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野球なんてなくても死にはしない。されど・・・
MLBでは日本人プレーヤーの評価が高まり、日本人の市場価値が大きく変わった。
吉田、千賀の契約には多くの人が驚く。
彼らの実力が、その契約内容に値しないと言っているのではなく、野球で億がポンポン飛び出すことに驚くわけだ。
誰かが言った、たかが野球(されど・・・)で。
30年近く前、格闘技がブームになってきた頃、
ある有名キックボクサーが
「野球なんて棒っきれ振り回してるだけで、何千万、何億ともらえる。
こっちは命賭けてやっているのに。
キックボクシングで肘がまともに当たれば頭割れるんですよ」
と事あるごとに憤慨していた。
ただの遊びだからだ。
(でも自分がやっていたサッカーについては言及しなかった)
これも、日本での黎明期の野球を文化と言えるほど根付かせた先人達の
それこそ命を賭けた努力の賜物といえる。
そして、それを発展させるべく各時代に登場したスターの系譜。
そして、そのおもしろさを伝えたマスコミによる相乗効果。
これによりただの球遊び、棒遊びで巨万の富を築くことができるようになった。
野球にだけ言えることではないが、この連鎖によりテレビを筆頭とした媒体の人へ与える影響は多大だということ。
野球選手にはインタビューその他で、通り一辺倒の返答や
おもしろくもないギャグをやって笑わせようとするのではなく、
その瞬間どうしてそのプレーを選択したのか、その場面で戦況からしてどんな心理戦があったのか、
読みは?ひらめきは?技術は?
こういったことをプロならではの目線で伝えてほしい。
芸能、スポーツなんて、なくても生きられる。
でも、自分にはないその能力に人が感動したとき、遊びといえどそこへ巨額のマネーが流れ込むのだから。