分かる為、押せる場面ではミラーコートを積極的に押して数的有利を取りに行っていた。なお安易なミラコは即負けに繋がるので要注意。技構成はじゃれつくクイタンミラコまで確定で、後1枠はミリ残しを削れるアクアジェットとした。
選出率は36%で第5位。
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デカヌチャン@ふうせん
テラスタイプ:ひこう
特性:かたやぶり
わんぱく 191(244)-96(4)-141(252↑)ー×ー126(4)ー115(4)
・調整意図
乙女のほぼHB特化。最速アカツキガチグマ意識のS4振り。
構築の隠れMVP。オンバーンとの相性補完が神。起点作成の能力も神。ただし電磁波の命中率は終わっていたうえ相手が全然痺れなかった。こっちは麻痺りまくるのに不公平だと思う。
基本はオンバーンガブリアスと一緒に選出。カイリューセグレガブはふうせんを割る為に基本半減技を撃たざるを得ないため、アンコール→電磁波の順で撃つことにより半減技で縛りつつ相手の足を奪い、縛られたところでゴリ押せばいいと考える相手をがむしゃらで恐怖のどん底に叩き落す。ママングライにドヤ顔で出てくるカイリューをこのデカヌチャンでボロボロにすることで勝ちをもぎ取っていた。また相手のクッション枠(ママンボウ、アーマーガア、じきゅうりょくブリジュラスなど)にも非常に強く、こちらがやることありませんという顔をしているとデカヌチャンをちまちま削って倒そうとしてくるため、タイミングでがむしゃらを撃ってサイクルを崩壊させ勝っていた。電磁波はあくまでSを奪うために使いたいため、Sを上げる手段のないポケモンにはあまり撃たない方がいい。(無駄に麻痺られるとアンコがむしゃらのタイミングが難しくなる。)技構成上1度たりとも相手のポケモンを倒していないが、その貢献度は計り知れない。
選出率は69%で第2位。
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ガブリアス@いかさまダイス
テラスタイプ:炎
特性:さめはだ
ようき 183-182(252)-116(4)-×-105-169(252↑)
・調整意図
漢のASぶっぱ。Bに4振ると陽気ASマスカーニャの悪テラス鉢巻はたきおとすが確定耐えになる。
最強の鮫。構築の裏エース。レギュHで最も過小評価。個人的にはカイリューより強い。自覚も凄く、スケショは外れないうえ5発当たりまくった。1回ブリジュラスを急所で無理やりぶっ飛ばしてくれた。何度もピンチを救ってくれた英雄。
主にオンバーンデカヌチャンと共に選出。オンバーンのすりかえorデカヌチャンのアンコールで縛った相手を前に剣舞を積み、破壊する。この構築は一見アーマーガアが重いため当たると皆ウキウキで出してくるが、ガブの剣舞炎テラバでぶっ飛ばして全てのアーマーガアに勝利を収めた。対グライオンを考えると身代わりが欲しくなるが、妖テラ型だと普通に負けるので3ウエポンが無難だと思う。ブリジュラスにテラス択をしかけられようが基本炎テラバでいいのもよかった。
選出率は54%で第3位。
【選出】
・サイクル選出→ガブ以外の5体から3体。
基本はオンバーン+マスカーニャ+ママンボウ
オンバーンだけで貫けそうならマスカーニャとデカヌチャンを交代。倒し切れ無さそうならグライオンを選出。
・積み展開選出→オンバーン+デカヌチャン+ガブリアス
マスカーニャが刺さってたらオンバーンと交代。
2つの選出を相手の構築によって使い分ける。どっちを使うかはほぼフィーリングだが、終盤はガブが通りそうなら積み展開選出を積極的に選んでいた。
【重いポケモン・構築】
・ラウドボーン
ガブが止まり、グライで止まらないのでキツい。マスカーニャかガブでテラスを切らせてオンバーンのばくおんぱで無理やり処理するしかない。
・コノヨザル
オンバーンにエアスラが無いため誰も一撃で倒せない。何故か終盤減るポケモンだからなんとかなった。
・ドラパルト
オンバーンマスカーニャより速く、すりぬけでグライオンを貫通してくるためキツい。眼鏡型ならママンボウでグルグルしてどうにかなる。
・オオニューラ
運ゲされて負ける。オンバーンの火炎放射で焼いた時は気分が良かった。
・受けループ
対策してないので勝てない。最終日はオンバーンのばくおんぱが急所に当たって1度、デカヌチャンのがむしゃらが奇跡的にヘイラッシャに当たって1度勝ったが運が良かっただけ。
【感想】
前回レート2000達成した時もママングライのサイクルにアラブルタケの嵌めを組み合わせることで勝てたので、ママングライは+αを上手く見つけられることが出来るかで決まる気がする。構築の完成度には正直自信が無かったが、ポケモン達の自覚とマッチング運にも助けられた。後オンバーンを2年間続けた結果俺のオンバーンだけきずなへんげしてる気がする。最終日のオンバーンの活躍は異常だった。
レギュGはオンバーンを出せるような環境ではなかったため楽しくなく、後半2か月はほとんどプレイすらしてなかったが、レギュHはオンバーンを活躍させられる環境だったため、久しぶりにポケモン対戦がとても楽しかった。レギュHの4か月が終わったらまたレギュGに戻るらしいけどなんとかして阻止できないかな。
【最後に】
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。良かったらTwitterのフォローYouTubeのチャンネル登録よろしくお願いいたします。
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