
⚾️球速を上げるポイント①
球のスピードを上げたい。
投手をしている人なら誰もが願うことなんではないでしょうか。
「球速を上げたいがどこを直せばいいのか分からない😭」
今回から球速を上げる為のポイントを一つづつ解説していきたいと思います。
まず、球速を上げる為には腕のしなりが重要になってきます。
なぜ腕のしなりが大事なのか。
仮にボールを投げた時に腕のしなりがない場合は、ボールに力を加える距離が短くなる為、当然力も小さくなります。
ところが腕のしなりを存分に使える場合はボールに力を加える時間が長くなり、比例して力も大きくなります。
投手をされている方でこういうアドバイスをしてもらったことはないでしょうか?
「弓矢の矢を引いて放つイメージで投げなさい」
私は中学の頃にこういうアドバイスをもらったのを覚えています。
正直、初めは「何言ってんだ?」と思っていましたが後々その感覚がわかりました。
弓矢の矢を軽く引いてもあまり飛びませんよね。
しかし、思いっきり引いて飛ばすと遠くまで飛んでいきます。
そんな感覚です(笑)
中でも腕全体の「内旋」という動きが最も球速に貢献することが解剖学的にわかっています。
しかし、この内旋を生み出すには外旋を大きくする必要があります。
この外旋をする鍵を握っているのが「肘の位置」なんです。
肘の位置は、両肩の高さあたりが目安になり、肩関節を安定して動かせる位置です。
さらに、腕のしなりや、両胸の張り、肩甲骨の動きといった腕の動作の範囲を大きくできる位置にもなります。
ということは
肘が肩の高さまで上がっていない場合は腕の動作範囲が小さくなってしまい、その結果球速が上がらないということにもなります。
動画で撮影して自分のフォームは肘が下がっていないか観察してみよう!
次は、下半身と腰の回転についてです。
140キロを投げる投手
110キロを投げる投手
探せばたくさんの違いがあると思いますが特に顕著に現れやすいのが捻り(ひねり)です。
140キロを投げる投手の上半身はなかなか正面を向かず、捻られた状態を維持しています。
しかし、110キロを投げる投手は元から捻りが弱い上、すぐに捻りが解放されます。
この捻りを作り出すのも、維持をするのも下半身の役割です。
体の正面に壁があるというイメージが一番近いでしょうか。
フォームを正面から撮り身体の左の側面の開きが早くないか確認してみよう!
速い球を投げるポイントは人によって違ってきます。
この2点ができている人もいればそうじゃない人もいることでしょう。
焦らずに一つづつフォームを確認していきましょう。
自分で見てもよく分からないという方は
私のTwitterでDMなどで動画を送っていただくとフォームもチェックさせていただきます!
よかったらぜひ!
最後まで閲覧いただきありがとうございます!
寒さにも、コロナにも負けず!張り切っていきましょう!!!